« 歯周病による骨破壊を抑制する 新たなメカニズムを解明しました | トップページ | 低温プラズマ 先端医療への新展開 »

2016年7月31日 (日)

植物のDNA合成をリアルタイムで観察できるPCNA法の開発

平成28年7月15日
東京理科大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 東京理科大学 理工学部応用生物科学科
松永 幸大 教授の研究グループは、
植物のDNA合成を生きたまま解析する
PCNA法の開発に成功しました。
 
 植物の組織や器官はDNAを合成する
ことで、細胞分裂による細胞数の増加や
細胞サイズの増大をもたらし、
バイオマス(生物資源の量)を
増やします。
 
 そのため、DNA合成の検出は、
植物バイオマス制御研究において
重要な解析手法の一つとなっています。
 
 しかし、従来のDNA合成の検出方法は、
植物を採取して死んだ細胞を解析する
ため、リアルタイムで植物のDNA合成を
追跡することはできませんでした。
 
 今回、本研究グループは、
モデル植物であるシロイヌナズナを用いて、
生きた植物のDNA合成を検出する
PCNA法を開発しました。
 
 PCNA(増殖細胞核抗原)に
蛍光タンパク質を連結させ植物体内に
発現させることで、DNAを合成している
細胞を判別することに成功しました。
 
 その結果、植物を採取することなく、
DNA合成を検出することが可能になり、
DNA合成にかかる時間や
起こるタイミングを知ることができる
ようになりました。
 
 本成果により、農薬や化学物質の
植物への影響評価、
植物のバイオマス増大プロセスの
制御メカニズムの解明など、
農作物研究に大きく貢献することが
期待されます。
 
 本研究成果は平成28年7月15日号の
Nature Publishingの
科学雑誌
Scientific Reports
(サイエンティフィック・レポーツ誌)に
掲載されます。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 
 
>本研究成果により、植物のDNA合成を
>生きたまま解析することができるように
>なりました。
 
>本法に用いたPCNAは植物に広く
>保存されているタンパク質であるため、
>今後、有用作物のDNA合成の検出にも
>応用可能であると考えられます。
 
>本成果により、従来法で解析することが
>困難であった、植物バイオマス増大過程
>におけるDNA合成のタイミングや
>場所が明らかになると考えられます。
>また、農薬や化学物質の植物への
>影響評価にも貢献することが
>期待されます。
 
 期待します。

|

« 歯周病による骨破壊を抑制する 新たなメカニズムを解明しました | トップページ | 低温プラズマ 先端医療への新展開 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/63991443

この記事へのトラックバック一覧です: 植物のDNA合成をリアルタイムで観察できるPCNA法の開発:

« 歯周病による骨破壊を抑制する 新たなメカニズムを解明しました | トップページ | 低温プラズマ 先端医療への新展開 »