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2016年7月 1日 (金)

アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える

2016年6月17日
アルマ望遠鏡プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪産業大学の井上昭雄准教授、
東京大学の田村陽一助教、
国立天文台の松尾宏准教授をはじめとする
研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、
131億光年かなたの銀河に電離した
酸素ガスがあることを初めて突き止め
ました。
 
 これは、観測史上最遠方の酸素の発見
です。
 
 酸素ガスは多数の若くて巨大な星
によって電離されていると考えられ、
いまだ謎に包まれている「宇宙再電離」を
探る重要な手がかりになります。
 
 今回アルマ望遠鏡で「宇宙再電離」期の
酸素を検出できることが実証されたことで、
この謎の解明にアルマ望遠鏡が大きな役割
を果たすことが期待されます。
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 「重元素」(私たちにも身近な酸素や
炭素等)の量は、星形成の歴史を反映して
いるのです。
 
 
>ビッグバン当初の宇宙は非常に高温
>だったため、陽子と電子がバラバラに
>飛び交う「電離状態」にありました。
 
>宇宙が膨張してくると次第に温度は
>下がり、ビッグバンから約40万年後
>には電離状態を脱し、陽子と電子が
>結合して水素原子が生まれました。
 
>さらに数億年が経過するうちに
>宇宙の中では天体が誕生し、
>そこから放たれる強烈な光によって
>宇宙に満ちる水素は再び電離されて
>いったと考えられています。
 
>これが「宇宙再電離」です。
 
>「宇宙再電離」は宇宙全体の物質の
>状態が一変した一大イベントですが、
>どんな天体が再電離を引き起こしたのか
>具体的には明らかになっておらず、
>宇宙初期に残された大きなミステリー
>となっています。
 
 ミステリーの解明が科学の醍醐味です。

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