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2016年7月 6日 (水)

マウス iPS細胞・ES細胞から機能する神経線維(軸索)をもつ視神経細胞の作製に世界で初めて成功

2016/6/28
国立成育医療研究センタープレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本プレスリリースのポイント
 
・眼から脳へ視覚情報を伝達する視神経は、
 網膜に細胞体(網膜神経節細胞)があり、
 そこから長い神経線維(軸索)が伸びて、
 視神経管を通って脳に達する。
 これまでにヒトの視神経細胞を純粋に
 培養することはできず、
 動物から単離培養しても、神経線維
 (軸索)を温存することは不可能でした。
 当研究チームは、昨年、ヒトiPS細胞
 から、培養皿の中で視神経細胞
 (網膜神経節細胞)を作製することに、
 世界で初めて成功しました。
 
・今回、マウスのES細胞および
 iPS細胞からも同様に、視神経細胞
 (網膜神経節細胞)を作製することに
 世界で初めて成功しました。
 これにより、この視神経細胞の作製法が
 動物種や多能性幹細胞の種類を超えて、
 普遍的な技術であることが
 確認されました。
 
・これまでに多くの疾患モデルマウスが
 樹立され、
 殊にノックアウト・ノックインによる
 遺伝子改変マウスが作製されてきました。
 これらの研究では、疾患モデルマウスの
 生体を用いて行われてきましたが、
 視神経細胞のような中枢神経を採取して、
 培養皿で細胞の研究することは
 できませんでした。
 疾患モデルマウスの細胞から
 iPS細胞を作製し視神経細胞に
 分化させることによって、
 培養皿の中で研究を行うことが
 可能となり、新たな医療研究を
 展開する可能性が大きく開けました。
 
 
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 国立成育医療研究センター 病院
眼科医長・研究所 視覚科学研究室長の
東 範行の研究チームは、
昨年にヒトiPS 細胞から、機能する
神経線維(軸索)をもつ視神経細胞
(網膜神経節細胞)を作製することに、
世界で初めて成功しました。
 
 これにより、重篤な視覚障害を起こす
視神経疾患の原因や病態の解明、
診断・治療の研究に大きな道が開けました。
 
 これに引き続き、今回はマウスの
ES細胞およびiPS細胞から、
ヒトiPS細胞と同様の視神経細胞
(網膜神経節細胞)を作製することに
成功しました。
 
 これにより、さらに 幅広く視神経疾患
の研究を展開することが可能となりました
---------------------------------------
 
 素晴らしい成果です。
 
 
>この細胞作製技術によって、我々は
>初めて、機能がある神経線維(軸索)
>をもつ視神経の培養細胞を手に入れる
>ことができるようになりました。
 それだけでなく、
 
>多くの研究がまずマウスを用いて
>行われていることを考えれば、
>マウスの細胞から視神経細胞
>(網膜神経節細胞)を作製して
>培養皿(in vitro)で研究することが
>可能になった意義は非常に大きいと
>考えます。
 画期的です。
 
 
>今回の技術により、疾患モデルマウス
>患者由来(皮膚や血液)細胞を
>iPS細胞化し、そこからこの成熟し、
>長い神経線維(軸索)をもつ視神経細胞
>(網膜神経節細胞)を作製すれば、
>疾患iPS細胞になります。
 
>これを解析すれば、疾患の原因や
>発生過程、病態の分子メカニズムを
>解明することができます。
 
>ここから、新たな診断技術が
>開発されることでしょう。
>これまでに作られてきた
>疾患モデルマウスの研究方法に、
>新たに大きな可能性が開けたこと
>になります
 
>治療の研究にも大きく貢献するでしょう。
>さまざまな治療薬の効果を、
>時間や濃度など条件を変えて検討する
>ことができます。
>神経線維(軸索)が障害され死滅する
>ことを予防、抑制する神経保護薬、
>あるいは神経線維(軸索)の
>再生・可塑性を促す神経再生薬の開発
>など、視神経疾患を治療するための
>創薬にもつながります。
 大いに期待したい。
 
>このように、さまざまな視神経疾患
>ごとに病態解明・治療の研究を
>行うことができますが、
>なかでも国民の失明原因の第1位
>である緑内障の病態解明、治療に
>大きく貢献することが期待されます。
 
 根治治療法が無い現状ですし、且つ
私も緑内障患者ですから、すごく期待
しています。とは言いながら私には
間に合わないとは思いますが、
 
 とにかく素晴らしい成果だと
思いますので、
臨床の場に繋がればと、
切に願います。

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