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2016年6月18日 (土)

ナチュラルキラーT(NKT)細胞の インターフェロンγ産生機構の解明に成功

2016/5/31
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・ナチュラルキラーT(NKT)細胞の
 インターフェロンγ産生機構の解明に
 成功。
 
・腫瘍免疫療法における応用に期待。
 
・自己免疫疾患の病態解明に期待。
 
 
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研究成果の概要
 
(背景)
 
 自然免疫 1を司る細胞の一つである
 ナチュラルキラーT 細胞 2は,
 様々なサイトカイン 3を放出して,
 その他の免疫担当細胞を活性化すること
 で,初期免疫応答において重要な役割を
 果たしています。
 
 中でも,ナチュラルキラーT 細胞の
 産生するインターフェロンγという
 サイトカインは,感染応答,腫瘍免疫,
 自己免疫において重要な働きを担う
 とされていますが,
 ナチュラルキラーT 細胞がどのような
 機構でインターフェロンγを産生して
 いるのかについては明らかと
 なっていませんでした。
 
(研究手法)
 
 データベースを用いて,
 ナチュラルキラーT 細胞における
 インターフェロンγ産生に関与する
 分子を抽出し,
 Basic-helix-loop-helix family e40
 (Bhlhe40)という分子が関与する
 可能性を見出しました。
 
 さらにその分子の
 ナチュラルキラーT 細胞における
 インターフェロンγ産生への関与を,
 Bhlhe40 を欠損させたマウスを用いて
 解析しました。
 
(研究成果)
 
 Bhlhe40 は,T-bet と呼ばれる転写因子
4と結合し,クロマチン構造 5を
変化させることで,インターフェロンγの
産生を助けることが分かりました。
 
(今後への期待)
 
 ナチュラルキラーT 細胞の産生する
インターフェロンγは,腫瘍排除及び
I 型糖尿病などの自己免疫疾患の
発症において,重要な役割を果たすと
言われています。
 
 当該研究においてナチュラルキラー
T 細胞のインターフェロンγの
産生機構が明らかとなったことで,
より有用な新しい腫瘍免疫療法の開発や,
自己免疫疾患の病態解明に役立つ可能性が
あると考えられます。
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 素晴らしい成果だと思います。
 
 
>当該研究においてナチュラルキラー
>T 細胞のインターフェロンγの
>産生機構が明らかとなったことで,
>より有用な新しい腫瘍免疫療法の
>開発や,自己免疫疾患の病態解明に
>役立つ可能性があると考えられます。
 
 
 免疫に関する研究は人にとって非常に
重要な位置を占めるものだと思って
います。今後の展開に期待したい。

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