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2016年6月 6日 (月)

肺高血圧症の新規治療標的を同定 ‐既存の糖尿病治療薬に意外な作用‐

2016年5月31日東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院医学系研究科
循環器内科学分野の下川 宏明教授の
研究グループは、国の指定難病で
依然として致死的疾患である肺高血圧症
において、血管内皮細胞の酵素の一つ
であるAMP活性化プロテインキナーゼ
(AMPK)がその発症を抑制していることを
世界で初めて明らかにしました。
 
 これまで、肺高血圧症患者の血中には
各種の炎症性サイトカインが高濃度に
存在し、長期的な生命予後と相関すること
が知られていましたが、肺動脈への
直接的な作用や肺高血圧症悪化との
因果関係は明らかではありませんでした。
 
 本研究は、患者由来の血清が
肺動脈血管内皮のAMPKを直接抑制すること
で内皮機能低下させること、
さらに肺動脈血管平滑筋細胞の増殖を
促進し、結果として肺動脈の肥厚と
肺高血圧症発症を促進することを
明らかにしました。
 
 さらに、糖尿病治療薬の一つである
メトホルミンが肺動脈血管内皮の
AMPKを活性化し、マウスにおいて
顕著な肺高血圧治療効果を有するという
重要な新規の知見を世界で初めて
明らかにしました。
 
 メトホルミンは、現在、糖尿病の診療
において一般的に投与されている薬剤
であり、同薬剤が肺高血圧症の治療にも
有用である可能性が期待されます。
 
 本研究成果は、米国心臓協会
(American Heart Association, AHA)の
学会誌である Circulation Research 誌
(電子版)に5月23日
(米国東部時間、日本時間5月24日)に
掲載されました。
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>現在、糖尿病の診療において一般的に
>投与されている薬剤メトホルミンが
>肺動脈血管内皮のAMPKを活性化し、
>マウスにおいて顕著な肺高血圧治療効果
>を有するという重要な新規の知見を
>世界で初めて明らかにしました。
 
 素晴らしいですね。
 
 すみやかに当該治療薬としても承認して
頂きたい。

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