医薬品をより安価に提供可能へ 超効率的に医薬品を合成する方法を確立
2016年5月13日 日本の研究.com
大阪大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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本研究成果のポイント
・ロジウム金属※1を使った医薬品に
含まれる基本骨格の効率的な合成に成功
・水素ガスを活性化させることで廃棄物の
出ないクリーンな反応を達成
・医薬品の安価な合成や新薬開発
のみならず液晶をはじめとする
機能性材料への応用にも期待
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概要
大阪大学大学院基礎工学研究科の
真島和志教授らのグループは、
医薬品や機能性材料などの重要な基本骨格
である光学活性な有機化合物※2の合成を
達成しました。
この反応は、クリーンな資源である
水素が炭素ー炭素二重結合※3 に付加して
不斉炭素を形成する反応であり
(不斉水素化反応※4 )、廃棄物の副生を
伴わないアトムエコノミーな反応※5
として注目されています。
本研究では新たな触媒を開発し、
この触媒を用いることで従来では制御が
困難とされてきた化合物の
不斉水素化反応を達成しました。
この研究成果により、従来では
合成できなかった医薬品などへの
化学的手法による応用が可能となり、
工業的な医薬品合成手法を一変させる
だけでなく、液晶をはじめとする
機能性材料への応用も期待されます。
なお、本研究成果は、
Wiley-VCH社が発行する学術論文雑誌の
Angewandte Chemie, International
Editionの速報版としてジャーナルHPに
発表(2016年4月19日に公開)されました。
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素晴らしい成果だと思います。
>このような不斉炭素を合成する
>ことは、医薬品や機能性材料などの
>有機化合物を合成する反応として
>大変重要であり、過去数十年に
>わたって研究が活発に行われて
>きました。
その一つの成果ということですね。
>この研究成果により、従来では
>合成できなかった医薬品などへの
>化学的手法による応用が可能となり、
>工業的な医薬品合成手法を一変させる
>だけでなく、液晶をはじめとする
>機能性材料への応用も期待されます。
大いに期待しています。
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