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2016年6月 4日 (土)

機能性ポリマーの新しい合成法を開発-副生成物を出さない高効率的な合成が可能に-

2016年5月20日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)環境資源科学
研究センター先進機能触媒研究グループの
侯召民グループディレクター、
西浦正芳専任研究員、
侯有機金属化学研究室の
石暁超特別研究員らの研究チームは、
希土類[1]触媒を用いて、
ジメトキシベンゼン[2]とジエン化合物
から、副生成物を一切出さずに、
ジメトキシベンゼンとさまざまな
炭化水素骨格が交互に連結した
新しい「交互共重合体[3]」を
合成する手法を開発しました。
 
 性質の異なる複数のモノマーが
交互につながっている交互共重合体は、
特異な機能を発揮できる
重要な機能性ポリマーとして
さまざまな分野で応用されています。
 
 現在、これらのポリマーは
主に重縮合反応[4]によって合成されて
います。
 
 しかし、重縮合反応では
事前にハロゲンやホウ素など反応性の高い
官能基を持つ原料が必要であり、
また、原料と同量の副生成物を生じる
という問題がありました。
 
 一方、ジアルコキシベンゼンを持つ
ポリマーは、スマートフォンや
ノートパソコンなどで使われる
「リチウムイオン電池[5]」の
過充電防止機能を発揮することが
期待されていますが、
これらを合成するためには
複雑な多段階反応を用いる必要が
あります。
 
 そのため、ジアルコキシベンゼン
を持つポリマーを効率的に合成する
手法の開発が求められていました。
 
 研究チームはこれまで、希土類触媒を
用いた有機合成やポリマー合成反応
について研究を進めてきました。
 
 今回、希土類触媒を用いて
ジアルコキシベンゼンの1種である、
ジメトキシベンゼンとジエン化合物を
反応させることにより、
副生成物を一切出さずに、
ジメトキシベンゼンとさまざまな
炭化水素骨格が交互に連結した
新しい共重合体を合成することに
成功しました。
 
 今後、この手法を用いることで、
リチウムイオン電池の過充電防止機能を
発揮するさまざまなポリマーの合成が
期待できます。
 
 本研究は、米国化学会(ACS)誌
『Journal of the American Chemical
 Society』のオンライン版(5月5日)に
掲載されました。
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>希土類[1]触媒を用いて、
>ジメトキシベンゼン[2]とジエン化合物
>から、副生成物を一切出さずに、
>ジメトキシベンゼンとさまざまな
>炭化水素骨格が交互に連結した
>新しい「交互共重合体[3]」を
>合成する手法を開発しました。
 良さそうですね。
 
 
>この交互共重合体には、
>2位、5位がアルキル化された
>ジメトキシベンゼンユニットが
>含まれており、
>新しいリチウムイオン電池の
>過充電防止剤の開発への展開が
>期待できます。
 
 期待しましょう。

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