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2016年6月 2日 (木)

アミロイドペプチドの凝集を阻害する生体反応を発見-酸化ストレス疾患を治療する創薬研究に大きな手掛かり-

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 最近、「活性酸素」という言葉を
よく耳にするようになりました。
 
 これは酸素分子が生体内で活性化し、
強い酸化力を持つようになった酸素のこと
です。
 
 活性酸素は、殺菌作用が強く
体に入った細菌などを駆除したり、
酵素の働きを促進したりします。
 
 その一方で、増えすぎると強い酸化力
のために、かえって生体にダメージを
与えてしまいます。
 
 この状態を「酸化ストレス」と呼びます。
 
 アルツハイマー病やがん、脳梗塞、
慢性疾患などは、酸化ストレスが原因で
起きるといわれています。
 
 酸化ストレス疾患の患者の体内では、
「アクロレイン」という不飽和アルデヒド
の中で最も小さいサイズの有機物が過剰に
発生します。
 
 アクロレインは他の分子との
反応性が高いため、細胞に対して
毒性を持っています。
 
 そのため、アクロレインが酸化ストレス
をさらに進行させることになります。
 
 また、アルツハイマー病の患者では、
ポリアミン(タンパク質合成や細胞分裂に
関与する因子)の濃度が高くなっています。
 
 そこで理化学研究所の研究者を
中心とする共同研究グループは、
アクロレイン、ポリアミン、
アルツハイマー病との関連性について
調べることにしました。
 
 すると、アクロレインがポリアミンと
生体内に存在する濃度で速やかに反応し、
新しい生理活性物質の8員環化合物が
効率良く生成されることを発見しました。
 
 この反応は、最初に生成する2分子の
共役イミンが[4+4]環化反応
(4原子と4原子が結合する過程)を経て
進行した結果です。
 
 さらにこの8員環化合物は、
アルツハイマー病発症の原因の1つだと
考えられているアミロイドペプチド
(アミロイドβタンパク質から、
 セクレターゼという酵素によって
 切り出されるペプチド断片)の凝集を
著しく抑え、アミロイドペプチドの
細胞毒性を中和していることが
分かりました。
 
 つまり、これらの結果は細胞が
酸化ストレス下でアクロレインを発生し、
ポリアミンなどの生体内アミンとの間で
8員環化合物を形成することで、
細胞機能を制御している可能性を
示しています。
 
 この成果は今後、酸化ストレス疾患の
発症メカニズムの究明や治療法の開発に
貢献すると期待できます。
 
 
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 酸化ストレス疾患の患者の体内で
起こっていることを調べた結果の
ようです。
 
 
>つまり、これらの結果は細胞が
>酸化ストレス下でアクロレインを
>発生し、ポリアミンなどの
>生体内アミンとの間で8員環化合物を
>形成することで、細胞機能を
>制御している可能性を示しています。
 
>この成果は今後、酸化ストレス疾患の
>発症メカニズムの究明や治療法の開発に
>貢献すると期待できます。
 とのことです。
 
 酸化ストレス疾患の治療法の開発に
繋がると良いですね。

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