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2016年5月 8日 (日)

世界初!全く新しい種類の細胞核の目印を発見 代謝や循環器などの疾患等の発症・進展のメカニズムの解明に期待

2016-05-06 日本の研究.com
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 大阪大学大学院医学系研究科内科学講座
(腎臓内科学) 猪阪善隆 教授、
同先端移植基盤医療学寄附講座 高原史郎
寄附講座教授、貝森淳哉 寄附講座准教授、
同蛋白質研究所 高尾敏文 教授、
東京工業大学大学院生命理工学研究科
木村宏 教授、
九州大学生体防御医学研究所
大川恭之 教授らの研究グループは、
これまで動物細胞では間接的にしか
存在が示されていなかった細胞核の目印
である蛋白質:ヒストン修飾H4K20acの
存在を、質量分析を用いて証明しました。
 
 また、H4K20acに対する抗体を作成し、
クロマチン免疫沈降法※3と
次世代シークエンサー※4、
スーパーコンピューターを用いた解析で、
今まで知られていたアセチル化は、
発現頻度の高い遺伝子の
プロモーター部位※5に集積する
のに対して、H4K20acは発現頻度の低い
遺伝子のプロモーター部位に集積する
ことを見出し、H4K20acが、
全く新しい種類のヒストン修飾である
ことを発見しました。
 
 近年、様々な病気の発症・進展に
遺伝子配列以外の遺伝子発現の
制御・伝達システムである
エピジェネティック※6な因子が
深く関与することが知られるように
なってきました。
 
 遺伝子DNAが巻きついている
クロマチンの構成要素である
ヒストンには、エピジェネティックな
因子として、蛋白質自身の働きを
変化させる様々な翻訳後修飾※7が
なされることが知られており、
この修飾の種類が遺伝子発現に
影響を与えることがわかっています。
 
 本研究で発見された全く新しい種類の
ヒストン修飾H4K20acを用いて、
糖尿病をはじめとする代謝疾患、
心肥大をはじめとする循環器疾患、
腎疾患、癌などの様々な疾患の
発症・進展のメカニズムの解明が
期待されます。
 
 本研究成果は、英国時間4月11日(月)
午前10時に英国科学雑誌
「Scientific Reports」オンライン版で
公開されました。
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 本研究で発見された全く新しい種類の
ヒストン修飾H4K20acがどの程度
糖尿病をはじめとする代謝疾患、
心肥大をはじめとする循環器疾患、
腎疾患、癌などの様々な疾患の
発症・進展のメカニズムに関わって
いるのでしょうか?
 
 興味深いです。
 
>ヒストン修飾をはじめとする
>エピジェネティックな因子は、
>様々な疾患の発症・進展に関係する
>ことが、疫学研究から明らかに
>なっている。
 
 ことは明らかなことですので、
期待して待ちたいと思います。

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