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2016年5月28日 (土)

肺がんに対する新たな分子標的治療を発見!

2016年5月26日 金沢大学研究トピック
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん進展制御研究所の衣斐寛倫准教授と
矢野聖二教授らのグループは,
KRAS(※1)変異を有する肺がんに対し,
上皮間葉移行(※2)と呼ばれる
細胞の状態に基づいた個別化治療の
可能性を世界で初めて報告しました。
 
 肺がんは本邦におけるがん死亡原因の
第一位ですが,そのうちKRAS遺伝子の
異常が5%程度に認められます。
 
 KRAS変異肺がんに対しては
MEK阻害薬の臨床試験が行われていますが,
その効果は十分ではありませんでした。
 
 本研究グループは,MEK阻害薬が
フィードバック機構と呼ばれる
本来は生体内のシグナルを一定に保つため
の機構を誘導することで細胞表面受容体を
活性化させることを示し,
また,この活性化される受容体は
上皮間葉移行と呼ばれる細胞の性質
により異なっており,上皮系・間葉系
それぞれの細胞状態に対応した
細胞表面受容体阻害薬を同時投与すること
で腫瘍の縮小を示しました。
 
 この研究成果により,現在有効な
治療法のないKRAS変異肺がんに対し,
腫瘍細胞の性質に基づき個別化した治療が
可能になることが期待されます。
 
 本研究成果は米国がん学会が発行する
科学誌「Cancer Discovery」の
オンライン版に5月6日掲載されました。
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 期待が持てそうです。
 
 但し、KRAS遺伝子の異常が認められる
5%程度が対象となるようです。
 
>現在有効な治療法のないKRAS変異
>肺がんに対し,腫瘍細胞の性質に基づき
>個別化した治療が可能になることが
>期待されます。
 
 期待しましょう。
 
 少しでも救われる人が増えることは
素晴らしいこと。

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