「皮膚にテープ貼って投薬」、適用拡大へ
2016/05/13 日経デジタルヘルス
詳細は、リンクを参照して下さい。
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注射は不要、皮膚に貼ったテープから
薬剤を体内に取り込む――。
患者に優しい、そんな方法で投与できる
薬剤の種類がグッと広がる可能性が
見えてきた。
日東電工は2016年5月10日、
薬剤の新しい経皮投与システム
「PassPort System」に関する
パートナーシップ契約を第一三共との間で
締結したと発表した(ニュースリリース)。
第一三共が保有する特定の化合物に
限定して、日東電工がPassPort Systemの
独占的使用権を提供。
米国での臨床試験に向けて、
同システムの開発と製造に本格的に
取り組む。
PassPort Systemは、皮膚表面に
痛みなく安全に微細な孔を開ける
「マイクロポレーション技術」と、
粘着テープに薬物を加えて
皮膚に貼る技術を組み合わせたもの。
ペプチドや核酸、タンパク質といった、
従来皮膚からは吸収されなかった
高分子のバイオ医薬品や親水性薬物を、
皮膚から吸収させることを可能にする。
孔の数や寸法、テープ製剤の組成を
制御することで、注射のように短時間で
吸収させたり、長時間にわたって
放出させたりする調整が可能だ。
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良さそうですが、いつもながら
>米国での臨床試験に向けて、、
というのがどうも気になります。
どうして日本では駄目なのでしょうか?
日本の製薬会社、日本の企業のタッグ
なのに、
マーケットが小さいから?
承認までの時間が長いから?
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