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2016年5月11日 (水)

世界初!-70℃の高温超伝導体の結晶構造を解明 -室温超伝導体実現に大きな一歩-

2016-05-10 日本の研究.com
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・マイナス70℃を超える硫化水素の
 高温超伝導※1相の結晶構造を
 世界で初めて解明
 
・制約の多い超高圧下での測定を、
 SPring-8※2の高圧専用ビームライン
 を用いることで解決
 
・エネルギー問題解決の糸口となる
 室温超伝導体の実現に向け、
 大きな一歩を踏み出す成果
 
 
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 大阪大学大学院基礎工学研究科附属
極限科学センターの榮永茉利特任助教、
坂田雅文特任講師、石河孝洋特任助教、
清水克哉教授、
Max Planck化学研究所の
Mikhail Eremets博士、
高輝度光科学研究センターの
大石泰生副主席研究員の研究グループは、
大型放射光施設SPring-8において、
ダイヤモンドアンビルセル※3を用いた
超高圧・低温下での電気抵抗測定と
高強度の放射光マイクロX線回折実験※4を
組み合わせた複合実験によって、
150万気圧で出現する硫化水素の
203 K(マイナス70℃)を超える
高温超伝導相の結晶構造を明らかに
しました。
 
 昨年、これまでの超伝導転移温度の
最高記録を大幅に更新する高圧力下の
硫化水素が発見され大変な注目を集めて
いますが(図1左)、
その超伝導の発現機構の解明に
重要な情報である結晶構造については
不明でした。
 
 本研究では高圧力下で電気抵抗と
X線回折の同時測定を行い、
世界で初めて硫化水素の高温超伝導相の
結晶構造を明らかにしました(図1右)。
 
 本研究成果は、硫化水素で発現した
高い超伝導転移温度の発現機構の
解明へ繋がるだけでなく、実用可能な
室温超伝導体の開発へ大いに貢献する
ものです。
 
 本研究成果は5月9日(月)16時(英国時間)
に、英国科学誌「Nature Physics」の
オンライン版に掲載されました。
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 素晴らしい。
 
>本研究成果は、硫化水素で発現した
>高い超伝導転移温度の発現機構の
>解明へ繋がるだけでなく、実用可能な
>室温超伝導体の開発へ大いに貢献する
>ものです。
 
 おおいに期待したい。
 こう言う夢のある研究は好きです。

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