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2016年5月 7日 (土)

海底観測で捉えた海溝近傍のスロースリップ-スロースリップ発生域は、津波地震の震源域?-

2016年5月 6日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立大学法人京都大学防災研究所の
伊藤喜宏准教授、国立大学法人東京大学
地震研究所の望月公廣准教授、
国立大学法人東北大学の日野亮太教授らは、
アメリカのテキサス大学オースティン校、
コロンビア大学、ニュージーランド地質
・核科学研究所、カリフォルニア大学
サンタクルーズ校およびコロラド大学
ボルダー校らと共同で、
ニュージーランドの北島東方の
ヒクランギ沈み込み帯で発生する
スロースリップを海底に設置した機器で
観測することに成功しました。
 
 スロースリップは、ゆっくり地震の
一種で通常の地震と比べてゆっくりと
破壊が進行する現象です。
 
 東北地方太平洋沖地震直前にも、
スロースリップは観測され、
スロースリップ域が本震時に再び大きく
ずれ動くことで甚大な津波被害の一因
にもなりました。
 
 一般に沈み込み帯の浅部(海溝付近)で
発生するスロースリップの観測は
困難なため、スロースリップそのものの
理解は未だ不十分です。
 
 本研究チームは、アメリカ・日本
・ニュージーランドによる国際共同研究
として、ヒクランギ沈み込み帯において
海底圧力計を用いた海底地殻変動観測を
実施し、2014年9月に発生した
スロースリップを観測することに
成功しました。
 
 解析の結果、これまで陸上の観測網から
推定されていたスロースリップの断層より
海側の浅い部分までスロースリップの
断層が広がっていることがわかりました。
 
 この結果は、従来、プレートの沈み込み
に伴い歪を蓄積できないと考えられていた
沈み込み帯浅部のプレート境界において、
地震を起こしうる歪が蓄積されている
可能性を示します。
 
 今後、沈み込み帯沿岸部の
地震発生ポテンシャルを評価する上で
重要な成果です。
 
 本成果は、米国科学誌「Science」に
5月6日付け(日本時間)で
掲載されました。
 
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 地震研究はまだまだですね。
 
 とは言いながら、地震のメカニズム研究
のみでなく、予測に特化した研究もあって
良いと思います。
 
 求められているのは、より正確な予測
ではないのかな?

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