新がん遺伝子発見 若年世代の白血病に革新的治療法期待 東京大学
2016年4月3日 大学ジャーナル
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
東京大学大学院医学系研究科の
間野博行教授らのグループは、
AYA 世代の最も多いがんの一つである
B 細胞性急性リンパ性白血病の
約 65%について、その原因となる
がん遺伝子を解明したと発表しました。
AYA 世代(adolescence and young
adult)と呼ばれる思春期から若年成人
(15 才から 39 才)のがんの多くは
原因不明です。
中でも B 細胞性急性リンパ性白血病
(B-cell acute lymphoblastic leukemia:
B-ALL)は AYA 世代に最も頻度の高い
がんの一種ですが、9割近くが原因不明
なままでした。
---------------------------------------
>今後、 DUX4-IGHの働きを抑制すること
>により革新的な治療法の開発が期待でき、
>また DUX4-IGH を含む融合遺伝子群が
>新たな予後予測バイオマーカー
>となるとしています。
素晴らしい発見です。
大いに期待したい。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント