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2016年4月30日 (土)

新たな抗がんメカニズムをもつ新規白金化合物

2016/04/21 国立遺伝学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ゲノムDNAの正確な複製や分配、
転写は、細胞が生きる上で必須の機構です。
 
 そのためこれらの機構はしばしば
抗がん剤の標的となります。
 
 シスプラチンなどの白金製剤は
「切れ味鋭い」抗がん作用をもち、
現在、最もよく使われる抗がん剤の
ひとつです。
 
 これらの抗がん剤は、
DNAに直接共有結合性の架橋を形成する
ことで複製を阻害し、抗がん作用を示す
ことが知られていました。
 
 総研大遺伝学専攻大学院生・今井亮輔、
国立遺伝研・前島一博教授らのグループは
今回、近年開発された5-H-Yという
新たな白金化合物が、シスプラチンなどの
既存の白金製剤とは異なるメカニズム
によって抗がん作用を示すことを
明らかにしました。
 
 この5-H-Yはシスプラチンと同様に、
DNAの複製やRNAの転写を阻害すること
によって細胞の増殖を抑制します。
 
 しかし、DNAへの架橋はほとんど
起こさず、クロマチンを凝集させる作用が
あることを明らかにしました。
 
 実際に、シスプラチン耐性細胞
においても5-H-Yは十分な抗がん作用を
示すことも確認しています。
 
 この5-H-Yの抗がんメカニズムは、
今後新たな抗がん剤を開発する上での
重要な知見になると考えられます。
 
 本研究成果は、
国立遺伝研・今井亮輔総研大生、
田村佐知子テクニカルスタッフ、
前島一博教授、
鈴鹿医療科学大学・米田誠治准教授、
国立国際医療研究センター・志村まり室長、
大阪大学・山内和人教授、
国立遺伝研・鐘巻将人教授、
東レリサーチセンター・飯田豊部長、
立命館大学・吉川祐子客員教授、
米国コロラド州立大・Hansen教授の
各グループによる共同研究成果です。
 
 また、JST・CREST「コヒーレントX線
による走査透過X線顕微鏡システムの
構築と分析科学への応用」、
および遺伝研・共同研究(A)の
支援を受けました。
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 新たな抗がんメカニズムをもつ
新規白金化合物の発見だそうです。
 
 
>シスプラチン耐性細胞においても
>5-H-Yは十分な抗がん作用を示すこと
>も確認しています。
 
>この5-H-Yの抗がんメカニズムは、
>今後新たな抗がん剤を開発する上での
>重要な知見になると考えられます。
 そうですね。
 
 とにかく期待して待つしかない。

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