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2016年4月27日 (水)

パーキンソン病の新規治療法の開発に成功

2016年3月14日 大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・神経細胞内に存在するタンパク質
 ネクジン※1 がミトコンドリアを
 増やし、パーキンソン病※2 の進行を
 抑制することを動物モデルで証明
 
・ネクジンは老化によって生じる
 ミトコンドリア障害※3 も防ぐことを
 発見
 
・パーキンソン病の画期的な治療法に
 なりうるとともに、
 ミトコンドリア障害によって生じる
 他の神経変性疾患の予防・治療法開発
 にも期待
 
 
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概要
 
 ミトコンドリアが傷つくことで、
パーキンソン病における神経細胞死が
引き起こされます。
 
 大阪大学蛋白質研究所神経発生制御
研究室の吉川和明教授、
長谷川孝一助教(研究当時)、
同大学院医学系研究科神経内科学の
望月秀樹教授の研究グループは、
神経細胞内に存在するタンパク質の
ネクジンがミトコンドリアの働きを
促進するタンパク質PGC-1α※4 を
安定化し、ミトコンドリア障害による
神経細胞死を防ぐことを発見しました。
 
 さらに、モデル動物にネクジンの
遺伝子を導入することによって、
神経細胞死を防ぎ、パーキンソン病の
進行を抑制することにも成功しました。
 
 パーキンソン病は、発症や進行を
遅らせるという根本的な治療法は
いまのところありませんが、
本研究グループの研究成果および
研究手法がこれらの画期的な治療法に
なるものと期待されます。
 
 なお、本研究成果は
Nature Communicationsの電子版に
3月14日(月)午前10時(英国時間)に
掲載されました。
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 画期的な治療法になるかも知れませんね。 
>今回神経細胞内にネクジンの遺伝子を
>正確に導入するために
>アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター※6
>を使用しました。
 
>すでにAAVベクターを用いた
>パーキンソン病の遺伝子治療は、
>日本でも開始されており治療への道は
>開いています。
 
>さらに、今回の成果は、脳内で
>ネクジンを増加させるような治療薬の
>開発にもつながります。
 
 大いに期待したい。

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コメント

嬉しい報せですね~。
研究者の方から聞いた話でもネクジンは期待できる存在のようです。
あとは1秒でも早く現場に下りてきてくれることを願うばかりです。
タイムマシンで未来から薬を取って来れたらいいのに……(゚ー゚)

投稿: | 2016年4月27日 (水) 23時30分

コメントありがとうございます。

返信遅れてスミマセン。コメントがあることは希なので←言い訳です。

同感です。
本当に臨床の現場に一日でも早くおりてきて欲しいものです。

投稿: haredasu | 2016年4月29日 (金) 16時00分

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