« 乳酸菌が花粉症を改善 新発見の「T-21乳酸菌」、鼻炎にも効果 | トップページ | iPS細胞を用いた腸の元となる細胞への誘導方法を発見 »

2016年4月26日 (火)

がん転移を促進するがん細胞―血小板の結合に重要な新規部位の同定とこの結合を標的とした中和抗体の創製に成功―

2015年12月16日 がん化学療法センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
・転移性のがん細胞に高発現する
 ポドプラニン/Aggrusにおいて、
 血小板上のレセプターCLEC-2との
 新たな結合部位PLAG4ドメインを
 発見しました。
 
・既知のCLEC-2結合部位PLAG3ドメインと
 今回発見したPLAG4ドメインの両方を
 介してポドプラニンが血小板と結合して
 いることが示されました。
 
・PLAG4ドメインに対する中和抗体である
 PG4D1とPG4D2の創製に成功し、
 これらの抗体がポドプラニンを発現する
 がん細胞の血小板凝集誘導活性および
 肺転移を強力に抑制することを
 見出しました。
 
 
----
 関口貴哉研究生
(がん研究会・がん化学療法センター
 ・基礎研究部)と藤田直也センター所長
(がん研究会・がん化学療法センター
 ・基礎研究部部長兼任)は
がん転移促進因子であるポドプラニンに、
血小板上のレセプターであるCLEC-2との
新たな結合部位PLAG4ドメインが
存在することを明らかにしました。
 
 さらに、この結合を阻害できる
中和抗体PG4D1およびPG4D2の作製に
成功し、これらの中和抗体の投与
によって肺への転移が強力に抑制できる
ことをマウス血行性転移モデルで
示しました。
 
 この研究結果は12月14日、米国科学誌
Oncotargetに掲載されました。
---------------------------------------
 
>世界で初めて樹立されたPLAG4ドメイン
>を認識してCLEC-2との結合を阻害する
>PG4D1抗体やPG4D2抗体は、
>PLAG3ドメインを認識するMS-1抗体など
>と同様に腫瘍と血小板の凝集を抑制する
>ことでがん転移を抑制する分子標的薬
>として有望であると示されました。
 
 有望だそうです。
 
 新規分子標的薬として製品化まで
行き着くのかどうか見守りたいと
思います。

|

« 乳酸菌が花粉症を改善 新発見の「T-21乳酸菌」、鼻炎にも効果 | トップページ | iPS細胞を用いた腸の元となる細胞への誘導方法を発見 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/63539344

この記事へのトラックバック一覧です: がん転移を促進するがん細胞―血小板の結合に重要な新規部位の同定とこの結合を標的とした中和抗体の創製に成功―:

« 乳酸菌が花粉症を改善 新発見の「T-21乳酸菌」、鼻炎にも効果 | トップページ | iPS細胞を用いた腸の元となる細胞への誘導方法を発見 »