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2016年4月14日 (木)

未踏の世界へ 新たな抗がん剤で命救う 京都大大学院医学研究科客員教授・本庶佑さん

2016年4月14日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(74)
 
 体内のウイルスやがん細胞に対する
免疫細胞には、相手が敵か味方かを区別し
攻撃する「アクセル」と、攻撃を抑止する
「ブレーキ」の二つの機能がある。
 
 この免疫細胞に存在する「PD-1分子」
がブレーキ役を担っていることを
初めて発見した。
 
 この働きを抑えれば、
「免疫細胞によるがんへの攻撃が
活性化するのでは」という
可能性に発展し、新タイプの抗がん剤
「オプジーボ」の開発につながった。
 
 「一人でも多くの患者が救われればいい」
と薬に込めた思いを語る。
 
 1990年代初頭、細胞が自殺する
アポトーシスに関係する遺伝子を
探していたところ、チームの大学院生が
それとみられる謎の遺伝子を見つけた。
 
 「プログラムされた細胞死」を意味する
英語の頭文字を取って、「PD-1」と
名付けた。ところが、いくら調べても
アポトーシスは起きない。
 
 そこでPD-1を失わせたマウスを
人工的に作製し、半年間かけて
観察していると、腎炎など自己免疫疾患の
症状がゆっくり出現。
 
 PD-1分子が免疫のブレーキ役を
果たしていることを突き止めた。
 
 さらに、創薬につなげるのが苦難の連続
だった。
 
 師と付き合いがあった製薬企業
「小野薬品工業」が
共同開発を引き受けたが、PD-1分子の
働きを抑える物質を作製するノウハウが
ない。
 
 国内外の十数社に打診したが断られ、
自ら米国で製薬企業を探したりした。
 
 その後小野薬品が米ベンチャー企業と
提携することにより、「オプジーボ」の
開発へとつながった。
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 せっかく有望そうな医薬品候補を
見つけても医薬品として製品化する
までには長い時間と執念が必要です。
 
 今では「オプジーボ」は
ブロックバスターと呼ばれて、
有望な医薬品として知られて来ましたが、
こんなに時間がかかるとは?
 
 「小野薬品工業」の社長の執念が勝った
と言うことになりますが、
 
 複雑な心境ですね~

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