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2016年4月16日 (土)

がんの代謝:細胞外マトリックスから脱落したがん細胞が増殖し続ける仕組み

2016年4月14日 natureasia
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん細胞が自身の代謝プログラムを
変更して、三次元のがん細胞塊
(スフェロイド)として増殖できるように
するという、これまで知られていなかった
機構が今回明らかにされた。
 
 細胞外マトリックスから脱落した細胞は、
脱落したことによって放出される
活性酸素種(ROS)によって増殖が
阻害されるのが普通だが、
悪性細胞は脱落した状態で生き延びて
増殖する能力を獲得することがある。
 
 R DeBerardinisたちは、
スフェロイド中の細胞が
イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)
の駆動する還元的グルタミン代謝
によって細胞質中でクエン酸を生成させ、
それによって酸化ストレスを緩和している
ことを明らかにした。
 
 細胞質中のクエン酸は、
次いでミトコンドリアに取り込まれて
酸化的代謝回路に入り、NADPHを産生する
だけでなく、ミトコンドリアでの
ROS産生を抑制するのである。
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 「がん」って本当に巧妙ですね。
 
 研究の進展を見守りたい。

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