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2016年4月30日 (土)

新たな抗がんメカニズムをもつ新規白金化合物

2016/04/21 国立遺伝学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ゲノムDNAの正確な複製や分配、
転写は、細胞が生きる上で必須の機構です。
 
 そのためこれらの機構はしばしば
抗がん剤の標的となります。
 
 シスプラチンなどの白金製剤は
「切れ味鋭い」抗がん作用をもち、
現在、最もよく使われる抗がん剤の
ひとつです。
 
 これらの抗がん剤は、
DNAに直接共有結合性の架橋を形成する
ことで複製を阻害し、抗がん作用を示す
ことが知られていました。
 
 総研大遺伝学専攻大学院生・今井亮輔、
国立遺伝研・前島一博教授らのグループは
今回、近年開発された5-H-Yという
新たな白金化合物が、シスプラチンなどの
既存の白金製剤とは異なるメカニズム
によって抗がん作用を示すことを
明らかにしました。
 
 この5-H-Yはシスプラチンと同様に、
DNAの複製やRNAの転写を阻害すること
によって細胞の増殖を抑制します。
 
 しかし、DNAへの架橋はほとんど
起こさず、クロマチンを凝集させる作用が
あることを明らかにしました。
 
 実際に、シスプラチン耐性細胞
においても5-H-Yは十分な抗がん作用を
示すことも確認しています。
 
 この5-H-Yの抗がんメカニズムは、
今後新たな抗がん剤を開発する上での
重要な知見になると考えられます。
 
 本研究成果は、
国立遺伝研・今井亮輔総研大生、
田村佐知子テクニカルスタッフ、
前島一博教授、
鈴鹿医療科学大学・米田誠治准教授、
国立国際医療研究センター・志村まり室長、
大阪大学・山内和人教授、
国立遺伝研・鐘巻将人教授、
東レリサーチセンター・飯田豊部長、
立命館大学・吉川祐子客員教授、
米国コロラド州立大・Hansen教授の
各グループによる共同研究成果です。
 
 また、JST・CREST「コヒーレントX線
による走査透過X線顕微鏡システムの
構築と分析科学への応用」、
および遺伝研・共同研究(A)の
支援を受けました。
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 新たな抗がんメカニズムをもつ
新規白金化合物の発見だそうです。
 
 
>シスプラチン耐性細胞においても
>5-H-Yは十分な抗がん作用を示すこと
>も確認しています。
 
>この5-H-Yの抗がんメカニズムは、
>今後新たな抗がん剤を開発する上での
>重要な知見になると考えられます。
 そうですね。
 
 とにかく期待して待つしかない。

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垂直はしごから滑落を回避し既存より12倍速く昇降可能な新・脚型ロボット、誕生~内閣府のタフ・ロボティクス・チャレンジによる災害対応ロボット、新しいアルゴリズムの開発へ~

平成28年2月16日
早稲田大学
三菱重工業株式会社
科学技術振興機構(JST)
内閣府政策統括官
(科学技術・イノベーション担当)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○全身の各質点の運動と把持点での
 反力を適切に制御し、2点支持
 においても滑落が回避可能な
 垂直はしご昇降アルゴリズムを開発。
 
○2肢を同時に次の桟に移動させる際
 にも機体の滑落が回避可能になり、
 1肢ずつ動かしていた3点支持に比べ、
 12倍速い垂直はしご昇降を実現。
 
○垂直はしご昇降アルゴリズムを
 応用することで、垂直はしごへの
 取り付き動作を実現。
 
 
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 内閣府 総合科学技術・イノベーション
会議が主導する革新的研究開発推進
プログラム(ImPACT)
タフ・ロボティクス・チャレンジ
(プログラム・マネージャー:田所 諭)
の一環として、早稲田大学 理工学術院
創造理工学部 総合機械工学科
高西 淳夫(タカニシ アツオ)教授、
早稲田大学 高等研究所 橋本 健二
(ハシモト ケンジ)助教、
三菱重工業株式会社らは、脚型ロボットの
ための2点支持による垂直はしご昇降が
可能なアルゴリズムを開発し、
1肢ずつ動かしていた3点支持に比べ、
12倍速い垂直はしご昇降を
実現しました。
 
 プラントや発電所内を移動するため
には垂直はしごを使うことは必須であり、
災害が発生した非常時だけでなく、
平常時にも老朽インフラ/プラントの
保守点検・災害予防のために
この災害対応ロボットが運用できます。
 
 これまで垂直はしごの昇降は、
滑落防止のため4肢のうち3つを固定した、
3点支持のみでしか実現されておらず、
この方法では、昇降にかかる時間が
極めて長いという課題がありました。
 
 また、人によるはしごへの
取り付け作業が必要となっており、
はしごへの取り付きから昇降という
一連の動作の実現には至っていません
でした。
 
 今回、脚型ロボットを多質点モデルで
近似し、全身の各質点の運動の影響を
考慮し、把持点での反力を活用する
新たなアルゴリズムを開発することで、
左手左足あるいは右手右足の2点支持
による垂直はしご昇降を可能としました。
 
 本アルゴリズムにより3点支持に比べ、
12倍速い垂直はしご昇降を実現しました。
 
 また、本アルゴリズムを応用することで、
垂直はしごへの取り付き動作も実現しました。
本成果は垂直はしご上で機体が滑落しない
ための安定判別規範にもなります。
 
 そのため、災害時に垂直はしごが
変形したようなタフな環境においても、
滑落しないような運動生成が可能になり、
さらに垂直はしご昇降中に
外乱が加わっても把持点での
反力を制御することで転倒が
回避できるようになることが
期待されます。
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 まだ実作業で使用できるようなものでは
ないようです。
 
>今後は、
>ImPACTタフ・ロボティクス
>・チャレンジ内で開発されている
>ハンドとの統合を検討し、
>移動能力だけではなく作業能力も備えた
>脚型ロボットを開発予定です。
 
 とのことですので実際に役に立つ
脚型ロボットが一日でも早く開発される
よう期待しています。

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2016年4月29日 (金)

電池中の酸化物イオンで充電と放電 ~ 高エネルギー電池のブレークスルー ~

2016.04.19
東京大学工学部プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 携帯機器などに利用されている
リチウムイオン電池は、希少資源である
リチウムやコバルトを使用することから、
代替技術の開発が急務となっている。
 
 その中で、リチウムをナトリウムに
置換したナトリウムイオン電池は、
特に実現性が高いと考えられており、
元素戦略という国家的エネルギー戦略の
観点からも開発が強力に推進されている。
 
 実用可能な水準まで
ナトリウムイオン電池を高機能化する
ためには、ナトリウムイオンを
吸蔵・放出する化合物の対
(プラス極とマイナス極)を開発すること
が求められる。
 
 特に、長時間のエネルギー供給を
可能とする電池には、プラス極と
マイナス極における高密度な
酸化・還元反応、すなわち、充電・放電が
可能な新しい化合物の開発が期待されて
きた。
 
 東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻の山田淳夫教授、
大久保將史准教授らの研究グループは、
層状の酸化物に多量に含まれる
酸化物イオンが酸化・還元反応を示すこと
を発見した。
 
 従来、このような反応を起こそうと
すると酸素が乖離したり、結晶の構造が
変化したりして安定な酸化・還元反応は
起こらないとされてきた。
 
 また、詳細な解析により、
この酸化物イオンの酸化・還元反応の
発生には、協同的な構造の歪みが
鍵になっていることを明らかにした。
 
 発見された酸化物イオンの酸化・還元
反応は非常に安定に繰り返すことが
可能であり、遷移金属からのみ電子を
取り出す従来型のプラス極に比べて
1.4倍の電気量を蓄えることが可能な
高性能プラス極として機能することも
確認された。
 
 ‘酸化物’という極めて多様な
物質群の基本構成単位である
酸化物イオンが酸化・還元反応を示し、
ナトリウムイオン電池のプラス極として
機能する、という本発見は、
今後、電気自動車などに搭載可能な
高エネルギー密度の電池開発に
大きく貢献すると期待される。
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 今回の発見で、ナトリウムイオン電池は
高エネルギー電池のブレークスルーに
なりそうですね。
 
 おおいに期待したい。

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難病「多発性硬化症・視神経脊髄炎」の神経変性に関わる新たな仕組みを発見

平成28年2月3日 新潟大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
 自己免疫疾患である MS と NMO では
① 視力低下をはじめとした重度の
 神経障害をしばしば来します。
 
② 異常なミトコンドリアや異常な
 陽イオンチャネルの集積により,
 神経軸索・神経細胞が減少し,
 重度の神経障害に進展します。
 
③ 疾患の早期から免疫制御治療に加え,
 神経保護治療を行うことが重要です。
 
④ 将来, 異常なミトコンドリアや
 異常な陽イオンチャネルを制御する
 神経保護治療の開発が期待できます。
 
 
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研究の概要
 
 多発性硬化症(MS)・視神経脊髄炎
(NMO)は, 視神経, 脊髄や脳に炎症が
起こり, 視力の障害, 手足の麻痺,
しびれや認知機能障害などの症状が
現れる神経難病です。
 
 患者数は世界で250 万人,
日本で 1 万8千人であり,
近年, 急増している疾患です。
 
 多くは社会の生産活動の中核を成す
20歳から40歳台の若年成人に発症する
ため, 再発や症状の進行を抑止すること
は,社会にとって極めて重要な課題です。
 
 異常な免疫反応により,
MS では神経軸索を覆うミエリンが
破壊され,
NMO では神経細胞・軸索に隣接し,
サポートするアストロサイトが
破壊されます。
 
 その結果, 神経機能が重度に障害
され(神経変性), 車いすが必要に
なったり, 認知機能障害が出現する
ことがあります。
 
 MS とNMO では異なる免疫制御治療
(疾患修飾薬)が開発されており,
異常な免疫因子をある程度, 制御する
ことが可能となりましたが,
神経を保護する治療法は未だ開発されて
いません。
 
 神経変性の病態機序を解明し,
アンメット・メディカル・ニーズに
応える神経保護療法を開発すること
が,世界で強く求められています。
 
 研究グループは, 以下のことを
世界で初めて明らかにしました。
 
1)MSとNMOでは視力障害がしばしば
  起こります。
  NMO では MS に比較して, より重度
  で, 回復が不良な視力障害に
  進展します。
  MS のミエリン障害,
  NMO のアストロサイト障害に加え,
  MS と NMO ともに, 視神経軸索と
  網膜の神経細胞が強く変性して
  いることを明らかにしました。
 
2)MSでは「未知の異常な免疫因子」
  によるミエリンの破壊に引き続き,
  神経変性が起こります。
  NMO では「アクアポリン 4 抗体」
  によるアストロサイトの破壊に
  引き続き, 神経変性が引き起こります。
  MSとNMOで障害された神経軸索には,
  変性したミトコンドリアや
  陽イオンチャネル transient receptor
  potential cation channel subfamily
  M member 4(TRPM4)が異常に集積して
    おり, MS と NMO の神経軸索減少に
  関与していることがわかりました。
  神経軸索の障害は, 網膜の神経細胞
  にも変化を及ぼすことがわかりました。
  特に NMO では, MS と比較して,
  より多くの異常なミトコンドリアが
  変性した神経軸索に含まれるため,
  疾患の早期から免疫制御治療
 (疾患修飾薬)に加え, 神経保護治療を
  追加する必要があります。
  ミトコンドリアと陽イオンチャネルの
  制御による神経保護治療の開発が
  期待されます。
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  MS やNMO の実態が大分解明されて
来たようです。
 
>今回の成果から, 異常なミトコンドリア
>や異常な陽イオンチャネル分子を
>制御する薬剤が, MS やNMO の神経保護
>治療に有効である可能性が想定されます。
 
>異常な免疫分子を制御する
>「免疫制御治療」と「神経保護治療」の
>組み合わせにより, 患者さんの
> QOL 向上が期待されます。
 
>さらに, MSと NMO で神経保護治療が
>成功すれば, 難治性神経疾患である
>「筋萎縮性側索硬化症」や
>「アルツハイマー病」における
>神経保護治療への応用も期待できます。
 
 大いに期待したい。

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2016年4月28日 (木)

神経変性疾患発症に重要なメカニズムを解明 ~小胞輸送制御因子ESCRTの異常が神経細胞死を引き起こす~

2016年4月27日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【ポイント】
 
・神経変性疾患では異常タンパク質の
 蓄積により神経細胞死が生じる
 
・小胞輸送制御因子 ESCRT は
 脳内異常タンパクのオートファジー分解
 に必要
 
・ESCRT の異常障害は小胞体ストレス
 により神経細胞死を誘発する
 
・アポトーシスおよび
 ネクロトーシス阻害剤が
 神経変性の阻止に有効である
 
 
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概要
 
 東北大学大学院医学系研究科
神経内科学分野 長谷川隆文講師、
青木正志教授らのグループは、
宮城県立がんセンター研究所
田中伸幸教授との共同研究により、
神経変性疾患の脳内にみられる
異常凝集タンパク蓄積と神経細胞死の
プロセスに、小胞輸送制御因子ESCRT
(エスコート)が重要な役割を果たす
ことを明らかにしました。
 
 本研究は、神経変性疾患発症メカニズム
の一端を解明するものであると共に、
同疾患の新たな治療開発へ貢献すること
が期待されます。
 
 研究成果は、2016年4月26日午後6時
(GMT標準時4月26日午前10時)英科学誌
Scientific Reports誌(電子版)に
掲載されました。
 
 本研究は、日本医療研究開発機構
(AMED)難治性疾患実用化研究事業
「運動失調症の分子病態解明
 ・治療法開発に関する研究」
・「プリオノイド蛋白質の凝集
  ・伝播を標的とした
神経コンフォメーション病の治療法開発」、
日本学術振興会(JSPS)科学研究費助成
事業 新学術領域研究
「脳タンパク質老化と認知症制御」、
科学研究費助成事業 基盤B・基盤Cの
支援を受けて行われました。
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>ESCRT の異常障害は小胞体ストレス
>により神経細胞死を誘発する
 
 と言うのが神経変性疾患で起きている
可能性があるというのが今回の発見の
ようです。
 
 従ってこのケースでは、
>アポトーシスおよび
>ネクロトーシス阻害剤が神経変性の
>阻止に有効である
 となると、
 
 ESCRT の異常障害と言うのは
神経変性疾患の中でどの程度の比率で
発生しているのでしょうか?
 
 本来はアポトーシスおよび
ネクロトーシスを阻害するのはNGのはず。

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2016年4月27日 (水)

パーキンソン病の新規治療法の開発に成功

2016年3月14日 大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・神経細胞内に存在するタンパク質
 ネクジン※1 がミトコンドリアを
 増やし、パーキンソン病※2 の進行を
 抑制することを動物モデルで証明
 
・ネクジンは老化によって生じる
 ミトコンドリア障害※3 も防ぐことを
 発見
 
・パーキンソン病の画期的な治療法に
 なりうるとともに、
 ミトコンドリア障害によって生じる
 他の神経変性疾患の予防・治療法開発
 にも期待
 
 
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概要
 
 ミトコンドリアが傷つくことで、
パーキンソン病における神経細胞死が
引き起こされます。
 
 大阪大学蛋白質研究所神経発生制御
研究室の吉川和明教授、
長谷川孝一助教(研究当時)、
同大学院医学系研究科神経内科学の
望月秀樹教授の研究グループは、
神経細胞内に存在するタンパク質の
ネクジンがミトコンドリアの働きを
促進するタンパク質PGC-1α※4 を
安定化し、ミトコンドリア障害による
神経細胞死を防ぐことを発見しました。
 
 さらに、モデル動物にネクジンの
遺伝子を導入することによって、
神経細胞死を防ぎ、パーキンソン病の
進行を抑制することにも成功しました。
 
 パーキンソン病は、発症や進行を
遅らせるという根本的な治療法は
いまのところありませんが、
本研究グループの研究成果および
研究手法がこれらの画期的な治療法に
なるものと期待されます。
 
 なお、本研究成果は
Nature Communicationsの電子版に
3月14日(月)午前10時(英国時間)に
掲載されました。
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 画期的な治療法になるかも知れませんね。 
>今回神経細胞内にネクジンの遺伝子を
>正確に導入するために
>アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター※6
>を使用しました。
 
>すでにAAVベクターを用いた
>パーキンソン病の遺伝子治療は、
>日本でも開始されており治療への道は
>開いています。
 
>さらに、今回の成果は、脳内で
>ネクジンを増加させるような治療薬の
>開発にもつながります。
 
 大いに期待したい。

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細胞内カルシウムが眠りを導いていた!?

2016年4月26日 サイエンスポータル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 私たちはなぜ眠るのか。
 
 今の科学ではこの単純な問いに
満足に答えられていない。
 
 上田泰己(うえだ ひろき)東京大学大学院
医学系研究科教授/理化学研究所
生命システム研究センター
グループディレクターらの研究グループは、
睡眠時の神経活動に着目し、
カルシウムイオンが睡眠と覚醒の
バランスを制御するメカニズムに
重要な役割を担っていることを
見いだした。
 
 研究グループがこれまで開発してきた
技術を駆使した革新的なアプローチを
紹介する。
 
「眠り」を直接コントロールしている
のは?
 
 私たちが眠っているとき、脳は何を
しているのだろうか。
 
 脳は決して眠ることなく、神経細胞は
秒単位で忙しく働いている。
 
 しかし、起きているときとは違う
働き方をする。脳波を見れば一目瞭然だ。
 
 研究グループは、特に深い眠りの時に
現れる「徐波(じょは)」という脳波に
注目した。
 
 徐波は睡眠時に特有の脳波で、
振幅が大きい部分となだらかな部分が、
秒単位の短い周期で繰り返されていて、
起きているときとは全く様子が異なる。
 
 睡眠を制御する仕組みはこのときの
神経細胞にあるのではないかと
目をつけた。
 
 
●革新的アプローチ1
神経細胞のシミュレーターで物質の
出入りを予測する
 
●革新的アプローチ2
シミュレーションの予測をゲノム編集
マウスで検証
 
●革新的アプローチ3
透明化技術で眠れない脳の中を観る
 
 
睡眠を通して病気を理解し、治すことを
目指す
 
 「従来、陽イオンである
カルシウムイオンは、神経細胞を
興奮させると考えられてきました。
 
 今回、さまざまな技術を駆使した
アプローチによって、カルシウムは
むしろ逆に神経細胞を休め、
眠りに導くような役割を担っていることが
分かってきました。
 
 睡眠の基礎研究から炙り出されてきた
『カルシウム依存的な過分極機構』は、
さまざまな精神・神経変性疾患の
病態理解・治療戦略を書き換える
ポテンシャルを秘めていると思います」と
上田さんは言う。
 
 「私たちの脳は、ある晩頑張りすぎて
徹夜をすると、次の日はより多く休憩を
必要とすることが知られています。
 
 脳が一定の睡眠時間を正確に保つため
には、ある日の頑張りを眠気や疲れとして
脳のどこかに記録しているはずです。
 
 ミリ秒から秒単位の神経活動の頑張りを
数時間から数日単位で眠気や疲れとして
記憶する分子の仕組みは何なのか、
また脳のどこにある細胞で記憶している
のかは、まだはっきりとは分かって
いません。
 
 今後、「時間単位」で移り変わる睡眠と
覚醒という現象に、「秒単位」で
移り変わる神経活動の実態把握が
つながり、個体の「時間」の謎が
解明されていくだろう。
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 睡眠の謎はまだ解明されていません。
 
 この研究で少し、手がかりができたで
しょうか?
 
 睡眠を通して病気を理解し、治すことに
繋がるのでしょうか?
 
 期待して研究を見守りましょう。

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2016年4月26日 (火)

iPS細胞を用いた腸の元となる細胞への誘導方法を発見

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・胚体内胚葉注1には3つのサブタイプが
 存在する。
 
・前方の胚体内胚葉はさらに前方と後方の
 領域に分けることができる。
 
・iPS細胞より後期の前方原始線条注2の
 作製に初めて成功し、そこから後方の
 胚体内胚葉の誘導法を確立した。
 
・3つのタイプの胚体内胚葉は
 それぞれ前方前腸注3、後方前腸注4、
 中後腸注5に分化する能力を有する。
 
 
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要旨
 
 iPS細胞から胚体内胚葉を誘導する方法
は複数報告されていますが、
異なる誘導因子処理で誘導した
胚体内胚葉細胞の性質、分化指向性の差異
についてはよく分かっていませんでした。
 
 松野 邦彦 大学院生
(CiRA/日本医科大学消化器外科
 ・移植外科)、長船 健二 教授(CiRA)
らの研究グループは、異なる誘導法で
作製される胚体内胚葉は異なる性質を持つ
ことを明らかにしました。
 
 早期の前方原始線条より2種類の前方の
胚体内胚葉が誘導できることを示し、
それぞれ誘導因子なしに前方前腸と
後方前腸に分化する能力を持つことも
明らかにしました。
 
 また、後期の前方原始線条の誘導法を
新規に確立し、そこから誘導因子なしに
中後腸への分化能力を持つ後方の
胚体内胚葉を誘導しました。
 
 この誘導法を利用することにより
肺、肝臓、膵臓、腸など各種内胚葉系細胞
の作製においてより安定した分化誘導系の
開発が期待されます。
 
 この研究成果は、2016年4月14日に
英科学誌「Differentiation」で
公開されました。
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 iPS細胞の分化手法については
かなり研究されて来ました。
 
今回以下のことが分かったとのこと。
>本研究では、現在SOX17とFOXA2 の
>2つのマーカーで定義されている
>胚体内胚葉の細胞集団の中に
>3つのサブタイプがあることを示し、
>それらを作り分ける方法を
>初めて開発しました。
 
>また、今回誘導された胚体内胚葉A, B, C
>は、それぞれ自発的に後方前腸、
>前方前腸、中後腸へ分化する能力を
>有することがわかりました。
 
>今回の方法で胚体内胚葉を作り分け、
>その後に従来の誘導方法を
>組み合わせれば、より質の高い内胚葉系
>の臓器構成細胞の作製に貢献することが
>期待されます。
 
 研究、見守りましょう。

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がん転移を促進するがん細胞―血小板の結合に重要な新規部位の同定とこの結合を標的とした中和抗体の創製に成功―

2015年12月16日 がん化学療法センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・転移性のがん細胞に高発現する
 ポドプラニン/Aggrusにおいて、
 血小板上のレセプターCLEC-2との
 新たな結合部位PLAG4ドメインを
 発見しました。
 
・既知のCLEC-2結合部位PLAG3ドメインと
 今回発見したPLAG4ドメインの両方を
 介してポドプラニンが血小板と結合して
 いることが示されました。
 
・PLAG4ドメインに対する中和抗体である
 PG4D1とPG4D2の創製に成功し、
 これらの抗体がポドプラニンを発現する
 がん細胞の血小板凝集誘導活性および
 肺転移を強力に抑制することを
 見出しました。
 
 
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 関口貴哉研究生
(がん研究会・がん化学療法センター
 ・基礎研究部)と藤田直也センター所長
(がん研究会・がん化学療法センター
 ・基礎研究部部長兼任)は
がん転移促進因子であるポドプラニンに、
血小板上のレセプターであるCLEC-2との
新たな結合部位PLAG4ドメインが
存在することを明らかにしました。
 
 さらに、この結合を阻害できる
中和抗体PG4D1およびPG4D2の作製に
成功し、これらの中和抗体の投与
によって肺への転移が強力に抑制できる
ことをマウス血行性転移モデルで
示しました。
 
 この研究結果は12月14日、米国科学誌
Oncotargetに掲載されました。
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>世界で初めて樹立されたPLAG4ドメイン
>を認識してCLEC-2との結合を阻害する
>PG4D1抗体やPG4D2抗体は、
>PLAG3ドメインを認識するMS-1抗体など
>と同様に腫瘍と血小板の凝集を抑制する
>ことでがん転移を抑制する分子標的薬
>として有望であると示されました。
 
 有望だそうです。
 
 新規分子標的薬として製品化まで
行き着くのかどうか見守りたいと
思います。

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2016年4月25日 (月)

乳酸菌が花粉症を改善 新発見の「T-21乳酸菌」、鼻炎にも効果

2016年3月17日 OVO [オーヴォ]
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こんなニュースがありましたので
紹介しておきます。

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ホンダ苦節15年 アシモの技術生かした歩行支援ロボ

2016/4/25 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 森氏が以前、勤務していた
湯布院厚生年金病院(現湯布院病院)では
ホンダの歩行アシストの効果を裏付ける
データがある。
 
 2011年6月から12年8月まで、
脳血管障害の患者20人が1日20分、
週5回、歩行アシストを付けてリハビリを
実施したところ、歩行スピードが
毎秒65センチから95センチと46%向上した。
 
 歩行アシストがないリハビリの場合の
向上率は13%にとどまり、歩行訓練機器の
一定の効果が見込まれている。
 
 「Honda歩行アシスト」は
15年10月に生活支援ロボットの
国際安全規格「ISO13482」の
認証を取得した。
 
 11月から法人向けにリース販売を始め、
3年間のリースの場合は月額4万5千円で、
初年度に450台の販売を計画する。
 
 すでに全国70カ所以上の医療機関や
介護施設が計170台以上を導入し、
約130台の商談に入っているという。
 
 訓練モードは3種類を開発。
 
 装着者の歩行パターンに合わせて、
左右の足の動きをサポートする
「追従モード」、
左右の足の動きのタイミングが対称に
なるように誘導する「対称モード」、
振り子のように効率の良い歩行動作を
獲得する「ステップモード」だ。
 
 患者はその場でタブレット端末や
パソコンで、歩行時の可動範囲や
歩行速度のデータを見ることができ、
回復を実感しやすい。
 
 まひのある人は歩き方を忘れてしまうが、
伊藤主任技師は「正しい腰の使い方や
足の出し方を学ぶことで、
少しでも要介護者を減らしたい」と願う。
 
 開発にはヒト型ロボット「ASIMO」
で培った人の歩行研究の理論も生かした。
 
 今後は欧米での医療機器の認証を得る
ことも検討しているという。
 
 世界の高齢社会の課題を解決するための
ロボットとしての普及を見据える。
---------------------------------------
 
 良い挑戦だと思います。
 
 まずは、施設等に導入して貰って
徐々に浸透して行くというのが良いと
思います。
 
>伊藤主任技師は「正しい腰の使い方
>や足の出し方を学ぶことで、
>少しでも要介護者を減らしたい」と
>願う。
 
 同感です。
 
 各メーカーが切磋琢磨して良い製品を
世に出して貰いたい。

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紙おむつの材料から新しいカルシウムセンサーを開発 ―細胞外の高濃度カルシウムイオン機能の解明に前進―

2016.04.18 東京工業大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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要点
 
・ポリアクリル酸を原料とし、高濃度
 条件下で微小のカルシウム濃度変化を
 検出可能なゲル状のイオンセンサーを
 開発
 
・得られたセンサーは大面積シート状、
 微粒子状など様々な形状に成形加工可能
 
・細胞外カルシウムイオンの
 濃度変化・濃度分布の可視化技術への
 応用が期待
 
 
-----
概要
 
 東京工業大学 科学技術創成研究院
化学生命科学研究所(旧資源化学研究所)
の石割文崇助教、福島孝典教授らの
研究グループは、
東京大学の染谷隆夫教授、
奈良県立医科大学の西真弓教授、
堀井(林)謹子助教と共同で、
細胞外の高濃度のカルシウムイオンの
濃度変化を捉えるゲル状の
カルシウムセンサーを開発することに
成功しました。
 
 このセンサーは様々な形状に成形加工
でき、安価で大量生産も可能であること
から、今後、情報伝達物質として
注目されている細胞外カルシウムの
機能解明に関する研究だけでなく、
食品や環境中のカルシウムイオン濃度検査
などへの応用も期待されます。
 
 近年、生体内で様々な機能を
果たしている細胞外のカルシウムイオン
の濃度変化を可視化できる
蛍光カルシウムセンサー[用語1]の
開発が望まれています。
 
 研究グループでは、生体内の
細胞外カルシウムセンサータンパク質
(CaSR[用語2])の「カルボン酸[用語3]の
連続構造」をヒントに、
類似の構造を有する汎用合成ポリマー
であるポリアクリル酸[用語4]に
注目しました。
 
 ポリアクリル酸に特殊な色素を
取り付けたポリマーを合成したところ、
細胞外で起こるカルシウム濃度変化の
検出に適したセンサーとして機能する
ことを見出しました。
 
 本研究は科学技術振興機構ERATO
「染谷生体調和エレクトロニクス
プロジェクト
(研究総括:染谷隆夫東京大学教授)」
研究の一環で、成果は、2016年4月12日に
英国科学雑誌「Scientific Reports」
(オンライン)に掲載されました。
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>一方で、細胞外のカルシウムイオンは、
>2000年ごろに情報伝達物質としての役割
>が明らかにされ、次世代の観測対象
>として注目されています。
>しかし、その濃度変化を可視化できる
>蛍光カルシウムセンサーはこれまで
>ありませんでした。
 
 カルシウムイオンは生体で大きな働き
をしています。
 
>今回、天然の細胞外カルシウムセンサー
>CaSRのカルシウムセンシングシステムを
>デザインすることにより、
>ポリアクリル酸を基盤とする
>カルシウムセンサーを開発し、
>このセンサーが生体内の
>細胞外カルシウム濃度の変化を巨視的
>(マクロスコピック)に可視化し得る
>ことが示されました。
 
>今後このセンサーを用いた
>細胞外カルシウムダイナミクス解明に
>向けた研究の進展が期待されます。
 
 このことでどのようなことが解明
されていくのでしょうか?
 
 思っても見なかったことが
解明されて行くような展開になると
面白いですね。

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2016年4月24日 (日)

世界最高強度の透明樹脂の開発に成功 -新しい概念のバイオプラスチック開発、ガラス代替による軽量化社会構築を-

2016/04/22 筑波大学 注目の研究
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 北陸先端科学技術大学院大学の
先端科学技術研究科/環境・エネルギー領域
の立山誠治特任講師、金子達雄教授らは、
筑波大学/生命環境系 高谷直樹教授と
ともに、遺伝子組換え微生物を用いて
生産されるシナモン類を原料とした
バイオプラスチックの合成に成功し、
これを用いた世界最高強度の透明樹脂を
開発しました。
 
---------------------------------------
 
 素晴らしい成果のようです。
 
>今回開発したバイオプラスチックは
>透明度が極めて高く、汎用型の透明樹脂
>であるポリカーボネートと同等の透明度
>(87%:波長 400nm)を示すだけで
>なく、407MPa というポリカーボネートの
>6 倍に相当する高い力学強度を示します。
 
>これはガラスの力学強度(100-150MPa)
>を遙かに超えるものであり、
>ガラス代替材料としての応用が
>期待できます。
 
>さらに、耐熱温度も 250℃程度もあり、
>工業用プラスチックとして幅広い用途が
>期待できます。
 
>これによる軽量化はCO2排出量削減、
>産業廃棄物削減などの展開が
>期待できます。
 
 大いに期待したい。

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ゲノム編集のための新たな「はさみ」のかたち~CRISPR-Cpf1の構造解明~

平成28年4月22日
東京大学
日本医療研究開発機構(AMED)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○新たなゲノム編集ツールとして
 注目されるCRISPR-Cpf1の
 分子構造を世界で初めて明らかにした。
 
○ゲノム編集ツールとして普及している
 CRISPR-Cas9との機能の
違いを原子レベルで明らかにした。
 
○CRISPR-Cpf1を利用した
 ゲノム編集技術の高度化および効率化
 が期待される。
 
 
-----
 近年、生命の設計図である遺伝情報
(ゲノムDNAの塩基配列)を書き換える
「ゲノム編集注1)」技術が
注目されています。
 
 微生物のもつCas9タンパク質注2)
(DNA切断酵素)の発見により
効率的なゲノム編集が可能になり、
医学・生命科学研究に革命が
もたらされました。
 
 さらに、昨年、Cpf1注3)と
よばれる新規のタンパク質も
ゲノム編集に利用できることが
報告されました。
 
 しかし、Cpf1がはたらく分子機構は
不明でした。
 
 今回、東京大学 大学院理学系研究科の
山野 峻 大学院生、西増 弘志 助教、
石谷 隆一郎 准教授、濡木 理 教授の
研究グループは
Massachusetts
 Institute of
 Technology
のFeng Zhang博士らとの
共同研究により、Cpf1の分子構造を
決定し、そのはたらきを原子レベルで
解明することに成功しました。
 
 本研究結果から、Cpf1を用いた
ゲノム編集技術の効率化が期待されます。
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 ゲノム編集技術は日進月歩です。
 
 ついこの間までCRISPR-Cas9
が注目の的でしたが、今度は、
CRISPR-Cpf1だそうで、
目が離せません。
 
>今回の研究成果は、Cpf1を改変した
>新規のゲノム編集ツールの開発に
>つながることが期待されます。
 
 遺伝子治療にとっては重要な技術です。

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2016年4月23日 (土)

世界初 二酸化炭素とジオールからの直接ポリカーボネート合成法の開発に成功

2016年4月15日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院工学研究科の
冨重圭一教授、田村正純助教及び
東京理科大学工学部工業化学科の
杉本裕教授の研究グループは、
二酸化炭素とジオール
(2個の水酸基が2個の異なる炭素に
結合している脂肪族あるいは脂環式化合物)
を触媒的に直接重合させる方法を
世界で初めて開発しました。
 
 ジオールを原料として用いた
従来のポリカーボネート直接合成は、
ホスゲンなどの有毒な試薬を用いた方法
しかなかったのに対し、
本研究では、無害な二酸化炭素と
ジオールから一段で合成可能であること
を世界に先駆けて示しました。
 
 生産量の多いポリカーボネートを
ホスゲンではなく二酸化炭素を用い、
同時にバイオマスから誘導された
ジオールとの反応で合成が実現されれば、
大幅な二酸化炭素の削減につながる
プロセスの構築が期待されます。
 
 開発した手法では、
酸化セリウム(CeO2)触媒と
2-シアノピリジンを用い、
二酸化炭素と1,4-ブタンジオールを
130℃といった比較的温和な条件で
反応させることで、二酸化炭素と
1,4-ブタンジオールが交互重合した
ポリカーボネートが高収率(97%)で
得られます。
 
 さらに、様々な両末端ジオールに
適用可能であることも見出しました。
 
 この成果は2016年4月14日付
(英国時間)でNature publishing group
の学術雑誌Scientific Reports電子版に
掲載されました。
 
 本研究は、公益信託ENEOS水素基金の
補助を受けて実施されました。
 
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 世界で初めて開発というのも素晴らしい
のですが、
 
>生産量の多いポリカーボネートを
>ホスゲンではなく二酸化炭素を用い、
>同時にバイオマスから誘導された
>ジオールとの反応で合成が
>実現されれば、大幅な二酸化炭素の
>削減につながるプロセスの構築が
>期待されます。
 大幅な二酸化炭素の削減につながる。
 大変素晴らしいことです。
 
 いつ頃工業化されるのでしょうか?
 大いに期待したいと思います。

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文明のバトンの渡しかた(4)高速道路【後編】

2015/10/18 YouTube
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
 老朽化が進んでいますので、気になって
いました。
 
 見て頂ければ分かって頂けると
思います。
 
 知らなかったことがいろいろありました。
 
 それなりに考慮して対策しようと
しているようです。
 
 大変だと思います。
 頑張ってください。

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2016年4月22日 (金)

植物細胞の形づくりの謎を頭蓋骨の研究が解明? 医学・植物学を数学がつなぐ「超」異分野融合研究

2016.04.11 九州大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学大学院医学研究院の
三浦岳教授と今村寿子助教の研究グループ
は、東京大学およびエルピクセル株式会社
との共同研究で、植物の表皮細胞の
複雑なかたちが形成されるメカニズムを
世界で初めて解明しました。
 
 双子葉植物の葉の表面の細胞は
美しいジグソーパズル様の形をしています。
 
 研究グループは植物の細胞壁の
合成-分解の分子回路を数理モデル化
(※1)したところ、これまで
頭蓋骨の縫合線(※2)のパターン形成に
用いてきた数理モデルと全く同じである
ことがわかりました。
 
 この結果を基にして、九州大学の
数値シミュレーション、東京大学の実験、
エルピクセル社の画像解析を組み合わせ、
細胞壁が一定の厚さを保ったまま
湾曲構造を形成するメカニズムの一端が
解明されました。
 
 このように、医学と植物学の間を
数学が仲立ちをするという
「超」異分野融合研究によって、
これまで全く分かっていなかった
植物細胞の形づくりのしくみが
明らかになりました。
 
 この研究成果は、2016年4月7日(木)
午前11時(米国東部時間)に、
米国科学雑誌「PLOSComputational
Biology」のオンライン版で
発表されました。
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 「超」異分野融合研究、良いですね。
 
 生物学以外では数学的手法が浸透しつつ
ありますが、生物学内にも数学的手法が
浸透することが期待されます。
 
 定量的に扱えるということが重要です。

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緑内障抑える化合物発見 マウスで効果 京大

2016年4月20日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 失明につながる緑内障の進行を抑える
化合物を、京都大のグループが見つけた。
 
 緑内障のマウスで試して効果を確かめた。
 
 グループは年内にも、短時間で失明する
目の病気の患者を対象に安全性や効果を
確かめる試験を始める予定。
 
 英科学誌ヘリヨンに19日発表した。
 
 緑内障は日本人の失明原因で最も多い。
 
 目の中の水分の圧力(眼圧)など
によって、網膜の神経が傷ついて起きる。
 
 眼圧を下げる薬や手術はあるが、
進行を止めづらい。
 
 傷ついた神経細胞では、細胞に不可欠な
ATPという分子が少なくなっている。
 
 グループは細胞内のATPの量を高める
化合物を開発。
 
 遺伝的に眼圧が高く、緑内障になる
マウスに生後2カ月から毎日飲ませると、
神経の減少は、生後10カ月の時点で
2割減にとどまった。
 
 化合物を与えないマウスは6割以上
減っていた。
 
 薬剤で目の神経を傷つけたマウスでも、
神経細胞の減り方を抑えられた。
 
 この化合物は人に使われたことがなく、
安全性や効果は今後調べる。
 
 グループの池田華子准教授は
「試験がうまく進めば、5年後ぐらいには
緑内障で試験を始めたい」と話している。
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 やっと緑内障にも、ちょっと光が
見えて来たかな? という感じです。
 
 有効な治療法がありません。
 
 特に正常眼圧緑内障は眼圧コントロール
だけでは進行を十分に抑えることが
出来ません。
 
 この進捗では、
>「試験がうまく進めば、5年後ぐらい
>には緑内障で試験を始めたい」
 とのことで、
 
 その結果待ちですから、私には多分、
間に合わない。残念です。
 
 患者の立場から見ると、医学の進歩は
本当に遅い。
 
 せっかく新薬候補が見つかっても、
死の谷の問題、製薬会社の対応、
ドラッグラグの問題等、いろいろあって
なかなか進まないのが現状。
 
 研究者は、一生懸命頑張って
いるのだと信じていますが、

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2016年4月21日 (木)

腎臓の元となる細胞を増やすことに成功~腎臓の再生医療に向け前進~

平成28年4月15日
熊本大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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[要旨]
 
 熊本大学発生医学研究所の
研究グループ
(谷川俊祐助教、西中村隆一教授ら)は、
マウス胎仔由来およびヒト iPS 細胞から
誘導した腎臓前駆細胞を試験管内で
増やす方法を開発しました。
 
 尿の産生や血圧の調節など生命の維持に
必須の器官である腎臓は一度機能を失うと
再生しません。
 
 胎児期には尿を産生する重要な組織
であるネフロン
(糸球体※ 3 と尿細管)が
腎臓前駆細胞から作り出されます。
 
 しかし、その細胞は腎臓が出来上がる
出生前後に消失してしまうため、
そのことが腎臓が再生しない理由の
一つとされています。
 
 一方、2013 年末に西中村教授らの
研究グループはヒト iPS 細胞から
腎臓前駆細胞を誘導する方法を
報告しました。
 
 しかし、これを再生医療へ応用するには、
腎臓組織を作る能力を保ちながら
前駆細胞を大量に増やす必要があります。
 
 今回、谷川俊祐助教らは、LIF※ 4 、
WNT、FGF 及び BMP といった
腎臓が作られる際に必要な液性因子を
敢えて低い濃度で培養液に加えること
によって、マウスの胎仔から単離した
腎臓前駆細胞を約 20 日間培養し、
100 倍に増やすことに成功しました。
 
 増えた細胞は糸球体と尿細管を形成する
能力を維持しており、腎臓発生に重要な
遺伝子群も保たれていました。
 
 ヒト iPS 細胞から作成した
腎臓前駆細胞をこの方法で培養したところ
約1週間維持され細胞数も増加しました。
 
 増えた細胞は、糸球体と尿細管を
形成する能力を保っていました。
 
 本研究は、出生前後には消失する
腎臓前駆細胞を、細胞外からの刺激により
ネフロンを作る能力を保持しながら
より長期に増幅させることを可能に
したものです。
 
 この方法を基に、人為的に大量に
作成した腎臓細胞の移植や、腎臓組織を
体内で再構築させる研究への発展が
期待されます。
 
 本研究成果は、科学雑誌
「Cell Reports」オンライン版に
4月14日 12:00 PM(アメリカ東部時間)
【日本時間の4月15日 2:00 AM】に
掲載されました。
 ※本研究は、米国NCI/NIHのグループとの
共同研究です。
 
 文部科学省科学研究費補助金、
博士課程教育リーディングプログラム
(HIGOプログラム)の支援を受けました。
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 まだ本格的な腎臓の再生医療には
届いていないようですが、
 
>とはいえネフロンの糸球体と尿細管の
>両方を作る能力を維持したまま
>腎臓前駆細胞を増やす方法が
>初めて確立されたため、
>今後、この培養法が再生医療に向けた
>研究に応用されることが期待されます。
 
 期待したいと思います。
 
 腎臓関連の他の投稿は、
2016年3月13日
 
 こちらも期待したい。

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試験勉強には“効かない”イチョウ葉なのに……機能性表示食品の今

試験勉強には“効かない”イチョウ葉
なのに……機能性表示食品の今
2016年4月12日 foocom.net
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 機能性の根拠は、関与成分についての
論文をデータベースで収集・精査する
「研究レビュー」であり、
根拠として採択されたのは論文1報。
 
 ブラジル人の60~70歳の男性を対象に
行われたもので、言葉や複雑な図形の
3分後の思いだし等で、
イチョウ葉エキスを摂取した群が
摂取していないプラセボ群に比べ
有意に優れ、脳の血流も有意に
高まっていることが示されたという内容だ。
 
 まさか、パッケージの表示が不十分で、
POPには大ウソが書いてあるなどとは
思わない。
 
 しかし、実際にはこんなことが起きて
いる。
 
 これが、機能性表示食品の制度が
始まって1年の現状だ。
 
 情報が公開されて、「消費者の誤認を
招かない、自主的かつ合理的な商品選択に
資する表示制度」のはずだった。
 
 しかし、ウェブサイトで公表されている
情報は、消費者にとってわかりやすくは
ない。
 
 届きやすいわけでもない。
 
 POP問題はさておき、パッケージに
表示されている機能性と、
根拠となる論文の内容との間に“ずれ”
がある、と思われる製品は、
ほかにもかなりの数ある。
 
 根拠とした論文が論じている成分と
製品に含まれる成分の同等性、
という観点で、問題のある製品もある。
 
 同じ名称の原材料であっても、
製造方法や規格が異なれば、
効き目や安全性はまったく異なる。
 
 プロなら当然の常識だ。
 
 しかし、品質管理等に詳しくない
消費者は、同じ名称であれば同じもの、
と思ってしまう。
 
 消費者は誤魔化されているのだ。
 
 そもそも、情報が公開されている
といっても、企業が作った情報を
公開しているのだから、恣意的でない、
という保証はない。
 
 しかも、成分の分析法等が公開されて
おらず、第三者が製品を科学的に
分析検証する術がない。
 
 制度が抱えるさまざまな問題については、
制度が始まった当初、本欄や特集欄で
指摘し、国立医薬品食品衛生研究所の
合田幸広・薬品部長も詳しく解説して
くださった。
 
 これらは、まったく解決されず、
制度から1年たってますます
悪質な事業者と製品が出てきている、
という印象を私は持っている。
 
 国立健康・栄養研究所の『「健康食品」
の安全性・有効性情報』
https://hfnet.nih.go.jpで、
イチョウを検索して読んでほしい。
 
 高齢者が対象であっても、
効かないとする研究結果が相当数ある
ことがわかる。
 
 また、米国のNational Institutes of
Health(国立衛生研究所)
・Office of Dietary Supplementsの
イチョウ葉のページからリンクされた
National Center for Complementary and
Integrative HealthやNational
toxicology Programのページは、
国の機関が出資して行った大規模試験で
効果を見いだせなかったことなどを
説明している。
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 多くの反する論文が出ているにも
関わらず、たった一つの、しかも、
当該会社が提出した論文のみで、
機能性食品と認められるとは?
 
 おかしくないですか?
 
 どうも日本のお役所は無責任な
気がして仕方がない。
 
 消費者が、その製品がどういうもので、
何を根拠に許可されたものであるかを、
きちんと調べないといけないようです。
 
 それは難しいですよね。
 
 認可する部署がきちんと消費者の
立場に立って、認可後の表示も含めて
監視して貰わないといつまでたっても
解決などしないと思う。
 
 現実はこんなもの、
>消費者は誤魔化されている

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2016年4月20日 (水)

iPS細胞とロボスーツで脊髄損傷を治療 臨床研究へ

2016年4月18日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶応大とサイバーダイン社
(茨城県つくば市)は18日、
iPS細胞とロボットスーツHALを
併用して脊髄(せきずい)損傷を治療する
ための共同研究を始めると発表した。
 
 今春から脊髄損傷の患者をHALで
治療する臨床研究を始め、
それでも十分に機能が回復しない患者には
iPS細胞を使った治療を検討していく
という。
 
 HALは体に取り付けて歩行能力を
高める装着型のロボットで、
サイバーダイン社が開発。
 
 筋ジストロフィーなど八つの難病を
対象に医療機器として昨年、承認
されている。(合田禄)
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 素晴らしい挑戦だと思います。
 
 臨床研究、
良い結果が出るよう祈っています。

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神経回路が免疫機能を抑制するメカニズムを発見~脳脊髄障害で起こる感染症の新たな治療法に光~

平成28年4月19日
東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○脊髄障害後の主な死亡要因は感染症だが、
 免疫機能が低下するメカニズムは
 不明だった。
 
○免疫器官である脾臓と接続する
 神経回路の異常な活動が、免疫機能を
 低下させることを発見した。
 神経細胞の活動を遮断すると、
 低下した免疫機能が回復した。
 
○神経活動の制御により免疫機能を
 改善する治療法や感染症の予防法の
 開発が期待される。
 
 
-----
 JST 戦略的創造研究推進事業の
一環として、JSTの上野 将紀 
さきがけ研究者
(兼 シンシナティ小児病院医療センター
 発生生物学部門 客員研究員)、
シンシナティ小児病院の吉田 富 准教授、
オハイオ州立大学の
フィリップ・ポポビッチ
(Phillip Popovich)教授
らの研究グループは、脊髄損傷後に起こる
免疫機能の低下が、免疫を制御する
神経回路の異常な活動により
引き起こされることを発見しました。
 
 脳や脊髄の障害後の死亡要因の
第1位は感染症です。
 
 免疫機能の低下により感染症に
かかると考えられますが、免疫機能が
低下するメカニズムは不明でした。
 
 本研究グループは、免疫器官である
脾臓と接続する神経回路に着目しました。
 
 脊髄損傷により一度神経回路が
破綻すると、免疫器官を制御する
神経回路が、脊髄内で代償的に
新たな回路網を形成することを
見いだしました。
 
 さらに、新たな回路内での神経細胞の
活動を遮断すると、免疫機能の低下が
回復することも明らかにしました。
 
 本研究は、脳や脊髄の中枢神経障害後に
神経の作用が元で起こる免疫機能低下の
新たな病態メカニズムを明らかにしました。
 
 神経系を制御して免疫機能を改善する
新たな治療法の開発につながると
期待されます。
 
 本研究成果は、2016年4月18日
(米国東部時間)に英国科学誌
「Nature
 Neuroscience」の
オンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------
 
>なぜ脳や脊髄の障害で免疫機能が
>低下するのか、その原因は
>いまだに不明で、根本的な治療法や
>予防法がないのが現状です。
 
>免疫器官である脾臓と接続する
>神経回路の異常な活動が、
>免疫機能を低下させることを発見した
 神経回路の異常な活動ね~
 
>免疫系に対する神経回路の役割を
>正しく理解し、その活動を効果的に
>制御できるようになれば、
>免疫機能の改善を促すための
>新たな治療法の開発に結びつくと
>期待されます。
 
 新しい発見ですね。
 大いに期待したい。

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2016年4月19日 (火)

人工光合成を実現する混合粉末型光触媒シートを開発―太陽エネルギー変換効率1.1%を達成―

2016年3月10日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
人工光合成化学プロセス技術研究組合
TOTO株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOは、人工光合成化学プロセス技術
研究組合(ARPChem)、
東京大学、TOTO(株)とともに、
太陽エネルギーを利用した光触媒による
水からの水素製造(人工光合成の一種)
で、2種類の粉末状の光触媒を用いた
混合粉末型光触媒シートを開発、
太陽エネルギー変換効率1.1%を
達成しました。
 
 開発したシートは、非常にシンプルな
構造で、大面積化と低コスト化に
適しており、安価な水素を大規模に
供給できる可能性を持っています。
 
 なお、今回の研究成果は、英国科学誌
「Nature Materials」のオンライン速報版
で公開されています。
---------------------------------------
 
>安価な水素を大規模に供給できる
>可能性を持っている。
 というのは良いですね。
 
 太陽光→電気→水素
よりは、増しなような気がしますので、
 
 人工光合成研究はいろいろ実施
されていますね。例えば、
平成28年2月11日
科学技術振興機構(JST)
自然科学研究機構 分子科学研究所
総合研究大学院大学
 等、豊田研究所も続けてます。
 
 期待しています。

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「SiC高品質薄板化エピウエハ」の製品開発に成功―東洋炭素が製品化、サンプル供給を開始―

2016年4月14日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
東洋炭素株式会社
関西学院大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOプロジェクトにおいて、東洋炭素
(株)と関西学院大学は、
コア技術の「Si蒸気圧エッチング技術」を
用いた「SiCウエハの平坦表面処理技術」
を完成、従来の処理法に比べて欠陥を
1/20に低減しました。
 
 さらに、この「Si蒸気圧エッチング技術」
を応用することで、ウエハ薄板化加工も
容易となり、高品質薄板化SiCエピウエハ
の製造を可能としました。
 
 この技術を用いることでSiCデバイスの
実用化が加速、自動車や機器の省エネ化を
可能にします。
 
 東洋炭素(株)は、これらの開発技術を
統合して、量産製造装置の導入、製品化し、
特定顧客へ「高品質薄板化SiCエピウエハ」
のサンプル供給を開始しました。
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>従来の処理法に比べて欠陥を1/20に
>低減しました。
 
 良さそうですね。
 心做しかどうか良くわかりませんが、
産学協同が進みつつあるかな?
 
>当該技術薄板化ウエハと機械研磨薄板化
>ウエハの強度の比較を行うと、
>当該技術薄板化ウエハの強度が
>一桁高いことが明らかとなりました
>(図4)。
>その品質がデバイス処理工程に
>耐えうる強度であることが明らかと
>なり、今後のデバイスの工程短縮
>ならびにコストダウンに一躍を担う
>技術として期待されます。
 
>半導体SiCによるパワーデバイスは、
>半導体Siに比べ優れた電気的特性を持ち
>電力変換に伴う損失の大幅な低減を
>可能とするため、自動車に搭載する
>ことで燃費を約10%改善することが
>期待されています。
 
 良いですね。期待したい。

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2016年4月18日 (月)

免疫の樹状細胞の新機能を発見 県立医大

2016年04月16日 わかやま新報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 県立医科大学(和歌山市紀三井寺)の
改正恒康教授らの研究グループは14日、
免疫応答などを担う「樹状細胞」が
腸炎の病態にブレーキをかけていることを
発見したと発表した。
 
 今後、人の難治性炎症性腸炎疾患の
病態の解明や、新たな治療法の開発が
進むことが期待される。
 
 研究は同大先端医学研究所生体調節機構
研究部の改正教授の指導の下、
大学院生の大田友和さん(29)らが
行った。
 
 改正教授は「XCR1陽性樹状細胞は
腸管T細胞の生存を維持、
活性化を支持し、腸炎の病態に
ブレーキをかけていることが分かった」
と説明し、「人の難治性腸疾患においても
同様のメカニズムが働いている可能性は
十分考えられ、人の難治性腸炎に
アプローチする上で、
XCR1陽性樹状細胞は新たな切り口
になっていく」と話した。
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 樹状細胞が炎症を押さえると言う話しは
今まで聞いたことが無いので、
XCR1陽性樹状細胞というのは特殊な
樹状細胞なのでしょうか?
 
 とにかく、
>人の難治性腸炎にアプローチする
>上で、XCR1陽性樹状細胞は
>新たな切り口になっていく。
 
 と話しておられるので、研究の進展に
期待しましょう。

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リチウムホウ素化合物の新しい合成法を開発-入手容易な原料から1段階で新奇な構造の構築が可能に-

2016年4月13日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 二酸化炭素(CO2)は“地球温暖化”に
及ぼす影響が最も大きな“温室効果ガス”
です。
 
 石炭や石油の消費などにより、
大量のCO2が大気中に放出されます。
 
 また、CO2の吸収源である森林が
伐採され減少しています。
 
 その結果として大気中のCO2は
年々増加しているため、CO2の削減が
急がれています。
 
 一方、有機合成化学の観点からは、
CO2は入手容易で再生可能な炭素資源
であるため、有用物質の合成に
利用できないかと考えられてきました。
 
 しかし、CO2は化学的に安定である
ため、効率的かつ実用的に変換する方法は
限られています。
 
 一方で、「リチウムホウ素化合物」は
「リチウムイオン電池」の
“電解質”として利用されています。
 
 リチウムイオン電池は、充電式の
電池の1種で、正極と負極を
リチウムイオン(Li+)が行き来すること
で、充電・放電を行います。
 
 特長として、ニッケルカドミウム電池や
ニッケル水素電池よりも小型化・軽量化が
しやすく、電力が大きいことが
挙げられます。
 
 そのため、スマートフォン、
ノートパソコン、デジタルカメラなどの
電源として普及しています。
 
 しかし、実用化に耐えうる高純度の
リチウムホウ素化合物を得るには、
複雑な多段階反応を用いる必要があります。
 
 また、従来法では合成できる構造や
組成も限られています。
 
 そのため、入手容易な原料から
多様な組成や構造を持つ
リチウムホウ素化合物を、
効率的に合成する手法の開発が
求められていました。
 
 理研の研究チームはこれまで、
CO2を利用する有機合成反応について
研究を進めてきました。
 
 今回、“銅触媒”を用いることにより、
CO2、ホウ素化合物、アルデヒド類、
リチウムアルコキシドといった
複数の入手容易な原料から、
1段階で分子内に5員環構造を持つ
新奇なリチウムホウ素化合物が
選択的に生成されることを発見しました
(図)。
 
 さらに詳しく検討したところ、
さまざまな官能基を持つアルデヒド類から
多様なリチウムホウ素化合物を
効率的に合成できることが明らかに
なりました。
 
 従来のリチウムイオン電池の電解質は、
環状カーボネートなどの有機溶媒に
溶かして利用されています。
 
 今回、合成した新奇な
リチウムホウ素化合物は、ホウ素原子が
環状カーボネートに組み込まれた構造を
しているため、従来の電解質と溶媒が
“一体化した物質”とみなすことが
できます。
 
 そのため、有機溶媒を必要としない、
新しいリチウムイオン電池の電解質の
開発への展開が期待できます。
 
 
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>CO2、ホウ素化合物、アルデヒド類、
>リチウムアルコキシドといった
>複数の入手容易な原料から、
>1段階で分子内に5員環構造を持つ
>新奇なリチウムホウ素化合物が
>選択的に生成されることを
>発見しました。
 
 と言うことで、上手く行けばCO2の
削減に寄与出来るかも知れません。
 
 今後の研究の展開に期待しましょう。
 
 CO2の削減と言う観点からすれば、
再生可能エネルギーの導入比率を上げる
ような投資をした方が手っ取り早いと
思いますけど、ね~
 
 世界の趨勢を見ていると、一朝一夕
では行かないのだから、早くしないと
世界から取り残されますよ。
 
 再生可能エネルギー関連投稿です。
2016年4月13日

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2016年4月17日 (日)

被災牛の歯から放射性ストロンチウム~歯に残された放射能汚染の記録~

2016年4月11日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学歯学研究科、理学研究科、
農学研究科、加齢医学研究所等からなる
共同研究グループでは、福島第一原発事故
の後、旧警戒区域に放たれたウシの歯を
収集し、それらの歯に含まれるSr-90の量
を測定し評価してきました。
 
 本研究では、年齢の違う8頭の牛から
9本の歯をそれぞれ採取し測定を行い、
原発事故以降に形成された歯の
Sr-90濃度が、事故前と比べて高く
なっていることを見出しました。
 
 このことから、歯の中のSr-90の
放射能量から個体の内部被ばく線量を
評価する手がかりを得られることが
分かりました。
 
 原発事故により、環境中に存在する
安定ストロンチウムにSr-90が加わった
ため、環境中のSr-90と
安定ストロンチウムの比(比放射能値)
は、Sr-90が降下した場所と事故からの
経過時間により異なります。
 
 本研究から、歯の中の比放射能値は、
ウシの採取場所と時期、年齢、
歯の形成段階により異なることが
分かりました。
 
 したがって、歯の比放射能値を測定する
ことにより、環境中の放射能汚染の
時間経過、体内に取り込まれた
Sr-90の総量を過去にまで遡って推定し、
内部被ばく線量を評価できる可能性がある
ことが示されました。
 
 本研究の成果は平成28年4月6日付けで、
Scientific Reports 誌に掲載されました。
 
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 Sr-90は一体どの位の量、漏れ出たので
しょうか?
 
 原発の区域外には漏れていないと言って
いたような気もしますが、
 
 これで定量的に把握出来るように
なると思われます。
 
 どんな結果が出るか興味津々です。

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ヒト乳歯歯髄幹細胞の細胞培養液を使った新しい多発性硬化症 の治療法開発

平成284月13日
名古屋大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
① ヒト乳歯歯髄幹細胞の細胞培養液を
 多発性硬化症の動物モデルである
 実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)の
 症状極期に単回静脈内投与すると
 神経麻痺症状が劇的に改善した。
 
② 麻痺症状の改善は脊髄における
 マクロファージやリンパ球が引き起こす
 炎症反応と神経損傷を抑制することに
 基づくものであった。
 
③ 細胞培養液の主成分である
 分泌型シアル酸認識レクチン Siglec-9
 の投与のみでも EAE の麻痺症状が
 改善した。
 
④ ヒト乳歯歯髄幹細胞の細胞培養液、
 および分泌型 Siglec-9 は
 多発性硬化症の有望な治療薬となり得る
 可能性が示された。
 
 
-----
概要
 
 名古屋大学大学院医学系研究科
頭頸部感覚器外科学講座・顎顔面外科学
/咀嚼障害制御学・下島千明
(しもじまちあき)大学院生、
山本朗仁(やまもとあきひと)准教授、
横浜市立大学大学院医学系研究科
神経内科学/脳卒中医学 竹内英之
(たけうちひでゆき)准教授
(元名古屋大学環境医学研究所
神経免疫学助教)らの研究グループは、
ヒト乳歯歯髄幹細胞の細胞培養液を
多発性硬化症の動物モデルである
実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)の
症状極期に単回静脈内投与すると、
神経麻痺症状が劇的に改善することを
見出しました。
 
 さらに、同培養液の主要成分である
分泌型シアル酸認識レクチン Siglec-9 の
投与のみでも、EAE の麻痺症状が改善する
ことを見出しました。
 
 本研究により、生体の自己組織再生能力
を引き出すヒト乳歯歯髄幹細胞の
細胞培養液、および分泌型 Siglec-9 は、
多発性硬化症の有望な治療薬となり得る
可能性が明らかとなりました。
 
 本研究は名古屋大学、上田実
(うえだみのる)名誉教授、
および錫村明生(すずむらあきお)
名誉教授との共同研究で行われました。
 
 本研究成果は、米国免疫学会誌
「The Journal of Immunology」
(米国東部時間 2016年4月6日)に
掲載されました。
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 新しい方向の治療薬になるかも
知れません。
 
>ヒト乳歯歯髄幹細胞の細胞培養液を
>多発性硬化症の動物モデルである
>実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)の
>症状極期に単回静脈内投与すると、
>神経麻痺症状が劇的に改善することを
>見出しました。
 
>さらに、同培養液の主要成分である
>分泌型シアル酸認識レクチン Siglec-9
>の投与のみでも、EAE の麻痺症状が
>改善することを見出しました。
 
 
 多発性硬化症の有望な治療薬に
なると良いですね。

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2016年4月16日 (土)

がんの代謝:細胞外マトリックスから脱落したがん細胞が増殖し続ける仕組み

2016年4月14日 natureasia
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん細胞が自身の代謝プログラムを
変更して、三次元のがん細胞塊
(スフェロイド)として増殖できるように
するという、これまで知られていなかった
機構が今回明らかにされた。
 
 細胞外マトリックスから脱落した細胞は、
脱落したことによって放出される
活性酸素種(ROS)によって増殖が
阻害されるのが普通だが、
悪性細胞は脱落した状態で生き延びて
増殖する能力を獲得することがある。
 
 R DeBerardinisたちは、
スフェロイド中の細胞が
イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)
の駆動する還元的グルタミン代謝
によって細胞質中でクエン酸を生成させ、
それによって酸化ストレスを緩和している
ことを明らかにした。
 
 細胞質中のクエン酸は、
次いでミトコンドリアに取り込まれて
酸化的代謝回路に入り、NADPHを産生する
だけでなく、ミトコンドリアでの
ROS産生を抑制するのである。
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 「がん」って本当に巧妙ですね。
 
 研究の進展を見守りたい。

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がん研、染色体不安定性を利用した新規な治療標的を提案

2016/4/15 癌Exoerts
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん細胞の手ごわさは進行に伴い
増大するヘテロ性に負うところが大きい。
 
 その原因の1つが染色体不安定性
という現象。
 
 このほど、がん細胞で染色体が不安定
になる原因の一端をがん研がん研究所
(東京都江東区)実験病理部客員研究員の
阿部優介氏、同部長の広田亨氏らが解明し、
3月7日に米国科学雑誌Developmental Cell誌
に報告した。
 
 「このたんぱく質間相互作用を
強く阻害するとがん細胞が死ぬと
想定されることから、
新しい分子標的治療薬の標的になり得る」
と広田氏は指摘する。
 
 同氏らはそのための候補化合物の評価に
必要なスクリーニング系の構築に着手して
いる。
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>がん細胞で減少している
>「HP1とAurora B複合体との結合」を
>さらに阻害すると、
>染色体不安定性が増し
>その結果、抗腫瘍効果の発現が
>期待できる。
 染色体不安定性ね~
 
>染色体不安定性が激しくなれば、
>細胞を維持することすらも困難になり、
>死亡する可能性が高い」(広田氏)
 なるほど。
 
 逆転の発想ですね
 
 良い結果がでるよう祈ってます。

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2016年4月15日 (金)

高度な脱塩機能を発現するナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成することに成功~窒素ドープ(添加)によって分離機能が向上~

平成28年4月8日
信州大学 アクア・イノベーション拠点
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○新規な膜形成手法(ドライプロセス)
 によって、従来の
 Diamond-Like
 Carbon(DLC)膜より柔らかい
 炭素ベースの水分離膜を新たに開発し、
 最大96%という高い脱塩性能を達成。
 
 添加する窒素の量を調整することにより、
 脱塩性、透水性、耐塩素性を最適化
 できることを見出しました。
 
○コンピューターのシミュレーションでも
 その有効性を確認しており、
 資源開発など厳しい条件下での
 水処理膜の実用化が期待できます。
 
○本研究成果は、英科学誌Nature系
 の専門誌「NPG Asia
 Materials*」に掲載されます
(2016年4月1日付で電子版が
 公開されました)。
 
 
-----
 ダイヤモンド構造と炭素構造が
ハイブリッド化したアモルファス
(非晶質)のナノカーボン膜
(Diamond-Like
 Carbon:DLC)は現在、
ハードディスク表面や工具類、
ペットボトルなどのコーティング材
として広範な用途で用いられております。
 
 今回、信州大学 COI拠点の
研究グループでは、従来のDLC膜を
ベースに、ナノ構造を巧みに
かつ最適に制御することで、
高度な水処理に使用できる
ナノカーボン製の水分離膜を
開発しました
 
 具体的には、スパッタ法注1)により、
ターゲットの高純度カーボンに
プラズマ化したアルゴン、窒素、
メタンを衝突させることで
カーボンなどの分子を弾き出し、
多孔性高分子膜
(ポリサルフォン/PSU)の基材上に
付着・堆積させることで、
厚さ20-30nmのナノカーボン膜を
形成します。
 
 添加する窒素量の原子レベルでの
制御により、脱塩性、透水性、耐塩素性を
最適化でき、さらに窒素ドープ量を増やす
ことで最大96%という
高いNaCl除去率を示すことを
見出しました。
 
 本成果は、石油や非在来型資源開発など
厳しい条件下での水処理膜の応用展開が
期待されます。
 
 今回の開発したナノカーボン水分離膜は、
多孔性高分子膜(PSU)の
基材上に成膜されています(図1)。
 
 すなわち、多孔性高分子膜の基材上に、
犠牲層
(ポリビニルピロリドン/PVP)を
コーティングし、
その上からスパッタ法にて
ナノカーボン分離膜を成膜し、
その後コーティング層を溶かす
プロセスにより調製しています。
 
 この方法で、多孔質高分子基材上に
ナノカーボン分離膜が均一に成膜できる
ことは、SEM(走査型電子顕微鏡)
およびAFM(原子間力顕微鏡)
の画像で確認しました(図2)。
 
 得られたナノカーボン分離膜は、
従来のDLC膜よりも柔らかく、
透水性および脱塩特性を評価した結果、
0.2%のNaCl水溶液から
最大で96%という高いNaCl除去率を
示すことが確認されました※1)
(図3a)。
 
 また、殊に添加する窒素ドープ量を
制御することにより、脱塩性、透水性、
耐塩素性などの特性が最適となる条件を
明らかにしました※2)(図3b)。
 
 さらに、本拠点で導入した
スーパーコンピューターを用いた
シミュレーションで、
アモルファスカーボン(a-C)の
窒素ドープ量の違いによる
ナノ構造モデルを示しました※3)
(図4)。
 
 本結果より、a-C中の窒素ドープ量を
増やすこと事により、
膜中の空隙が減少しており、
これが脱塩性、透水性向上に関係している
ことが確認されました。
 
 なお、本論文に関する特許は
申請済みです。
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 良さそうですね。
 
>今回の方法で開発されたカーボン膜は、
>高い脱塩特性と透水性、ロバスト性を
>併せ持っており、資源開発など
>厳しい条件下の水処理膜の実用化に
>寄与できることが期待されます。
 
>今後、さらに膜の性能を向上させて
>次世代の革新的な水分離膜に仕立て、
>脱塩モジュールの完成(モジュール化)、
>プラントにおける全体最適(システム化)
>を経て、「地球上の誰もが十分な水を
>手に入れられる社会」を実現すべく、
>産学官の連携により世界各地への
>社会実装を推進していきます。
 
 なかなか壮大な話しですが、高価な
プラントでは経済の発達していない国
では導入は難しい。

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コウモリが超音波で行く先を“先読み”し、ルート選択を行うことを発見

平成28年4月12日
同志社大学
東京大学 生産技術研究所
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○コウモリは飛びながら小さな昆虫を
 次々と捕食するが、その際の
 超音波によるセンシングと飛行ルートの
 関係はこれまで明らかではなかった。
 
○コウモリが複数の獲物に注意を分散させ、
 またそれらを高確率で捕らえる
 飛行ルートを選択していることを
 発見した。
 
○ナビゲーション研究における軌道計画法
 や選択的注意機構に関する研究分野
 においてコウモリが新しいモデル動物
 として有用であることが示された。
 将来的には高機能の飛行ドローンなど
 自律移動ロボット分野などへの
 工学応用が期待される。
 
 
-----
 同志社大学 研究開発推進機構の
藤岡 慧明 博士は、同生命医科学部の
飛龍 志津子 准教授
(兼・さきがけ研究員)、
東京大学 生産技術研究所の
合原 一幸 教授らとともに、
採餌のためにナビゲーション飛行する
コウモリが、目前の獲物のみならず、
その先にいる次の獲物の位置までも
超音波で先読みすることで、
より多くの獲物を確実に捕らえる
飛行ルートを選択していることを
発見しました。
 
 日本でも広く見られるアブラコウモリは
高度に発達した超音波ソナー注1)の
能力を有しており、体長数ミリメートルの
蚊などの微小な飛翔昆虫を正確に
探知・定位し、飛びながら次々と捕食を
行っています。
 
 しかしながら、このような高度な
採餌行動を可能とするソナーの情報と
飛行ルートとの関係については、
これまで明らかにされていませんでした。
 
 本研究グループは、野生コウモリの
ナビゲーション行動を
大規模なマイクロホンアレイ注2)
を用いて計測し、その行動原理を
数理モデリングによって解析しました。
 
 その結果、野生のコウモリが
目前の獲物だけでなく、その次の獲物に
対しても注意を分散させ、高確率で
複数の獲物を連続的に捕らえることが
可能な飛行ルートを選択していることを
明らかにしました。
 
 この発見により、コウモリが
軌道計画注3)や選択的注意注4)研究に
関する新しいモデル動物となることが
示されました。
 
 このようなコウモリの
ナビゲーションアルゴリズムからは
アクティブセンシング注5)を行う
自律移動ロボットなどへの応用研究も
期待できます。
 
 本研究は、日本学術振興会
科学研究費助成事業、
JST戦略的創造研究推進事業
個人型研究(さきがけ)の研究課題
「コウモリの生物ソナー機構に学ぶ、
 ロバストな実時間空間センシング技術
 の創出」(研究者:飛龍 志津子)、
内閣府 最先端研究開発支援プログラム
(FIRST)などの一環として
行ったものです。
 
本研究成果は、2016年4月11日
(米国東部時間)の週に
米国科学アカデミー紀要(PNAS)の
オンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------
 
 コウモリとしては、当然の行動だと
思います。(そんなに効率の悪い行動を
取っているとは思えない。
というのが普通の考えだと思います。)
 
 何を今さらと言う気がします。
 
 研究予算がなかったから?
 
 良く理解出来ません。

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2016年4月14日 (木)

未踏の世界へ 新たな抗がん剤で命救う 京都大大学院医学研究科客員教授・本庶佑さん

2016年4月14日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(74)
 
 体内のウイルスやがん細胞に対する
免疫細胞には、相手が敵か味方かを区別し
攻撃する「アクセル」と、攻撃を抑止する
「ブレーキ」の二つの機能がある。
 
 この免疫細胞に存在する「PD-1分子」
がブレーキ役を担っていることを
初めて発見した。
 
 この働きを抑えれば、
「免疫細胞によるがんへの攻撃が
活性化するのでは」という
可能性に発展し、新タイプの抗がん剤
「オプジーボ」の開発につながった。
 
 「一人でも多くの患者が救われればいい」
と薬に込めた思いを語る。
 
 1990年代初頭、細胞が自殺する
アポトーシスに関係する遺伝子を
探していたところ、チームの大学院生が
それとみられる謎の遺伝子を見つけた。
 
 「プログラムされた細胞死」を意味する
英語の頭文字を取って、「PD-1」と
名付けた。ところが、いくら調べても
アポトーシスは起きない。
 
 そこでPD-1を失わせたマウスを
人工的に作製し、半年間かけて
観察していると、腎炎など自己免疫疾患の
症状がゆっくり出現。
 
 PD-1分子が免疫のブレーキ役を
果たしていることを突き止めた。
 
 さらに、創薬につなげるのが苦難の連続
だった。
 
 師と付き合いがあった製薬企業
「小野薬品工業」が
共同開発を引き受けたが、PD-1分子の
働きを抑える物質を作製するノウハウが
ない。
 
 国内外の十数社に打診したが断られ、
自ら米国で製薬企業を探したりした。
 
 その後小野薬品が米ベンチャー企業と
提携することにより、「オプジーボ」の
開発へとつながった。
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 せっかく有望そうな医薬品候補を
見つけても医薬品として製品化する
までには長い時間と執念が必要です。
 
 今では「オプジーボ」は
ブロックバスターと呼ばれて、
有望な医薬品として知られて来ましたが、
こんなに時間がかかるとは?
 
 「小野薬品工業」の社長の執念が勝った
と言うことになりますが、
 
 複雑な心境ですね~

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“第4の科学”で材料開発を革新する  材料インフォマティクス

2016年4月13日 ScienceNews2016
Youtube
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 元素の種類や量などの組み合わせは
膨大にあり、目的に合った材料を開発する
ことは困難です。
 
 そこで情報科学の力を借りて、
より効率的な材料開発を行なう
材料インフォマティ-クスという
取り組みがはじまっています。
---------------------------------------
 
 確かに新しい材料を見つけ出すことは
大変だと思います。
 
 「勘」も重要だと思いますが、こういう
手法も駆使して進めて行って欲しいですね。
 
 動画はわかりやすくて素晴らしい。

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キラルケイ素分子の効率的合成に成功~キラルケイ素医薬品の開発に期待~

2016.04.04 九州大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学先導物質化学研究所の
友岡克彦教授、井川和宣助教らの
研究グループは、不斉ケイ素原子を有する
キラルケイ素分子を効率的に不斉合成する
ことに成功しました。
 
 また、合成したキラルケイ素分子が
特異な生理活性(セロトニン受容タンパク
に対する結合活性)を示すことを
明らかにしました。
 
 今後、これらの成果は、
キラルケイ素分子の特性を活用した
新しい医薬品の開発に展開されることが
期待されます。
 
 本研究成果は、平成28年4月1日(金)に
ドイツ学術雑誌
『Angewandte Chemie International
  Edition』のオンライン速報版に
掲載されました。
 
 またその際に、掲載論文中、
上位5%の重要論文:
Very Important Paper(VIP)に
選抜されました。
 
本研究についての詳細は こちら
---------------------------------------
 
 素人なのでいまいち重要論文に選抜
された理由が良くわかりませんが、
「特異な生理活性を示す」という、
その特異というところが評価されたと
いうところなのかな?
 
 新しい医薬品の開発に展開されると
良いですね。

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2016年4月13日 (水)

アクロレインの可視化に成功-生きた細胞で発生する毒性分子アクロレインと酸化ストレス疾患の関連性究明に大きな手がかり-

2016年4月12日
理化学研究所
大阪府立大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 喫煙時や有機物の燃焼時には
「アクロレイン」という物質が発生します。
 
 アクロレイン分子は
不飽和アルデヒド分子の一種で、
小さくて反応性が高いため、
生体内のさまざまな分子と反応して
強い毒性を示します。
 
 がんやアルツハイマー、脳梗塞など、
酸化ストレスを原因とする疾患では、
細胞にアクロレインが過剰発生し、
酸化ストレスをさらに強めていると
考えられています。
 
 このため、アクロレインと
酸化ストレスの関連性を調べることが
重要とされ、これまで、さまざまな手法が
試みられてきました。
 
 しかし、コストや利便性の面から、
生きた細胞で発生するアクロレインを
可視化し、検出する方法の開発が
急がれていました。
 
 理研の研究者を中心とした
国際共同研究グループは、
アクロレインの新しい有機反応を
開発する中で、3つの窒素に
アルキル基が付いた単純な組成の
「アジド化合物」が、生体に存在する分子
の中でアクロレインとだけ“選択的”に
反応することを発見しました。
 
 従来、アジド化合物は、
生体内(細胞内)の分子とは、
通常反応し難い化合物と考えられて
いましたが、細胞が発生する
アクロレインだけが、低濃度の
アジド化合物と混ぜ合わせるだけで
素早く反応しました。
 
 また、反応時にできる
1,2,3-トリアゾリン化合物が、
細胞内に効率良く取り込まれていることを
見いだしました。
 
 共同研究グループは、
この現象を利用して、生きたままの細胞を
使ってアクロレインを可視化し、
条件によってはこれまでの方法と比べて
1000倍以上の感度で検出することに
成功しました。
 
 簡単に入手できる蛍光基をもつ
アジド化合物を細胞にふりかけるだけで、
細胞から発生するたったnMの濃度の
アクロレインでも、その様子を明確に
画像でとらえることができます。
 
 今回の成果によって、アクロレインと
酸化ストレス疾患との関連性の究明が
進むと考えられます。
 
 また、アクロレインが発生している
細胞や組織に、選択的に薬を送ることが
可能になり、酸化ストレス疾患における
ドラッグデリバリーシステム(DDS)の
開発にもつながりそうです。
 
 
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>今回の成果によって、アクロレインと
>酸化ストレス疾患との関連性の究明
>が進むと考えられます。
 大いに期待したい。
 
>また、アクロレインが発生している
>細胞や組織に、選択的に薬を送ることが
>可能になり、酸化ストレス疾患における
>ドラッグデリバリーシステム(DDS)の
>開発にもつながりそうです。
 
 こちらも大いに期待したい。

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再生可能エネルギーはもう終わり(日本では)

2015-09-06
Hatana:EDiary シートン俗物記
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 英BPが再生可能エネルギーに
目を付けている意味は小さくはありません。
 
 各国投資家はこぞって再生可能エネルギー
市場に投資しているのです。
 
 ま、こういう事情を述べても、
「再生可能エネルギー導入には限界が
あるし、経済成長を進めるには
制限のあるエネルギーでは無理」
みたいな人もいるでしょう。
 
 ですが、経済成長には
エネルギー消費増加が伴うとは限らない、
という事が専門家の間では云われており、
それを(経済成長とエネルギー消費の)
デカップリング、といいます。
 
 実は、昨年度は再生可能エネルギーの
歴史的には記念すべき年となりました。
 
 それは、世界における二酸化炭素排出量
が前年度に対して横ばいになったのです。
 
 GDPは横ばいではありませんから、
化石燃料利用が増加しなくても
経済成長した、ということになります。
 
 その要因は、各国でエネルギーの
効率的使用が拡大した事と、
再生可能エネルギー導入が進んだ事に
あります。
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 世界では積極的に再生可能エネルギー
の導入が進められているのに
日本はこんなことで良いのでしょうか?
 
 世界から取り残されるのは必定。
 
 言い訳は立派ですが、それでは
取り残されるだけだと思っています。
 
 資源大国の米国ですら積極的。
 
 こんな指導者に任せておいて良い
のかと疑いたくなる。
 
 何ともし難い。
 
 このBlogをゆっくり見てください。
 
 そして考えて欲しい。
 
 どういうエネルギー政策が良いの
だろうか? と、
 
 私には間違っているとしか思えない。

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2016年4月12日 (火)

「発作性心房細動」に対する新たな保険治療~高周波ホットバルーンを用いたカテーテル心筋焼灼術に成功

2016/04/08 筑波大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 筑波大学附属病院循環器内科の
青沼和隆教授、山崎浩講師らのグループが、
4月1日、発作性心房細動に対する
新たなカテーテル治療に、
保険治療として国内で初めて成功しました。
 
 高周波ホットバルーンは、
葉山ハートセンター副院長の
佐竹修太郎医師により国内で開発された
日本発の治療機器であり、
筑波大学を含む国内17施設で臨床治験が
行われ、2015年11月に製造販売承認、
2016年4月1日に保険収載されました。
 
 今回、3名の患者さんに対して、
保険収載後初の治療が、佐竹医師の指導
のもと、施行されました。
 
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>2016年4月1日に保険収載されました。
 
 保険適用、素晴らしい。
 
 多くの人が救われると良いですね。

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鉄系超伝導体の臨界温度が4倍に上昇

2016.04.07 東京工業大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
又、超伝導の話しでスミマセン。
 
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 東京工業大学 科学技術創成研究院
フロンティア材料研究所の平松秀典准教授、
元素戦略研究センターの細野秀雄教授と
半沢幸太大学院生らは、
鉄系超伝導体[用語1]の一つである
鉄セレン化物「FeSe」のごく薄い膜を
作製し、8ケルビン
(K=絶対温度、0Kはマイナス273℃)で
超伝導を示すバルク(塊)より4倍高い
35Kで超伝導転移させることに成功した。
 
 FeSe薄膜が超伝導体ではなく、
絶縁体[用語2]のような振る舞いを示す
ことに着目し、電気二重層トランジスタ
[用語3] [用語4]構造を利用して電界を
印加することにより実現した。
 
 トランジスタ構造を利用した
キャリア生成方法は、一般的な元素置換
によるキャリア生成とは異なり、
自由にかつ広範囲にキャリア濃度を
制御できる特徴がある。
 
 このため、元素置換によるキャリア添加
が不可能な物質でも適用が可能なことから、
今後の鉄系層状物質でより高い
超伝導臨界温度の実現を狙う有力な方法
になると期待される。
 
 成果は3月29日(米国時間28日)に
「米国科学アカデミー紀要
(Proceedings of the National Academy
 of Sciences of the United States of
 America)」のオンライン速報版に
掲載された。
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 銅酸化物系のTcの方が2倍以上高い。
とのこと。
 
>「絶縁体」母相のほうがより高Tcに
>つながる可能性がある
 ふ~ん。
 
>今回の結果により、高Tc実現のための
>物質選択および実験手法の選択の
>両方の有用性を示すことができた。
>今後、より高いTcの超伝導体探索の
>新しいルートを提供するといえる。
 
 期待しましょう。

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2016年4月11日 (月)

反強磁性の影響がない高温超伝導状態を観測

2016/02/04 東京大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
 
・反強磁性(注1)の影響が強く残ること
 で知られる電子ドープ型銅酸化物高温
 超伝導体(注2)で、反強磁性の影響が
 排除された超伝導状態を初めて観測。
 
・反強磁性秩序を排除することにより、
 超伝導臨界温度の上昇とともに、
 超伝導が実現される電子濃度領域が
 大きく広がることを観測。
 
・高温超伝導の物理の根幹をなす超伝導と
 反強磁性の関係に再検討の必要性を
 もたらす。
 
 
-----
発表概要
 
 銅酸化物高温超伝導体では反強磁性絶縁体
である母物質に電子あるいは正孔を
ドープすることで超伝導が発現しますが、
電子をドープした場合には
反強磁性の影響が強く、超伝導状態でも
反強磁性が共存しているものと
考えられてきました。
 
 今回、東京大学大学院理学系研究科
物理学専攻の堀尾眞史大学院生、
藤森淳教授、上智大学理工学部機能創造
理工学科の足立匡准教授、
東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻
の小池洋二教授らの研究グループは、
高エネルギー加速器研究機構(KEK)及び
広島大学との共同研究で、
放射光施設Photon Factoryと
広島大学放射光科学研究センター
(HiSOR)を用いることによって、
反強磁性の影響のない高温超伝導状態を
世界で初めて観測し、その超伝導状態が
従来考えられていたよりも
広い電子濃度領域で、しかもより高温まで
実現されていることを明らかにしました。
 
 本研究は、超伝導と反強磁性の関係を
最重要視してきたこれまでの
高温超伝導の物理の根幹部分に見直しを
迫る重要な成果です。
 
 本成果の詳細は、2016年2月4日に
英国科学誌「Nature Communications」
でオンライン公開されます。
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 超伝導の世界はなかなか奥深いです。
 
>本研究成果は従来の認識を覆し、
>超伝導と反強磁性の関係という、
>高温超伝導の物理の根幹部分について
>実験的・理論的な再検討を促すもので、
>発見以来30年以上経っても未解決の
>高温超伝導発現機構の解明に
>新しい方向から大きく貢献することが
>期待されます。
 
 期待しましょう。
 
 更に高温で超伝導を示す銅酸化物
高温超伝導体が発見されるかも
知れません。

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精子が卵子を活性化する新しい仕組みを解明-線虫において精子導管仮説を支持する分子実体を同定-

2016年4月8日
理化学研究所
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)生命システム
研究センター発生動態研究チームの
大浪修一チームリーダーと
髙山順研究員の研究チームは、
線虫C. elegans[1]の受精の際に
精子のカルシウム透過性チャネル[2]が
卵子の中に「受精カルシウム波[3]」を
引き起こすことを明らかにし、
精子が卵子を活性化する新しい仕組みを
解明しました。
 
 動物の一生は、精子と卵子が受精する
ことから始まります。
 
 卵子は物質の合成をほとんど行わない
不活発な細胞ですが、精子と受精すると
活発に物質を合成し、細胞分裂を始める
胚へと状態が大きく転換します。
 
 これを「卵子の活性化」と呼びます。
 
 この転換のきっかけとなるのが、
卵子内のカルシウム濃度変化が
伝播していく現象「受精カルシウム波」
です。
 
 研究チームは、精子が受精カルシウム波
をどのように引き起こしているかを
明らかにするため、体が透明かつ遺伝学的
実験が容易な線虫C. elegansを用いて、
その受精カルシウム波を高速イメージング
と画像処理によって捉えました。
 
 さらに遺伝学的実験とシミュレーション
を組み合わせて解析を行い、
精子に存在する「TRP-3」という
カルシウム透過性チャネルが、
受精直後に精子侵入点付近で急激な
カルシウム濃度の上昇を引き起こし、
これがきっかけとなって卵子全体に
伝播するカルシウム波が発生することを
発見しました。
 
 受精カルシウム波を引き起こす
仕組みは、生物種によって異なると
考えられています。
 
 今回発見した仕組みは、
精子のカルシウム透過性チャネルが
細胞外から卵子にカルシウムイオンを
流入させる「精子導管仮説」を支持する
ものです。
 
 本研究によって、受精カルシウム波を
定量的かつ遺伝学的に解析できる実験系が
確立されました。
 
 今後、この実験系を活用することで、
受精による卵子の状態転換の仕組みの
包括的解明につながると期待できます。
 
 本研究の一部は、日本学術振興会
科学研究費補助金の助成によって
行われました。
 
 また、動画像データの定量化は、
科学技術振興機構ライフサイエンス
データベース統合推進事業
(統合化推進プログラム)の一環として
実施されました。
 
 さらには、本成果に関するデータの
記述手法や、今後データを掲載する
データベースSSBDは同プログラムの
一環として開発されたものです。
 
 成果は、米国の科学雑誌
『Cell Reports』(4月19日号)に
掲載されるのに先立ち、オンライン版
(4月7日付け:日本時間4月8日)に
掲載されます。
---------------------------------------
 
 受精はダイナミックな生命現象です。
 
>精子のカルシウム透過性チャネルが
>細胞外から卵子にカルシウムイオンを
>流入させる「精子導管仮説」を
>支持するものです。
 ふ~ん。
 
 いろいろな仮説があるのですね。
 
>これは受精のみならず、細胞同士が
>融合する際に、その中身ではなく
>細胞膜成分を受け渡すことで、
>情報を伝えるという方式があることを
>示唆しています。
 
>また本研究を通じて、C. elegans
>における受精および受精カルシウム波の
>高速イメージング手法と
>受精カルシウム波の定量的な解析手法が
>確立されました。
 
>C. elegansはさまざまな遺伝学的実験が
>容易に適用できるため、
>これらを組み合わせることで
>受精および卵子の活性化の仕組みが
>より深く理解されると期待できます。
 
 研究は一歩一歩です。
 
 より深い理解が進むよう
期待しています。

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2016年4月10日 (日)

富士フイルム、骨欠損部への人工タンパク質移植で骨再生能力を大幅に向上

2016/03/17 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 富士フイルムは3月17日、再生医療
のための細胞培養に必要な同社開発の
細胞外マトリックス
「cellnest ヒトI型コラーゲン様
リコンビナントペプチド(セルネスト)」を
利用し、ラットの骨再生能力を
大幅に高めることに成功したと発表した。
 
 同成果は、3月18日に大阪国際会議場で
開催される
「第15回日本再生医療学会総会」にて
発表される予定。
 
 骨の欠損治療には、他の組織に
浸食されないように骨欠損部に新たな骨が
形成されるためのスペースを確保する
ことと、骨形成を行う骨芽細胞を集積させ
新たな骨の再生を促すことが必要となる。
 
 同治療には、骨補填剤が利用されるが、
既存の骨補填剤ではこれら2つの課題を
同時に解決することができなかった。
 
 架橋したセルネストを移植した場合、
欠損部全体に良好な骨形成が見られ、
周辺部と同等以上の厚みの骨が再生した。
 
 今回の成果について同社は、
今後特に医療ニーズの高い歯槽骨の再生
などへの活用が期待できると
説明している。
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 富士フイルム頑張ってます。
 
>骨再生能力を大幅に高めることに
>成功した
 良いですね。
 
 骨の欠損治療って思っていたより難しい
のですね。
 
 今後に期待します。

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新規の作用機序による悪性リンパ腫治療抗体の樹立~がん細胞に大きな穴をあけて破壊する~

2016年4月6日 順天堂大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・免疫細胞や補体を必要とせず
 直接がん細胞を破壊する抗体を樹立
 
・本抗体は耐性株が出現し治療抵抗性を
 得た再発がんにも高い効果
 
・再発悪性リンパ腫や成人T細胞白血病の
 患者さんに対する新規治療薬開発の
 可能性
 
 
-----
概要
 
 順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座の
松岡周二助教と理化学研究所統合生命
医科学研究センターの石井保之
(ワクチンデザイン研究チームリーダー)
らの研究グループは、悪性リンパ腫細胞や
成人T細胞白血病(ATL)*1細胞を
今まで知られている仕組みとは異なった
機序で死滅させる抗体
(4713モノクローナル抗体:mAb4713)を
樹立しました。
 
 これにより、今までの抗がん剤や
分子標的薬で治療できなかった患者さんや
再発した患者さんに対し、
効果的な治療薬の開発が見込まれます。
 
 本研究成果は米科学雑誌プロスワン
「PLOS ONE」に
(日本時間:2016年3月31日)
公開されました。
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 良さそうです。
 
>本抗体はHLAクラスII分子群のDP、DQ、DR
>のいずれにも反応することから、
>がん細胞に生じた一つの遺伝子変異
>では、がん細胞はこの抗体の攻撃から
>回避することが出来ません。
 
>したがって本抗体存在下では、
>従来の分子標的薬に比べ、
>耐性がん細胞の出現を抑えることが
>できます。
 
>また、この抗体は補体やADCC
>(抗体依存性細胞傷害)活性*4に頼らず、
>腫瘍細胞に直接巨大な穴を開けて
>破壊する(アナポコーシス)
>新たな作用機序をもつため(図2)、
>再発例も含めた悪性リンパ腫や
>白血病の患者さんに対して
>効果的な治療効果を発揮できると
>考えられます。
 
>したがって大変有望な抗体医薬候補
>となります。
 
 大いに期待したい。
 製薬会社が興味を持ってくれると
良いのですが、

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2016年4月 9日 (土)

低濃度の金属廃液から金とパラジウムを効率的に回収~硫酸性温泉に生息する紅藻の優れた能力活用の可能性~

平成28年3月23日
筑波大学
産業技術総合研究所
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
○高温・酸性条件の硫酸性温泉に生息する
 紅藻は、強酸性条件下でも、
 濃度0.5ppm(0.00005%)
 の金とパラジウムを高い効率で回収する
 ことを見いだしました。
 これは、活性炭やイオン交換樹脂が
 吸着可能な濃度(5-30ppm)の
 1/10以下の低濃度であっても
 回収が可能であることを示します。
 
○金やパラジウムの10倍近い濃度の
 銅を含む実際の金属廃液からでも、
 酸濃度を0.6M(モル濃度)程度に
 することで、金とパラジウムを
 選択的に短時間で吸着回収、溶出できる
 ことも確認しました。
 
○環境に優しい効率的な回収方法の
 実用化に有望な研究成果です。
 
 
-----
 国立大学法人 筑波大学
(以下、筑波大学) 生命環境系の
蓑田 歩 助教らは、硫酸性温泉に
生息する紅藻
ガルディエリア・スルフラリア
Galdieria sulphurariaの細胞表層が、
強酸性条件下でも高い効率で、
金とパラジウムを吸着することを
見いだしました。
 
 金やパラジウムなどの貴金属は、
装飾品としてだけでなく、先端産業でも
高い需要がある一方、地球上における
存在量はとても少なく、
そのリサイクルは重要な課題です。
 
 我が国を含む先進国には、
都市鉱山と呼ばれるほど多くの
産業廃棄物が存在し、
例えば、金メッキ工場の廃液1トンには、
優良金山の金鉱石1トン分に匹敵する量の
金が含まれています。
 
 現在、金などの回収・リサイクルは
一部行われていますが、低濃度の貴金属
廃液からの効率の良い回収は難しく、
高効率で低コストな環境に優しい
回収方法が求められています。
 
 今回、蓑田助教らは、高温・酸性条件に
生息する硫酸性温泉紅藻
Galdieria sulphurariaに着目し、
研究を進めた結果、
この紅藻の細胞表層が、強酸性条件下
においても高い効率で金とパラジウムを
吸着することを見いだしました。
 
 さらに、王水注1)ベースの実際の
金属廃液の酸濃度を0.6M程度に
することで、低濃度で含まれている
金とパラジウムを90%以上の効率で、
Galdieria sulphurariaの細胞表層に
短時間で選択的に吸着させた後、
溶出できることを見いだしました。
 
 本研究成果は、低濃度の金とパラジウム
を低コストで回収・リサイクルする技術の
開発につながることが期待されます。
 
 本研究成果は、
Bioresource
 Technologyの
オンライン速報版でまもなく公開される
予定です。
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 素晴らしい。
 
>金メッキ工場の廃液1トンには、
>優良金山の金鉱石1トン分に匹敵する量
>の金が含まれています。
 是非とも高い効率で回収することが
必須です。あまりにもったいない。
 
 
>金やパラジウムの10倍近い濃度の
>銅を含む実際の金属廃液からでも、
>酸濃度を0.6M(モル濃度)程度に
>することで、金とパラジウムを
>選択的に短時間で吸着回収、
>溶出できることも確認しました。
 
 大いに期待したい。

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悪性腫瘍の増殖と薬剤耐性に関わるタンパク質のユニークな構造を世界で初めて解明

平成28年3月18日
慶應義塾大学 医学部
日本医療研究開発機構(AMED)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶應義塾大学 医学部医化学教室の
加部 泰明 講師と末松 誠 教授
(当時。現AMED理事長)らの
研究グループは、難治性がんを含む
多くの悪性腫瘍で高発現している
膜結合性ヘム注1)タンパク質である
PGRMC1の構造を解明することで、
がん細胞が増殖を活性化する仕組みと、
抗がん剤に対する耐性を獲得する
メカニズムを世界で初めて
明らかにしました。
 
 PGRMC1はがん細胞の増殖に
関与すると考えられていましたが、
その機能の詳細は不明でした。
 
 本研究グループは、X線結晶構造解析
注2)を行いPGRMC1の詳細な
分子構造を解析することで、
このタンパク質が持つ特異な構造と、
がん細胞を悪化させる仕組みを
解明しました。
 
 現在、種々のがん増殖機能を
標的とした抗がん剤の開発は急速に
進んでいますが、PGPMC1に結合して
その機能を阻害する化合物が見つかれば、
抗がん剤の開発が大きく前進すると
期待できます。
 
 本研究は、京都大学、大阪大学、
北海道大学、
(公財)サントリー生命科学財団との
共同研究により、JST戦略的創造研究
推進事業として推進された後、
AMED 革新的先端研究開発支援事業に
引き継がれて行われました。
本研究成果は、2016年3月18日
(米国東部時間)に英国科学誌
「Nature Communications」の
オンライン速報版で公開されます。
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 素晴らしいです。
 
>PGRMC1に結合してその機能を
>阻害する化合物が見つかれば
>新たな抗がん剤の開発につながる
>可能性があります。
 
 PGRMC1に結合してその機能を
阻害する化合物。
 
 見つかると良いですね。
 
 期待したい。

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2016年4月 8日 (金)

腸内細菌の大腸組織侵入を防ぐメカニズムを解明~潰瘍性大腸炎の新たな治療薬開発に期待~

平成28年3月31日
大阪大学
日本医療研究開発機構(AMED)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○腸内細菌の侵入が腸管炎症を誘導
 するが、大腸がどのように細菌の侵入を
 抑制しているかは不明だった。
 
○腸管上皮細胞に発現する蛋白質Lypd8が
 腸内細菌の侵入を抑制し、腸管炎症を
 制御することを発見。
 
○現在根治的治療方法がない
 潰瘍性大腸炎の新たな治療法の開発に
 期待。
 
 
-----
 大阪大学 大学院医学系研究科
感染症・免疫学講座(免疫制御学)
/免疫学フロンティア研究センターの
奥村 龍 特任研究員、竹田 潔 教授らの
グループは、腸管上皮細胞に発現する
Lypd8注1)という蛋白質が
鞭毛注2)を持つ腸内細菌注3)
(有鞭毛細菌)の侵入を抑制し、
腸管炎症を抑えるメカニズムを
突き止めました。
 
 近年患者数が増加の一途をたどる
潰瘍性大腸炎注4)などの
炎症性腸疾患の原因の一つとして、
腸管上皮によって主に形成される
腸管粘膜バリア注5)の破綻が
考えられています。
 
 おびただしい数の腸内細菌が存在する
大腸においては粘膜バリアの一つである
粘液層注6)が厚く表面を覆っており、
腸内細菌が容易に大腸組織に侵入
できないことがわかっていますが、
どのように細菌の侵入を抑えているかは
よくわかっていませんでした。
 
 そこで、本研究では、大腸上皮細胞に
特異的に高く発現している
Lypd8遺伝子を欠損した
マウスを作製しました。
 
 野生型マウスでは腸管の内粘液層は
ほぼ無菌状態に保たれていますが、
Lypd8遺伝子欠損マウスでは、
内粘液層に腸内細菌が多数侵入し、
腸炎の実験モデルにおいては
野生型マウスと比較して重篤な腸炎を
発症することを見出しました。
 
 また、Lypd8は高度に糖鎖で
修飾されるGPIアンカー型蛋白質注7)
で、大腸管腔に分泌され、
特に鞭毛を持つ腸内細菌に結合し、
運動性を抑えることで細菌の侵入を
防止していることが明らかになりました。
 
 潰瘍性大腸炎は、現在根治的治療がなく、
発病原因のさらなる解明と新規治療開発が
急務とされています。
 
 今後、Lypd8蛋白質の補充療法
などの粘膜バリア増強による
潰瘍性大腸炎への新たな治療法の開発が
期待されます。
 
 本研究成果は、2016年3月30日
(水)18時(英国時間)に
英国科学誌「Nature」の
オンライン版で公開されます。
---------------------------------------
 
>大腸がどのように細菌の侵入を
>抑制しているかは不明だった。
 そんなに調べることが困難だった
のかな~
 
 膨大な数の細菌が活動している場
だったから?
 
>現在根治的治療方法がない
>潰瘍性大腸炎の
>新たな治療法の開発に期待。
 だそうです。
 
 新たな治療法が開発されることに
期待します。
 
 こう言う治療法も出てきてますね。
2015年12月 7日
 
 期待しています。

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iPS 心筋細胞、がん化抑制に道 慶応大チーム

2016年4月1日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 特殊な培養液を使うことで
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から
心筋細胞を高純度で作ることに
成功したと、慶応大の福田恵一教授らの
研究チームが1日、
米科学誌セル・メタボリズムに発表した。
 
 iPS細胞から心筋に分化させる際、
がん化の危険性が問題となる
分化しない細胞など他の細胞を
ほぼ全て死滅させることに成功した
という。
 
 チームは2017年には、
重い心臓病患者への医師主導臨床試験を
学内に申請する予定だ。
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 素晴らしい成果だと思います。
 
 安全性を担保しつつ、少しでも早く
医師主導臨床試験を実施し、
良い成績が得られるよう祈っています。

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2016年4月 7日 (木)

非 GPS 環境下でも小型無人航空機(ドローン)の安定した自動飛行が可能に - リコー、ブルーイノベーション、東京大学が共同開発 -

2016 年 3 月 16 日
国立大学法人東京大学
株式会社リコー
ブルーイノベーション株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
発表のポイント:
 
◆IMU センサー(注 1)と
 超広角ステレオカメラ(注 2)の
 融合による小型無人航空機(ドローン)
 の室内自動飛行試験に成功した。
 
◆IMU センサーと超広角ステレオカメラの
 融合により、非 GPS
 (全地球測位システム)環境下でも
 安定した自動飛行が可能な
 小型無人航空機システムを
 共同開発した。
 
◆GPS の受信が不安定または受信が
 できない環境下でもドローンによる
 精密点検や警備等が可能になり、
 危険作業や目視が難しい場所での作業に
 大きく貢献することが期待される。
---------------------------------------
 
 ドローンは凄く有用な機器だと思って
います。
 
 
>危険を伴う高所での点検や
>橋の下やトンネルの中の点検などの
>作業をするにあたり、
>本研究で開発した非 GPS 環境下で
>安定した飛行を行う無人航空機による
>高所・危険作業現場での精密点検が
>可能になることにより、
>安全作業をする上で無人航空機の
>社会的有効利用に拍車がかかることが
>期待されます。
 
 大いに期待したい。

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国立がん研究センター、東京大学、第一三共 新規分子標的薬を共同開発 悪性リンパ腫(成人T細胞白血病リンパ腫含む)に対する第 I 相試験開始

2016年3月22日
国立研究開発法人国立がん研究センター
国立大学法人東京大学
第一三共株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
>この度、成人T細胞白血病リンパ腫
>(adult T-cell leukemia-lymphoma,
>ATL)を含む悪性リンパ腫患者に対し、
>世界で初めて人へ投与する
>ファースト・イン・ヒューマン試験
>として第 I 相試験*1を開始しました。
 
>今回の第 I 相試験は、
>国立がん研究センター中央病院
>(東京都中央区)にて実施するほか、
>他の施設での実施も準備を進めて
>います。
 
 Good Newsです。
 
 良い結果が出ると良いですね。

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取り除けば働きがわかる~特定のヒト細胞内タンパク質を素早く取り除いて機能を探る方法を開発~

平成28年3月25日
情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 国立遺伝学研究所 分子機能研究室の
鐘巻 将人 准教授らのグループは、
「ヒト培養細胞」で特定のタンパク質を
素早く分解除去する方法を開発しました。
 
 これまでモデル生物注1)でしか
できなかった精緻な遺伝学研究が、
ヒト細胞でもできるようになる
画期的な手法です。
 
 利用したのは、同グループが
2009年に開発した「AID法注2)」
というタンパク質分解除去システムです。
 
 これは、動物細胞の特定のタンパク質を
分解除去し、そのタンパク質を司る
遺伝子の役割を解析できるシステムです。
 
 このシステムをヒト細胞にも導入
できるよう、ゲノム編集注3)技術を
応用し、ヒト細胞内のタンパク質の
分解除去を自在に操ることに
成功しました。
 
 今回開発した手法を使うと、
これまで数日を要していたタンパク質の
分解除去が、1時間程度で行えるように
なり、細胞分裂や増殖などの、
細胞の基本現象に与える影響を
直接観察することが可能になります。
 
 また新技術では、分解除去の
タイミングも任意に設定できるため、
今までの技術では解明が難しかった、
生存に不可欠な「必須遺伝子」の
機能解析ができるようになります。
 
 本技術により今後がん細胞を含めた、
ヒト細胞が増殖するための仕組みの解明が
大いに進むことが期待されます。
 
 本研究成果は、2016年3月24日
(米国東部時間)に米国科学誌
Cell Reportsオンライン版に
掲載されます。
---------------------------------------
 
>これまでモデル生物注1)でしか
>できなかった精緻な遺伝学研究が、
>ヒト細胞でもできるようになる
>画期的な手法です。
 
 素晴らしい。
 
>今回開発した技術は、特にヒト細胞が
>生きていくために必須な“ノックアウト
>できない”遺伝子
>(全遺伝子質のうち10%程度存在する)
>から作り出される重要なタンパク質の
>機能解明に威力を発揮します。
 
>さらに、タンパク質の除去が迅速
>であるという特徴は、タンパク質消失が
>細胞分裂や増殖などの
>短時間で状態が移り変わる、
>細胞の基本現象に与える影響を観察する
>ことを可能にします。
 
>今後本技術を世界中の研究者が
>利用することにより、がん細胞を含めた
>ヒト細胞における様々な仕組みが
>解明されることが期待されます。
 
 大いに期待したくなる技術です。
 大きな成果が出ることを祈っています。

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2016年4月 6日 (水)

電力自由化の盲点 再生エネルギー送れぬ送電網

2016/4/4 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 4月から始まった電力小売りの
完全自由化で、割安の電気料金を
うたったプランの公表が相次いでいる。
 
 その一方で、当初普及が見込まれた
再生可能エネルギーの存在感は乏しい。
 
 背景には前近代的な送電網の
技術的な問題があり、再生エネで
まちおこしを目指す地方自治体にとっても
逆風が吹いている。
 
 瀬戸内海に浮かぶ淡路島。
 
 人口約14万人の島ではエネルギーの
自立を目指した取り組みが進む。
 
 「あわじ環境未来島構想」と
名付けた…
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 現実を見ていれば、そうなることは
当然のこと。
 
 再生エネを受け入れ可能な電力網
で無いのは明らか。
 
 今までと何か変わったのですか?
 何も変わっていない。
 
 それで再生可能エネルギーが
どうのと言ったところで何も出来ない。
 
 送電網の完全分離が必須ですし、
網に出入りする電力を制御する設備も
必要。
 
 何を今さらこんなことが記事になる?
 とすら思う。
 
 政府が発表している再生可能エネルギー
の導入比率を見ればすぐ分かること。
 
 何とも情けない。
 
 EUは何十年も前に実現している。
 
 国民は、何を見ている?
 
 どうありたいと思っているのかな?

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新がん遺伝子発見 若年世代の白血病に革新的治療法期待 東京大学

2016年4月3日 大学ジャーナル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学大学院医学系研究科の
間野博行教授らのグループは、
AYA 世代の最も多いがんの一つである
B 細胞性急性リンパ性白血病の
約 65%について、その原因となる
がん遺伝子を解明したと発表しました。
 
 AYA 世代(adolescence and young
adult)と呼ばれる思春期から若年成人
(15 才から 39 才)のがんの多くは
原因不明です。
 
 中でも B 細胞性急性リンパ性白血病
(B-cell acute lymphoblastic leukemia:
B-ALL)は AYA 世代に最も頻度の高い
がんの一種ですが、9割近くが原因不明
なままでした。
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>今後、 DUX4-IGHの働きを抑制すること
>により革新的な治療法の開発が期待でき、
>また DUX4-IGH を含む融合遺伝子群が
>新たな予後予測バイオマーカー
>となるとしています。
 
 素晴らしい発見です。
 
 大いに期待したい。

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事故を未然に防ぐ! 開発進むインフラ検査技術

2016年3月30日 youtube
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 日本には高度経済成長期以前に
建設された橋やトンネルなどの
社会インフラが数多くあり-、
その老朽化が深刻な問題になっています。
 
 インフラの劣化を効率的に把握する、
あたら-しい検査技術の開発が
急ピッチで進められています。
---------------------------------------
 
 見て貰えればわかりますね。
 
 喫緊の課題です。
 
 関連投稿です。
2016年1月20日
 
 今回の動画にはこの内容以外にも
紹介されています。
 
 心配しだすときりが無いです。

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2016年4月 5日 (火)

乳酸菌が産生する多糖に自己免疫疾患(乾癬)の症状を緩和する効果を確認

― 2015年3月26日~29日開催の
 日本農芸化学会2015年度大会にて発表 ―
2015.04.02 atpress
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 医薬品の製造販売を手がける
日東薬品工業株式会社(以下「日東薬品」)
は、広島大学大学院生物圏科学研究科
田辺 創一教授(以下「広島大学」)との
共同研究で、乳酸菌
(Leuconostoc mesenteroides subsp.
mesenteroides NTM048株、以下
「NTM048株」)の菌体外多糖(以下「EPS」)
に、免疫機能の異常によって
引き起こされる皮ふ疾患「乾癬(かんせん)」
の症状を緩和する効果があることを
確認しました。
 
 また、本研究結果を、
2015年3月26日(木)~29日(日)で
実施された日本農芸化学会2015年度大会
にて発表しました。
---------------------------------------
 
 乳酸菌と一口に言ってもいろいろ
種類があるのでなんとも、
 
 研究が進めば、もっといろいろ
有益な乳酸菌が発見されると思われます。
 
 要監視としておきましょう。

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死んだわが子が生き返った 蘇生医療の最前線

2016/4/3 日本経済新聞
日経ナショナル ジオグラフィック社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こんなこともあるんですね。
 
 多分、「凍てつく川」というのが
キーポイントのような気がします。
 それと、若いと言うこと、
 
 奇跡です。
 ここまでやる医師もスゴイですが、

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工業材料で製作した熱化学法ISプロセス水素製造試験装置による水素製造に成功

平成28年3月18日
国立研究開発法人
日本原子力研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【発表のポイント】
 
○熱化学法ISプロセスの研究開発において、
 世界でも例の少ない、工業材料製の
 水素製造試験装置を用いた
 3反応工程の連結による水素製造試験に
 成功。
 
○本試験の成功により、高温ガス炉へ
 接続する実用ISプロセスの完成に向けて
 大きく前進。
 
 
-----
 国立研究開発法人日本原子力研究開発
機構(以下「原子力機構」という。)
では、茨城県大洗町において、
高温ガス炉1)の熱を利用するための
熱化学法ISプロセスによる水からの
水素製造技術の研究開発を実施して
います。
 
 本プロセスは、将来950℃の高温の熱を
供給できる高温ガス炉と組み合わせること
で、炭酸ガスを排出することなく、
大量の水素を高効率・低コストで製造する
システムを構築することが期待されます。
 
 熱化学法ISプロセスは、ヨウ素(I)と
硫黄(S)を用いた3つの化学反応を
組み合わせて水を分解する化学プロセス
であり、腐食性のある流体の温度・種類が
異なる3反応工程
(硫酸分解工程、ブンゼン反応工程、
ヨウ化水素(HI)分解工程)で
構成されます。
 
 工業化を見据え、実験室段階
(反応器などをガラスで製作)に続く
取り組みとして、3反応工程毎の環境に
耐え得る工業材料(金属、セラミックス等)
を用いて反応器を開発し、
これらの反応器を3反応工程へ
それぞれ組み込んだ世界最先端の装置を
製作しました。
 
 この度、各反応工程別の機能確認
に加え、世界でも例の少ない
3反応工程を連結した水素製造試験装置の
試運転に成功し、実用化に向けた
研究開発が大きく前進しました。
 
 今後、水素製造試験装置の試運転で
明らかになったヨウ素の析出防止対策等の
改良を行い、3反応工程を連結した
より安定的な水素製造を目指します。
 
 本格的な試験により、運転制御性、
長時間運転安定性、機器耐食性の確証
など、水素製造システムの実用化
に必要な研究開発を進めていく予定です。
 
 さらに、HTTR(高温工学試験研究炉)2)
を用いて、世界で初めて原子力による
水素製造を実証することを目標
としています。
---------------------------------------
 
 いっそのこと、こう言う方向も
ありかな?
 
 ロシアも、中国も高温ガス炉を建設
すると言う話しがある。
 
 現在の原子炉よりもより安全?
 
 どうせ原子炉をなくさない方向を
何が何でも、突き通すと言うのなら、
と言う条件ですが、、
 
 上手く行くと、水素社会が実現する?
 少なくとも、今より環境に良いかな?
 
 研究は必要だと思います
 
 参考情報です。

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2016年4月 4日 (月)

「セルロースナノファイバー」強度は鉄の5倍、軽く熱にも強く変幻自在・・・日本がトップ走る新素材開発!実用化できるか?

2016/1/14 j-castテレビウォッチ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 紙の繊維から作られる新素材
「セルロースナノファイバー」(CNF)が
世界を変えるかもしれない。
 
 ナノファイバーはパルプ1本の
繊維の中のさらに細かい繊維を取りだした
もので、太さは髪の毛の5000分の1から
1万分の1だ。
 
 普通の紙は1本の繊維が太いため
繊維同士の結合が弱いが、
ナノファイバーは細い繊維が多く
密接に結合することで強い素材にできる。
 
 熱にも強い。
 
 そのため、鉄やプラスティックといった
素材のかわりになると期待されている。
 
 京都大生存圏研究所の矢野浩之教授は
こう解説する。
 
 「透明にできるので、ガラスのかわり
にもなり、しかも曲げられる。
 
 航空機の部品にも入っていける
という夢があります」
 
 原料は紙と同じ草や木で、成育過程で
二酸化酸素を吸収し、ゴミも環境負荷が
少なく処理できるので環境にやさしい
という。
 
 すでに世界の国々が開発競争を進めて
いるが、「古くから紙産業が盛んで、
植物の加工を得意とする日本が世界を
リードしています」と国谷裕子キャスター
は伝える。
---------------------------------------
 
 カーボン繊維とか、クモの糸とか
いろいろ出てきますね。
 
 今度は「セルロースナノファイバー」
 鉄よりも強く、ずっと軽いと、
 
 でも今のところ製造コストが5~10倍
位かかるらしい。
 
 今後に期待です。

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この水素発生システムPEGSの触媒の構造って・・

2016/3/11 yahoo!知恵袋
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 やはり上手い話しは無いようです。
 
>水素発生システムPEGSは
>永久機関投資詐欺の一つでしょう。
 とのこと。
 
 私もPEGSのyoutube動画を見て
可能性を感じたのですが、
関連していると思われる
水素燃料開発株式会社のページ更新が
思わしくなく、このリンクに行き着き
ました。
 
 残念ですが、上手い話しは無い。
 
 武田邦彦教授の言っていることが
正しいようです。
 
 ということは、水素社会なんてものが
実現するとは思えません。
 
 ところがドイツは水素社会を目指して
いるようです。
 
 ポイントは再生可能エネルギーの
導入を国として積極的に進めていて
風力発電がかなりの率を占めている。
ところがこの電力が不安定なので
有効利用できない。
 
 ようするに電力が余ってしまう。
 この電力を使って水素を作ると、
 この場合、効率は考慮に入らない。
 
 この水素を上手く使えば水素社会が
実現出来ると、
 
 なるほどね~
 
 日本も有識者を集めて、日本のあるべき
将来を科学的に決めて貰いたいものです。
 
 いい加減な政治家の言葉ではなく、

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2016年4月 3日 (日)

再生医療:細胞再生による視力回復

2016年3月17日 natureasia
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 世界でも最も多い失明原因である
白内障に対し、現在行われている
唯一の治療法は、濁った水晶体を
外科的に除去し、人工眼内レンズを
移植することである。
 
 この技術にはいくつかの制限が
あるため、再生医学的手法の可能性に
大きな関心が寄せられている。
 
 今回、2編の論文が、角膜を含めた
眼科治療の新たな可能性を示唆する成果を
報告している。
 
 K Zhangたちは、哺乳類の水晶体の
上皮幹/前駆細胞を単離し、その再生には
Pax6とBmi1が必要であることを
示している。
 
 Zhangたちはまた、これらの細胞を
維持した状態で白内障に罹患した組織を
除去する手法を開発し、
白内障のウサギ、マカク属サル、
およびヒト幼児で水晶体を再生させた。
 
 一方、西田幸二(大阪大学)たちは、
ヒト誘導多能性幹(iPS)細胞から
in vitroで
SEAM(self-formed ectodermal
autonomous multi-zone)を形成させる
プロトコルを報告している。
 
 従来の実験では、主に1つの細胞タイプ
を得ることに焦点を合わせていたが、
SEAMは、眼表面外胚葉、水晶体、
神経-網膜、網膜色素上皮に相当する
異なる細胞系譜を含んでいる。
 
 西田たちは、SEAM由来の細胞を
増殖させて角膜上皮を形成し、
それを動物の失明モデルに移植すると、
視覚機能が回復することを示した。
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 進歩してきました。
 
 この投稿ですね。
2016年3月12日
 
 今後の発展に大いに期待したい。

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マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功-難治性皮膚、脱毛疾患への応用に期待-

2016年4月2日
理化学研究所
(株)オーガンテクノロジーズ
北里大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 複数の細胞が集まって一つの機能を
発現するものを「器官」、
複数の器官が集まって三次元構造を
作るものを「器官系」と呼びます。
 
 器官系には消化器系や呼吸器系などが
あります。
 
 皮膚は、外側から上皮層、真皮層、
皮下脂肪層の3層で構成され、
さらに、毛包、皮脂腺、汗腺などの
「皮膚付属器」が複雑な三次元構造を
作る「皮膚器官系」であり、
体表面全体を覆う巨大な器官系です。
 
 皮膚に関わる疾患には、外傷や熱傷
だけでなく、先天性乏毛症や脱毛症、
分泌腺異常などがあります。
 
 これらの治療法として再生医療を
適用することが期待されていますが、
皮膚器官系は非常に複雑なため、
完全な再生は実現していません。
 
 理研の研究者を中心とする
共同研究グループは、皮膚疾患に対する
新たな再生治療法を確立するため、
iPS細胞から皮膚器官系を形成する
技術の開発を目指しました。
 
 共同研究グループは、マウスiPS細胞
から胚様体(EB)と呼ばれる凝集塊を
形成させ、複数個のEBを埋め込んだ
コラーゲンゲルをマウス生体へ移植して、
さまざまな上皮組織を形成する
「CDB法」を開発しました。
 
 CDB法を用いると、iPS細胞を単独で
移植した場合や、単一のEBを移植した
場合に比べて、多種類の上皮組織を
形成できました。
 
 詳しい解析の結果、形成された上皮組織
には、天然の皮膚と同様に、皮膚付属器を
持つ皮膚器官系が再生されていることが
分かりました。
 
 さらに、このiPS細胞由来の皮膚器官系
から毛包を含む「再生皮膚器官系ユニット」
を分離し、別のマウス皮下へ移植した
ところ、移植組織はがん化することなく
生着し、末梢神経や立毛筋などの
周囲組織と接続して、機能的な毛包を含む
皮膚器官系を再生することも示しました
(図)。
 
 現在世界中で、iPS細胞を利用した
再生医療の研究が盛んに行われています。
 
 理研においても、2014年にiPS細胞から
作製した網膜細胞のシートを
加齢黄斑性変性患者に移植することに
成功しています。
 
 今回、共同研究グループは、CDB法を
開発したことによって、iPS細胞から
1種類の細胞や1つの器官だけでなく、
器官系を一体的に形成することに
成功しました。
 
 今後、ヒトへの臨床応用への発展が
期待されますが、そのためには、
生体内移植によって移植物が
未分化の細胞や他の組織を形成すること
なく、生体外で皮膚器官系を再生する
手法へ発展させることが必要です。
 
 本研究は、将来、外傷や熱傷に侵された
皮膚の完全な再生に加え、
先天性乏毛症、深刻な脱毛症、
皮膚付属器官に関する疾患の治療法の
開発につながると期待できます。
 
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 素晴らしい成果ですね。
 
>今回の手法をヒトへの臨床応用として
>発展させるには、実験系を生体内移植系
>から生体外移植系へと発展させること、
>また、移植物がテラトーマ様組織を
>形成することなく皮膚器官系を誘導する
>実験系へと発展させることが必要です。
 
>本研究は将来、皮膚の重度の外傷や熱傷
>などの完全な再生を可能にするとともに、
>先天性乏毛症などの深刻な脱毛症や
>皮膚付属器に関する疾患の再生治癒に
>つながると期待できます。
 
 おおいに期待したいと思います。

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2016年4月 2日 (土)

水素自動車はコスト3倍でエコか ? ( 武田邦彦ブログ音声より )

2014/11/14 YouTube
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 凄く気になっているのですが、
水素社会って本当にエコなのか?
 
 この情報は一つの参考として
見てください。
 
 そして考えて欲しい。
 本当にエコなのか?
 
 水素製造については、いろいろ興味
を持って見ているのですが、画期的な
方法は今のところ無い。
 
 水素を作るには当然エネルギーが
必要です。
 武田邦彦教授の言うように
本当に3倍もかかるのなら意味の
無いことになります。
 
 と言う記事もありました。
 
>風力発電などで燃料電池車1万台
>の年間使用量に相当する水素を
>毎年製造できるよう、
>2020年までに体制を整える。
>福島で製造した水素は
>20年東京五輪・パラリンピック
>でも活用する。
>福島県や電力会社も加えた
>官民合同の構想会議を
>月内に設置し、
>具体的な計画づくりに入る。
 
 本当に意味のあることなので
しょうか?
 
 本当に意味があるとすれば、
再生可能エネルギーの比率を
技術を駆使して、可能な限りあげる
ことではないのでしょうか?
 
 再生可能エネルギーを使って水素を
作るなど愚の骨頂だと思う。
 
 直接現在の電気を使って作るのも
あまりに非効率。
 
 本当にエコですか?
 
 表面だけ捉えて勝手なことを
言わないで欲しい。
 
 それこそ有識者会議でまじめに
議論すべきではないでしょうか?

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ATL新薬治験始まる 高確率でがん細胞根絶 3年後の薬事承認目指す

2016年04月01日 西日本新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ウイルスHTLV1の感染が原因で
九州に患者が多い難治性血液がん、
成人T細胞白血病(ATL)について、
高い確率でがん細胞を根絶できる
経口型の新薬「DS-3201b」の
臨床試験(治験)が
国立がん研究センター中央病院(東京)
などで始まった。
 
 同センターと東京大、製薬大手の
第一三共が共同開発し、
早ければ3年後の薬事承認を目指す。
 
 副作用の心配が少なく、
再発抑制・発症予防薬としても期待される。
 
 ATL以外の悪性リンパ腫にも有効
とされる。
 
 新薬は、がん細胞の維持に欠かせない
血液中の酵素群「EZH1/2」の
働きを阻害する純国産の分子標的薬。
---------------------------------------
 
 臨床試験(治験)良い成績が出ると
良いですね。
 
 良い結果を期待しています。

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2016年4月 1日 (金)

イモリの肢再生のしくみは変態によって切り替わる ~250年来の謎に迫る発見~

2016/03/30 筑波大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 筑波大学生命環境系 千葉親文准教授と
大学院生田中響(生命環境科学研究科
博士後期課程2年)は、筑波大学生命
環境系 丸尾文昭助教、
Martin Miguel Casco-Robles外国人
特別研究員(JSPS)、
および米国デイトン大学生物学部
Panagiotis A. Tsonis教授らと共同で、
イモリは幼生期と成体に変態した後では
肢再生のメカニズムを切り替えていること
を発見しました。
 
 これは250年近く明らかにされて
来なかったイモリの卓越した再生能力の
謎に迫る成果です。
 
 
-----
研究成果のポイント
1. イモリは変態すると、肢再生の
 マスタープランは保持しつつも、
 新規骨格筋形成のメカニズムを
 幹細胞注1型から脱分化注2型に
 切り替えていることを発見しました。
 
2. この発見は 250 年近く明らかに
 されて来なかったイモリの卓越した
 再生能力の謎に迫る成果です。
 
3. 再生しないヒトの手足を自己再生
 させる新しい医療戦略につながることが
 期待されます。
---------------------------------------
 
>250年来の謎に迫る発見
 と言うのは凄いですね。
 
 新しい医療戦略につながると
良いですね。

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炭素材料の温度差発電性能を食塩の添加により飛躍的に向上 ~実用化水準の耐久性をもつn型カーボンナノチューブの熱電発電シートを開発 新しい無停電電源への応用期待~

2013-05-10 奈良先端科学技術大学院大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成
科学研究科 光情報分子科学研究室の
河合 壯(かわいつよし)教授、
野々口斐之(ののぐちよしゆき)助教
らは、世界最高水準の発電性能と
耐久性を有するフレキシブルな熱電発電
(温度差発電)シートを開発しました。
 
 特に高耐久化の問題を改善するため、
材料のカーボンナノチューブに食塩などを
添加することにより、出力特性が
従来の約3倍に向上したうえ、
150度の温度で1ヶ月以上の性能保持を
実現しました。
 
 この技術を使い試作した
熱電発電デバイス(装置)は柔軟で、
熱源に貼るだけで発電できることから、
工業プラントや自動車の配管で生じる熱、
複雑な形状をもつ
ラップトップコンピューター等の
排熱を利用した電力供給のほか、
体温によるヘルスケア機器の駆動など、
省エネや地球温暖化の抑制に貢献する
応用が期待されます。
 
 また、有機材料の場合にしばしば課題
となる高耐久化を実現したことから、
熱電発電炭素材料の実用化への取り組みが
加速することが期待されます。
 
 今日、消費されるエネルギーのうち
約3分の2が未利用のまま環境中に
放出されています。
 
 その排熱の80%以上は200℃以下
であり、自動車などの移動を伴う
排熱源が多いため、フレキシブルで
軽量の熱電発電デバイスが望まれて
います。
 
 これまでには導電性高分子が
フレキシブルなプラス型
(p型、低温側がプラスに帯電)の
熱電材料として注目されてきました。
 
 しかし、実用的な高効率発電のため
には、高性能で耐久性があるマイナス型
(n型、低温側がマイナスに帯電)
熱電発電材料を開発し、これらを
組み合わせて双極型熱電発電シートを
実現する必要がありました。
 
 これまでに河合教授らは、軽くて丈夫な
カーボンナノチューブに着目し、
その熱電発電特性について研究を重ねて
きました。
 
 平成25年には通常はp型を示す
カーボンナノチューブを安定なn型に
変える一連の薬剤(ドープ材料)を
発見し、非常に困難とされていた
フレキシブルなn型熱電変換材料の
開発に成功しました。
 
 この研究成果が契機となり、
カーボンナノチューブを用いた
温度差発電技術の世界競争が過熱して
きました。
 
 一方で、従来技術による
カーボンナノチューブを用いた
双極型温度差発電シートは依然、
空気中で劣化しやすいため、
実用化のためには安定化技術の抜本的な
見直しが必要でした。
 
 今回、研究チームではとくに、
マイナス型(n型)有機材料の
不安定性の起源を化学結合のレベルから
見直しました。
 
 その結果、ナトリウムイオンや
カリウムイオンと結合する性質を有する
クラウンエーテルという有機化合物
とともに食塩(塩化ナトリウム)などの
薬剤をカーボンナノチューブに添加する
ことで、世界最高水準の熱電発電性能と
高い耐久性をもつ
マイナス型カーボンナノチューブ複合
材料を開発しました。
 
 この成果は、Wiley出版(ドイツ)の
国際科学誌「Advanced Functional
 Materials」
(アドバンスト・ファンクショナル
 ・マテリアルズ)に掲載される予定
です。
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 なかなか廃熱利用進みません。
 膨大な廃熱が存在するんですけどね~
 
>この技術を使い試作した
>熱電発電デバイス(装置)は柔軟で、
>熱源に貼るだけで発電できることから、
>工業プラントや自動車の配管で
>生じる熱、複雑な形状をも
>つラップトップコンピューター等の
>排熱を利用した電力供給のほか、
>体温によるヘルスケア機器の駆動など、
>省エネや地球温暖化の抑制に貢献する
>応用が期待されます。
 とのこと。
 
 実用化されるのでしょうか?
 良さそうに思えるのですが、
 
 出そうで出ない。
 難しいんですね。
 
 以前投稿したこちらの方法には
期待していたのですが、まだかな~
 
2015年12月14日
 
 とにかく一つでも良いので、まず実用化
すること。
 おおいに期待しています。

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