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2016年4月24日 (日)

ゲノム編集のための新たな「はさみ」のかたち~CRISPR-Cpf1の構造解明~

平成28年4月22日
東京大学
日本医療研究開発機構(AMED)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○新たなゲノム編集ツールとして
 注目されるCRISPR-Cpf1の
 分子構造を世界で初めて明らかにした。
 
○ゲノム編集ツールとして普及している
 CRISPR-Cas9との機能の
違いを原子レベルで明らかにした。
 
○CRISPR-Cpf1を利用した
 ゲノム編集技術の高度化および効率化
 が期待される。
 
 
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 近年、生命の設計図である遺伝情報
(ゲノムDNAの塩基配列)を書き換える
「ゲノム編集注1)」技術が
注目されています。
 
 微生物のもつCas9タンパク質注2)
(DNA切断酵素)の発見により
効率的なゲノム編集が可能になり、
医学・生命科学研究に革命が
もたらされました。
 
 さらに、昨年、Cpf1注3)と
よばれる新規のタンパク質も
ゲノム編集に利用できることが
報告されました。
 
 しかし、Cpf1がはたらく分子機構は
不明でした。
 
 今回、東京大学 大学院理学系研究科の
山野 峻 大学院生、西増 弘志 助教、
石谷 隆一郎 准教授、濡木 理 教授の
研究グループは
Massachusetts
 Institute of
 Technology
のFeng Zhang博士らとの
共同研究により、Cpf1の分子構造を
決定し、そのはたらきを原子レベルで
解明することに成功しました。
 
 本研究結果から、Cpf1を用いた
ゲノム編集技術の効率化が期待されます。
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 ゲノム編集技術は日進月歩です。
 
 ついこの間までCRISPR-Cas9
が注目の的でしたが、今度は、
CRISPR-Cpf1だそうで、
目が離せません。
 
>今回の研究成果は、Cpf1を改変した
>新規のゲノム編集ツールの開発に
>つながることが期待されます。
 
 遺伝子治療にとっては重要な技術です。

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