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2016年3月 7日 (月)

微生物学 梁教授ら研究グループががん幹細胞の増殖を抑制する新規化合物をトチュウから発見

2016/2/26
横浜市立大学 先端医科学研究センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 茨城大学農学部の鈴木 義人
(すずき・よしひと)教授、
横浜市立大学大学院医学研究科の
梁 明秀(りょう・あきひで)教授らは、
がん幹細胞の特徴を兼ね備えた
人工がん幹細胞を用いて、この細胞の
増殖を特異的に抑制する新規化合物を
トチュウ(杜仲)緑葉の成分中に
発見しました。
 
 がん幹細胞は、正常組織中に移入して
腫瘍を形成する能力を持ち、
また、既存の抗がん剤が効かないため、
がんの転移や再発の原因になっています。
 
 この研究では、iPS細胞技術を活用して
作製した人工ヒトがん幹細胞を用いて、
この細胞の細胞増殖および自己複製能に
対する阻害活性をもつ物質の
スクリーニングを実施し、トチュウの
緑葉成分に含まれる抗がん幹細胞増殖抑制
因子を特定してEucommicin A
(ユーコミシンA)と名付けました。
 
 この化合物の発見には、市販されている
トチュウ葉の乾燥粉末の抽出物が
用いられましたが、その後トチュウの
生葉でも存在を確認し、本化合物が
新規天然化合物であることが明らかに
なりました。
 
 がん幹細胞をターゲットとし、
これを抑制する物質の発見は、
今後の新たな薬剤の開発などにつながる
ことが期待されます。
 
 なお、この研究成果は、学術誌
Phytochemistry2月号に掲載されました。
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 可能性ありそうです。
 
>トチュウに含まれる既知成分の中には、
>ゲニポシド酸のように抗腫瘍活性が
>報告されているものもありましたが、
>本研究では、がん幹細胞に対する
>阻害作用を示すと考えられる
>新規化合物が発見されました。
 
>これらの研究は、がん治療の発展に
>向けてこれから益々重要になると
>考えられる分野であり、
>Eucommicin Aのような新たな化合物の
>発見は、今後新たな薬剤の開発にも
>つながることが期待されます。
 
 今後の展開に期待したい。

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