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2016年3月 9日 (水)

手術で使える腸に貼る癒着防止ナノ絆創膏 防衛医大、早大、名古屋大の共同研究

Mon, 07 Mar 2016 早稲田大学Topic
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 お腹の手術をした後に時々、腸が癒着
して食事が通りにくくなることがあります。
 
 このような患者さんは、手術に成功
しても腸の癒着により生活の質(QOL)が
ひどく低下してしまいます。
 
 とくに腸に穴が開いて起こる
穿孔性腹膜炎では腸の癒着が起こり易く
注意が必要ですが、現在有効な治療法が
ありません。
 
 小児では手術後に腸が癒着し食事が
困難になると成長障害が起こり、
深刻な問題となることもあります。
 
 このような腸の癒着に対し、私たちは
ナノ厚の絆創膏を傷付いた腸に貼ること
で、腸の癒着を防止することに
成功しました。
 
 防衛医科大学校の研究グループは
早稲田大学との共同研究で、細胞膜と
同じ位の薄い膜厚80 nm
(1 nmは1 mmの100万分の1)のシートを
開発し、肺気胸のように肺に穴が開いた
場合や大静脈が裂けて大出血した場合に
このシートを貼ることで創部が閉鎖できる
ことを報告して来ました。
 
 この薄膜シートは接着剤なしに
あらゆる臓器や組織の表面に間隙なく
ぴったりと貼付できる、
いわば「ナノ絆創膏」で、
さらに興味深いことに癒着を防ぐ働きが
あることを発見しました。
 
 今回、私たちのグループに名古屋大学
小児外科が加わって研究を行い、
このナノ絆創膏をマウスの傷付いた腸に
貼ることで腸の癒着を予防できることを
世界で初めて報告しました。
 
 ナノ絆創膏は体に吸収されるポリ乳酸で
作られており、感染を増悪させる作用も
ないため、感染があっても使える可能性が
考えられ、従来有効な対策がなかった
穿孔性腹膜炎時の腸癒着の予防、
とくに将来ある小児での腸癒着の予防に
大いに役立つと期待されます。
 
 本研究成果は、英国外科学会誌
British Journal of Surgery
(3月3日電子版、5月第103巻6号誌上掲載)
に掲載されました。
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 Good Newsです。
 
>この薄膜シートは接着剤なしに
>あらゆる臓器や組織の表面に
>間隙なくぴったりと貼付できる、
>いわば「ナノ絆創膏」で、
>さらに興味深いことに癒着を防ぐ
>働きがあることを発見しました。
 素晴らしい。
 
>ナノ絆創膏は体に吸収される
>ポリ乳酸から作られており、
>感染を増悪させる作用もないため
>感染があっても使える長所が考えられ、
>従来有効な対策がなかった
>穿孔性腹膜炎時の腸癒着の予防、
>とくに将来ある小児での腸癒着の予防に
>大いに役立つと期待されます。
 
 大いに期待したい。

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