がん細胞はブドウ糖ではなくアミノ酸で増殖していくことが判明
2016年03月15日 Gigazine
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
がん細胞を含む細胞分裂では、
糖の一種であるグルコース(ブドウ糖)が
そのエネルギー源になると考えられて
きたのですが、MITの生物学者が行った
研究により、がん細胞の分裂で最も大きな
エネルギー源となるのはブドウ糖ではなく
アミノ酸であることが判明しました。
これは、がん細胞のエネルギー代謝を
観察することで発見された新事実だそうで、
がん細胞の成長・分裂を抑制する新薬を
開発するための新たな手がかりになる
可能性を秘めています。
「もしもあなたが、がん細胞の
エネルギー代謝の観測をしたいなら、
実際に生じるエネルギーと
使用されるエネルギーが
どれくらい異なるかを理解する必要が
あります」と語るのは、
MITの生物学講師であり
同研究論文の著者のひとりでもある
Matthew Vander Heiden准教授。
---------------------------------------
新しい発見のようです。
要注視項目になりそうですね。
今後の研究に注目したい。
>「がん細胞が分裂時にアミノ酸を
>消費する」ことが明らかになった
>わけですが、なぜ人間の体細胞が
>分裂時に大量のブドウ糖を消費する
>のかは不明なままです。
進化の歴史を辿ればわかるのかな?
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント