富士フイルム、米国で抗がん剤「FF-10502」を膵臓がんなど固形がんを対象に臨床第I相試験を開始
2016年2月18日 日刊工業新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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富士フイルム株式会社は、米国において、
抗がん剤「FF-10502」の臨床第Ⅰ相試験を
開始しましたのでお知らせします。
本試験は、膵臓がんなどの固形がんを
対象としたものです。
今後、がん領域で世界トップレベルの
研究・治療施設である
米国テキサス州立大学 MDアンダーソン
がんセンター(以下、MDアンダーソン
がんセンター)(*1)で本格的に実施し、
本試験を加速させていきます。
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>患者由来の細胞を用いた実験では、
>膵臓がんだけでなく、
>肺がん、卵巣がん、膀胱がん
>といった広い範囲の固形がんにも
>強い効果があることが確認されています。
らしいです。
ところで、どうして臨床試験の場所が
米国テキサス州立大学 MDアンダーソン
がんセンターなんでしょうか?
治験実施の為の費用は多分製薬会社の
負担になるわけだから実施の判断は、
製薬会社だろうけど、何故かな~
米国の方が患者数も多く、治験対象者
も集まりやすいから?
よって、費用対効果が高いから?
それだけが判断基準なのかな?
日本のドラッグラグの主たる要因は
何なのかな~?
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