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2016年3月17日 (木)

世界最高クラスの高輝度モデルと超小型化を実現したモデル、2種類の3原色レーザー光源を実証

2016年3月14日
国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
国立大学法人大阪大学
株式会社島津製作所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 NEDOプロジェクト※1において、
国立大学法人大阪大学と
株式会社島津製作所は、
3原色の可視光半導体レーザー技術を
用いて2種類の3原色レーザー光源
モジュールを開発しました。
 
 2種類のモジュールはそれぞれ
高輝度表示装置※2やレーザー照明※3向け
に世界最高クラスの輝度を実現した
高輝度モデル(図1)と、
走査型レーザー投射※4用に
シングルモードファイバ出力※5が
可能な世界最小クラスのサイズを
実現した超小型モデル(図2)です。
 
 これらのモジュールを
機器メーカー9社※6の機器に組み込み
評価を行なった結果、レーザーは
LED等の他の光源に比べて、小型化、
省エネ性能、色再現性において優位性が
あることを確認しました。
 
 こうしたレーザーの特性から、
今後、スマートフォンやタブレット端末等
の小型電子機器から、数十メートル級
シアターやプロジェクションマッピング等
の大型映像装置まで幅広い応用が期待され、
これら機器への実装を目指します。
 
 また、実用化・普及の妨げとなっている、
レーザー特有の特性や安全性等の課題に
対処するために、国立大学法人大阪大学
(光科学センター 副センター長、
特任教授 山本 和久)が発起人となって
2014年に設立した「可視光半導体レーザー
応用コンソーシアム」で、
このほど、3原色レーザー光源モジュール
の性能基準や信頼性・安全性に関する
ガイドラインを策定し、
可視光半導体レーザー応用の基盤整備を
しました。
 
 今後、可視光半導体レーザーの
実用化・普及に向けて活動を継続し、
ガイドラインの啓蒙や国際標準化提案の
支援等を進め、新産業化を目指します。
 
 なお、2016年3月14日、
日本橋ライフサイエンスハブ
(室町ちばぎん三井ビルディング8階)で
可視光半導体レーザー応用コンソーシアム、
国立大学法人大阪大学光科学センター
およびNEDOが共同開催する
「可視光半導体レーザー応用シンポジウム」
にてこれらの成果の発表を行います。
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>ガイドラインの啓蒙や国際標準化提案
>の支援等を進め、新産業化を目指します。
 是非世界に先行して進めて貰いたい。
 
 
>今回開発した高輝度モデルの
>3原色レーザー光源モジュールは
>高輝度表示装置やレーザー照明向けに
>開発したもので、赤、緑、青ともに
>10Wを超える高出力であり、
>世界最高クラスの輝度を達成しました
>(図3)。
 
>また、超小型モデルの
>3原色レーザー光源モジュールは
>走査型レーザー投射用に開発したもので、
>主要部の容積が0.5ccという、
>世界最小クラスのサイズを達成しました。
 
>これらの光源モジュールは緑色の波長を
>調整したことで、より自然な色再現が
>可能になりました(図4)。
 
 今後に期待します。

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