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2016年2月26日 (金)

蚕のたんぱく質で医薬品 絹糸腺での合成速度は培養細胞の100万倍以上

2016年2月25日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 農業生物資源研究所は2000年、
初めて蚕の遺伝子組み換えに成功。
 
 目的のたんぱく質を作らせることが
可能になった。
 
 蚕が作ったたんぱく質は絹糸腺やまゆ
から抽出できる。
 
 研究所の瀬筒(せづつ)秀樹・遺伝子
組換えカイコ研究開発ユニット長は
「蚕はとても効率のよいたんぱく質の
生産工場。高額な設備投資がなくても
大量飼育が可能で、扱いやすいのも
利点だ」と説明する。
 
 既に骨粗しょう症の体外診断薬などが
実用化しており、蚕にヒトのコラーゲンを
作らせて配合した化粧品も市販されている。
 
 大量生産システム、安全性や品質の
管理技術など課題も多いが、瀬筒さんは
「個別化医療や難病、希少疾患など、
少量多品目の医薬品開発に向いている
のではないか」と期待する。
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 良さそうです。
 
>瀬筒さんは「養蚕農家は激減し、
>技術の継承が危ぶまれている。
>新産業の創出につなげ、養蚕を見直す
>きっかけにしたい」と話している。
 
 是非、そうなって欲しい。

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