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2016年2月 4日 (木)

「コーヒーはがんに効果あり」は本当か?

2016/2/1 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 毎日欠かさず飲むという人も多い
コーヒー。
 
 わが国の大規模疫学調査によって
明らかになってきた
「コーヒーとがん」の関係について、
日本のがん研究の総本山ともいえる
国立がん研究センターに最新事情を
伺った。
 
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 ―具体的に、コーヒーとがんの罹患
(りかん)については、どんなことが
わかってきたのですか。
 
笹月さん 現在は、肝臓がん、子宮体がん、
       大腸がん、子宮頸(けい)がん、
        卵巣がんの評価を掲載して
        います。
       それぞれ以下のような評価に
       なっています。
 
 「肝臓がん」のリスクを下げる効果
=ほぼ確実
 
 「子宮体がん」のリスクを下げる効果
=可能性あり
 
 「大腸がん」「子宮頸がん」「卵巣がん」
のリスクを下げる効果
=データ不十分
 
 「ほぼ確実」「可能性あり」といった
言葉は「科学的根拠としての信頼性の
強さ」を示す指標のことです。
 
 最も信頼性が高い評価から順に
「確実」→「ほぼ確実」→「可能性あり」
→「データ不十分」となっています。
 
 例えば、「喫煙」と「肺がん」との
因果関係の評価は、最も信頼性が高い
「確実」。
 
 つまり、たばこは肺がんのリスクを
高めるのは確実というわけです。
 
 昨年話題になった「保存肉/赤肉」は、
大腸がんのリスクを高くする
「可能性あり」になっています。
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 皆さん気になりますよね。
 良い情報です。
 
>国立がん研究センターのコホート研究
>では、40~69歳の男女約9万人について、
>調査開始時のコーヒー摂取頻度により
>6つのグループに分けて、
>その後の肝臓がんの発生率を比較
>しました。
 とのことです。
 
 こういうしっかりしたデータは
信頼して良いと思います。
 
 よく見て各自判断してください。
 
 新たな知見の発表もありそうなので
注意しながら見て行きましょう。
 
 とは言いながら国立がん研究センター
のページを見ても今回のような情報は
見当たらない。
 見方が悪いのかな?
 それともまだ未発表のデータ?
 
 国民が皆興味を持っているような
情報はわかりやすく見られるように
して貰いたいな。

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