原点は「医師からの総スカン」、病院受診手配サービス
2016/02/03 日経デジタルヘルス
詳細は、リンクを参照して下さい。
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がんなどの重い病気にかかった時、
どの医療機関で治療を受けるかは、
患者にとって大きな選択だ。
かかりつけ医が、必ずしも最適な
医療機関や専門医を紹介してくれるとは
限らない。
「がんの名医」などの情報はちまたに
あふれているが、そうした情報は
しばしば患者の悩みをかえって深める。
そんな患者に対し、最適な医療機関や
専門医を紹介し、受診の手配までを
サポートするサービスが、
民間から生まれた。
電話健康相談や医師紹介を手掛ける
ティーペック(T-PEC)が仕組みを
構築し、メットライフ生命保険が
保険商品付帯サービスとして
2016年4月に提供を始める
「ベストホスピタルネットワーク」だ
(関連記事)。
“憤り”から起業
もともと保険業に携わっていた砂原氏が
ティーペックを立ち上げたのは、
元号が平成に変わった1989年。
きっかけは、母親がくも膜下出血で倒れ、
初めにかかった病院から専門病院への転院
に時間を要したために、重い後遺症が
残ったこと。
初診時の病院を「訴えようかと思った」
(砂原氏)ほどの憤りが、医療のあり方を
変えることを目指した会社を立ち上げる
原動力となった。
まず立ち上げたのが、医師や看護師
による24時間体制での
電話健康相談サービス。
1991年に、生命保険事業者として
いち早く同サービスを導入したのが
現在のメットライフ生命だった。
24時間体制で健康相談を受け付ける
というアイデアは各方面で注目を集め、
サービス開始から間もなく、砂原氏は
通産省(当時)が主催する
「モダンヘルスケア研究会」で講演する
機会に恵まれる。
それが運命的な出会いの場となった。
研究会の座長を務めた、
聖路加国際病院院長(当時)の
日野原重明氏との出会いだ。
「『24時間体制で患者を見守ることには
大きな意味がある。医学界ができなかった
ことに、民間の立場から挑んでいるのは
素晴らしい』と励ましの言葉をもらった」
(砂原氏)。
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良いサービスだと思います。
任せっきりと言うのはちょっと考えもの
かも知れませんが、素人に最良の選択が
できるかどうか?
その点を考えれば、良いのではないかと
思う。
紹介しておきます。
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