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2016年2月 5日 (金)

特発性大腿骨頭壊死症に対する再生医療の良好な結果

2016年02月02日 京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 松田秀一 医学部附属病院教授
(整形外科)と黒田隆 同助教らの
グループは、難病である
特発性大腿骨頭壊死症において、
塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)含有
ゼラチンゲルを壊死部に投与し
骨再生を促す臨床試験10例の良好な結果
を公表しました。
 
 本研究成果は、国際誌
「International Orthopaedics」に
掲載されました。
 
 
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研究者からのコメント
 
 特発性大腿骨頭壊死症は骨頭の壊死部が
圧潰すると、歩行困難となり、
ADLが著しく障害される股関節の
難治性疾患です。
 
 背景因子としてステロイド治療、
アルコール多飲などがあり、好発年齢が
30歳代と若いことも特徴で、
骨頭が圧潰してしまうと通常、
人工股関節手術が行われています。
 
 近年、MRIでの早期診断の機会が
増えてきており、再生治療に
大きな期待がかかっており、
これは長年の研究ターゲットでした。
 
 これまで京都大学整形外科では、
大腿骨頭壊死症の動物モデル作製、
bFGFゼラチンハイドロゲルを用いた
ドラッグデリバリーシステムの構築、
動物モデルでのbFGFによる壊死部の
骨再生などの基礎研究を行ってきました。
 
 その成果をもとに
トランスレーショナルリサーチとして、
2013年3月より、bFGFを経皮的に壊死部に
投与する臨床試験10例を行い、
短期ではありますが、良好な結果が
得られました。
 
 今回、2016年1月末より
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
(AMED)での研究資金を用いて、
多施設共同医師主導治験
「特発性大腿骨頭壊死症における
bFGF含有ゼラチンハイドロゲルによる
壊死骨再生治療の開発
(治験名: TRION)」を開始することと
なりました。
 
 この医師主導治験は、本学医学部
附属病院臨床研究総合センター(iACT)を
中心とした4大学の共同チーム
(岐阜大学、東京大学、大阪大学、
京都大学)が骨頭圧潰前の64名の患者を
対象とし、有効性と安全性を検証し、
早期の臨床応用、標準的治療となることを
目指しているものです。
 
 
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詳しい研究内容について
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 再生医療期待しています。
 ひとまず10例と症例数は少ないですが、
出だしは良好のようです。
 
 
>早期の臨床応用、標準的治療となること
>を目指しているものです。
 
 大いに期待したい。

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