完全レア・アースフリーFeNi磁石の作製成功論文がネイチャー日本語ウェブサイト「おすすめコンテンツ」で紹介
2016年1月29日 東北大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東北発 素材技術先導プロジェクト
(文部科学省)超低損失磁心材料技術領域
の研究代表者、東北大学リサーチ
プロフェッサー・教授 牧野彰宏らの論文、
「人工的に作製したレア・アースフリー
天然隕石磁石」が、国際科学雑誌
"Science Reports"に掲載された論文の
中から、アクセス数の高い注目論文
として、日本語ウェブサイト
「おすすめコンテンツ外部サイトへ」に
選出・掲載されました。
"Science Reports"は、年間掲載論文数
で10,000を超え、日本人研究者を著者
とする場合は、1,000程度の論文が
掲載される権威ある科学雑誌です。
ネイチャー・パブリッシング・グループ
(東京)では、この「おすすめコンテンツ」
により日本からの研究成果を、研究分野の
方をはじめとして、研究分野外の方、
学生の方にも幅広く紹介しています。
今回の掲載は、2015年11月17日付けで
世界的に非常に注目されていることを
示していると同時に、希土類に
依存しない、日本発、革新的な磁石開発
に道を拓いた本研究成果が、
より広く認知いただける機会になるものと
期待されます。
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>今回の研究成果は世界で初めて
>完全レア・アースフリー磁石開発の
>ドアを開いたといえます。
と言っていましたが、
私はドアを開いたことは事実だと
しても、完全レア・アースフリー磁石
の実用化までにはまだまだ時間が
かかると思い、投稿しませんでした。
が、「おすすめコンテンツ」に紹介さ
れたとのこと、
>NANOMETR(R)表示で培った製造技術が
>活用可能であることから、
>工業材料として高いポテンシャルを
>有していると言えます。
ということもあり、科学的に見ると
良い研究、且つ実用化は思っていた
より早いかも知れません。
今後の発展に期待しましょう。
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