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2016年2月13日 (土)

300万円かかる「がんの粒子線治療」は本当に夢の治療か?

2016年2月12日 DIAMOND online
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 1月14日、厚生労働省で「先進医療会議」
が開かれ、来年度から新たに健康保険を
適用する治療について最終的な評価が
行われた。
 
 今回の審議で注目を集めたのが、
民間保険のテレビCMのおかげで
一躍有名になった「陽子線治療」
「重粒子線治療」の処遇だ。
 
 ほかには有効な治療法がないなどの理由
で、今回は小児の固形がんに対する
陽子線治療、切除できない骨がんへの
重粒子線治療に限定して、健康保険の適用
が認められることになった。
 
 だが、その他のがんに対しては、
粒子線治療の有効性がいまだに明確に
なっていないため、先進医療の枠組みの
ままで継続される。
 
 日本の医療制度では、安全性と有効性が
確認され、「これなら多くの人が使っても
大丈夫」という評価が定まると、
健康保険が適用されて、少ない自己負担で
誰でも利用できる治療として
広まっていく。
 
 この健康保険が適用された治療は
「標準治療」と呼ばれ、科学的根拠に
もとづいて評価された現段階で利用できる
最良の治療法だ。
 
 日常生活では、「標準」というと
「普通の」とか「並の」など、
ちょっと劣ったイメージがあるかも
しれないが、医療における
「標準治療」は安全性と有効性が
確認されている、現時点でベストな
治療法を指している。
 
 一方、先進医療は、将来的に健康保険を
適用するかどうかを評価している段階の
治療法で、効果は未知数。
 
 科学的なデータの裏づけが積み重なり、
安全性や有効性が確認されれば
標準治療に昇格するが、十分な効果が
得られず消えていくものもある。
 
 現在、放射線療法のなかでは、従来から
あるエックス線やガンマ線を用いたものが
標準医療で、粒子線治療は標準治療の
「格下」の治療法なのだ。
 
 陽子線治療が、先進医療の前進である
高度先進医療として承認されたのは
2001年7月。
 
 重粒子線治療は2003年11月だ。
 
 実に10年以上もの間、先進医療の
枠組みのなかで運用されてきたこと
になる。
 
 前述した通り、日本の医療制度では、
効果が確認されれば健康保険が
適用される。
 
 実際、2006年に先進医療制度ができて
から、8年間で累計80技術が先進医療から
保険診療に昇格している。
 
 粒子線治療が「最先端の夢の治療」
ならば、早々に先進医療から昇格して
保険適用されてもよさそうなものだが、
なぜ、これほどまで長く先進医療に
留め置かれてきたのだろうか。
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>施設は増え続けたが優位性を示す
>データがない。
 
 確かに高度先進医療の位置づけは
前述の通りだとは思うが、データが
無いのは高価だからが故、どうしても
少なくなるという側面はあるはず。
 
 保険適用とした場合、医療費のうち
相当な部分を占めることになると
思われます。
 
 優位性とはどう判断しているので
しょうか?
 
 当然コストパフォーマンスも考慮
しなくてはいけないはず。
 
 個々に見れば、確かに従来の治療法に
比べて効果があると判断出来たとして、
あまりにお金がかかるとした場合
どう判定するのでしょうか?
 
 悩ましい話しになりそうな気が
します。
 
 「先進医療会議」の皆さん、真剣な
議論をお願い致します。
 
 全国民の税金を使うわけだから、
投入した税金に対して救われる人の数
との対比の考慮は必須だと思います。
 
 とは言いながら、お金持ちだけが救われる
というのもなんとなく、納得出来ないところ
もあるし、本当に悩ましい話しですね。
 
 粒子線治療に限りません。
 
 一般のがん治療だって薬代があまりに
高価で、、ということもある。

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