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2016年1月29日 (金)

イネの遺伝子を使ってポプラの木質を増強

2016/01/27 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・イネ由来の木質生産を制御する
 遺伝子を、ポプラに導入して木質を
 増強
 
・ポプラの成長に悪影響なく木質生産性を
 約4割、木材の強度を約6割向上
 
・木質由来の燃料や材料の高効率生産や、
 高強度木材の開発、CO2削減への貢献に
 期待
 
 
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 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
生物プロセス研究部門 植物機能制御
研究グループ 坂本 真吾 産総研
特別研究員、光田 展隆 主任研究員らは、
国立研究開発法人 森林総合研究所
(以下「森林総研」という)
森林バイオ研究センター
森林バイオ研究室 高田 直樹 主任研究員、
谷口 亨 室長と共同で、イネの遺伝子を
使ってポプラの木質を大幅に強化する技術
を開発した。
 
 この技術はイネの木質生産を
制御しているOsSWN1転写因子を、
遺伝子組換えによりポプラに導入して、
ポプラの成長には悪影響を及ぼさずに
木質生産性を約4割高め、木材の強度も
約6割向上させることができる。
 
 将来的には、木質由来の
バイオエタノールやバイオプラスチックの
高効率生産、高い強度を持った木材の開発、
さらに木質由来の次世代燃料・材料の
高効率生産がもたらすCO2の排出削減への
貢献が期待される。
 
 なお、本技術開発は、国立研究開発法人
科学技術振興機構(JST)戦略的創造
研究推進事業
(先端的低炭素化技術開発:ALCA)の
研究開発課題の一環として行われ、
2016年1月27日19時(日本時間)に
Scientific Reportsにオンライン掲載
される。
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 良さそうです。
 
 目的は、
>地球温暖化を抑制するため、
>また、将来枯渇する化石燃料を代替する
>ため、植物由来の燃料や材料の開発が
>進められている。
>ところが現在の植物由来バイオエタノール
>やバイオマテリアルは、食糧生産との
>競合が問題となっており、食糧ではない
>木質を原料とした第二世代の
>バイオエタノールやバイオマテリアルの
>開発と普及が期待されている。
>このため、植物の木質生産性の向上は
>重要な課題の一つであるが、
>これまで木質生産を増強しようとすると
>植物の成長に悪影響が生じるといった
>問題があり、植物の成長を阻害せずに
>木質生産性を向上させる技術が
>求められていた。
 ところで、
 
 今回、
>ポプラの成長に悪影響なく木質生産性を
>約4割、木材の強度を約6割向上
 だそうです。
 
>今後は、光合成能力の強化など
>他のバイオマス生産向上技術と
>組み合わせて、さらなる生産量の増加
>を目指すほか、増強された木質中の
>リグニンを改変するなどして
>加工性や糖の抽出量の向上を目指す。
 とのこと。
 
 今後に期待しましょう。

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