がん生存率、10年後は58% 3.5万人追跡調査
2016年1月20日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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国立がん研究センターなどの
研究グループは19日、がん患者を
10年間追跡して集計した10年後の
生存率を初めて公表した。
全てのがんの10年生存率は
58・2%で、5年生存率より
5ポイント近く低かった。
胃や大腸では5年生存率と
ほとんど変わらない一方、乳房や肝臓は
5年後以降も下がり続けており、
部位別の傾向が浮き彫りとなった。
研究グループは一般的な5年生存率の
ほか、より長期の分析を進めており、
全国規模の10年生存率が初めて
まとまった。
がんと診断された場合、治療で
どのくらい生命を救えるかを示す
国の指標となる。
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全国規模の10年生存率が初めて
出ましたね。
現実はしっかり把握しておく必要が
あります。
>胃や大腸では5年生存率と
>ほとんど変わらない一方、
>乳房や肝臓は5年後以降も
>下がり続けており、
>部位別の傾向が浮き彫りとなった。
肝臓がんは悪いだろうと思って
いましたが乳がんがそんなに悪いとは
認識していませんでした。
しかも悪くなり続けるとは、
今回の調査は、
>治療を受けたのは約15年前。
>がんセンターの堀田知光理事長は
>「がん治療は進歩しており、
>今、治療を受けた人の10年生存率は
>さらに高まる」と話す。
とは思います。
分子標的薬もいろいろ出てきているし、
がん治療は進歩し続けているわけだから、
参考リンク
全がん協
・「10年生存率初集計」
国立がん研究センター
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