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2016年1月 3日 (日)

113番元素の命名権獲得-元素周期表にアジア初、日本発の元素が加わる-

2015年12月31日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 「元素周期表にアジア初、
日本発の名前を書き込む」という
日本の科学者の夢が、ついに叶う時が
きました。
 
 理化学研究所仁科加速器研究センターの
森田浩介グループディレクターを
中心とする研究グループ(森田グループ)
が発見した「113番元素」を、
国際機関が2015年12月30日
(日本時間31日早朝)、新元素であると
認定しました。
 
 これに伴い、森田グループには、
発見者として新元素の命名権が
与えられます。
 
 欧米以外の研究者・グループに
命名権が与えられるのは初めてです。
 
 新たに発見が報告された元素を
新元素と認めるかどうかの審議は、
国際純正・応用化学連合(IUPAC)と
国際純粋・応用物理学連合(IUPAP)が
推薦する委員で組織された合同作業部会
「JWP」が行います。
 
 森田グループは、2004年から
これまでに3度合成に成功した
「113番元素」を新発見の元素と
主張していました。
 
 一方、ロシアと米国の共同研究グループ
も別の手法によって113番元素を合成し、
発見を主張していました。
 
 JWPは双方の研究結果が認定基準を
満たしているかを審議し、森田グループが
113番元素の発見者であるとIUPACに
報告し、IUPACがそれを認めました。
 
 新元素名は、森田グループが提示する
候補をIUPAC/IUPAPが審査し、
妥当であると認めれば、約1年後に
発表されます。
 
 森田グループは、理研の重イオン加速器
施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の
重イオン線形加速器を用いて、
亜鉛(Zn:原子番号30)のビームを
ビスマス(Bi:原子番号83)に照射し、
新元素の合成に挑戦してきました。
 
 2004年7月に初めて原子番号113の
元素の合成に成功、その後2005年4月、
さらに2012年8月と、3度合成に成功して
います。
 
 3度目の113番元素の同位体
「113、質量数278」の合成を確認した際
には、前の2度の合成とは異なる
新しい崩壊経路をたどっていました。
 
 それまでの2度は113番元素が、
連続4回のアルファ崩壊を起こし、
その後2つの原子核に分裂(自発核分裂)
しました。
 
 ところが、3度目の合成では、
さらに2回、合計6回の連続した
アルファ崩壊を確認しました。
 
 新元素の合成を証明するためには、
その元素が崩壊した後、既知の原子核に
到達することが重要です。
 
 森田グループは、6回のアルファ崩壊
によってボーリウム、ドブニウム、
ローレンシウム、メンデレビウムの
既知の原子核に到達していることを
観測しています。
 
 これらによって、新元素認定で
重要視される「既知の同位体への崩壊」が
疑う余地なく確認されました。
 
 
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 素晴らしい。
 
>「元素周期表にアジア初、
>日本発の名前を書き込む」という
>日本の科学者の夢が、ついに叶う時が
>きました。
 
>欧米以外の研究者・グループに
>命名権が与えられるのは初めてです。
 
 おめでとうございます。

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