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2016年1月17日 (日)

再生医療用の移植細胞中に混在するがん細胞を超高感度に検出する方法を開発―正常細胞中に1000万分の1の割合で混入するがん細胞の検出に成功―

2016年1月15日
国立医薬品食品衛生研究所
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立医薬品食品衛生研究所は、
日本医療研究開発機構(AMED)
および先端医療振興財団との共同研究
により、再生医療用の移植細胞の製造中に
混入または発生するがん化のリスクを持つ
悪性形質転換細胞(がん細胞)を超高感度
に検出する方法「デジタル軟寒天コロニー
形成試験法」を開発しました。
 
 そして、この試験法を用い、
正常細胞中に1000万分の1の割合で
混入するがん細胞を検出することに
成功しました。
 
 本試験法は、再生医療用の移植細胞の
製造工程管理において、有害不純物
としてのがん細胞の混入を否定する試験
として有用であり、
製品の品質・安全性の確保に資することが
期待されます。
 
 この研究は国立医薬品食品衛生研究所
再生・細胞医療製品部の佐藤陽治部長と
AMEDリサーチ・レジデントの草川森士博士
を中心としたグループによって
進められました。
 
 本研究成果は、英国科学雑誌
“Scientific Reports”に
2015年12月8日10時(日本時間12月8日19時)
にオンライン掲載されました。
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>従来の手法と比べ1万倍向上させた
>世界最高感度の検出力
>(0.00001%混入細胞を検出)をもって
>正常細胞中のがん細胞の混入を評価する
>ことが可能となりました。
 
>また、大量の細胞からなる製品の評価
>にも適用可能な本試験法は、
>再生医療用の移植細胞の品質・安全性の
>確保に大きく貢献できると期待されます。
 
>(なお、デジタル軟寒天コロニー形成
>試験では正常細胞中に混在する
>未分化iPS/ES細胞
>(←がん細胞ではない)
>の検出はできない点、ご注意ください)
 
 ちょっと疑問符がつきますが、
これで「がん」になる確立は
殆どなくなったと思って良いのかな?
 
 さらに安全な再生医療の実現に
期待しています。

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