脳腫瘍に新たな治療法、「T細胞移入療法」を検証
2015年12月27日 Med エッジ
詳細は、リンクを参照して下さい。
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悪性度の高い脳腫瘍として知られている
「膠芽腫(グリオーマ)」に有望な
新治療法が作られた。
米国、カリフォルニア大学ロサンゼルス校
のロバート・プリンス氏らの研究グループが
2015年9月に報告したもの。
研究グループは、化学療法薬デシタビン
(一般名)と遺伝子操作した免疫細胞を
組み合わせた治療法の効果について
検証した。
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>膠芽腫は通常はNY-ESO-1を持っていない
>が、デシタビンを投与して、
>腫瘍細胞がNY-ESO-1を持つように
>変化させる。
今までは、がんが本来持っている目印を
ターゲットとして攻撃するのですが、
今回の方法は、持っていない目印を
化学療法薬で持たせて、それをターゲット
にするようにT細胞を変化させる。
→ その後、そのT細胞を投与する。
と言う方法のようです。
良さそうです。期待したい。
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