「オプジーボ」、根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する効能・効果変更へ-小野薬品
2015年12月15日 qlifepro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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小野薬品工業株式会社は12月11日、
ヒト型抗ヒトPD-1(programmed cell
death-1)モノクローナル抗体
「オプジーボ(R)点滴静注20mg、100mg」
(一般名:ニボルマブ)について、
「根治切除不能又は転移性の腎細胞がん」
に対する効能・効果に係る製造販売承認
事項一部変更承認申請を行ったと
発表した。
腎細胞がんは、成人の腎実質に発生する
悪性腫瘍であり、腎悪性腫瘍の中で
最も多く、毎年世界で11万人以上が
亡くなっている。
現在、外科手術により根治切除不能
または転移性の治療歴を有する
腎細胞がんに対して、全生存期間(OS)の
延長効果が検証された薬剤はなく、
新たな治療薬の開発が期待されている。
同剤は、血管新生阻害剤の治療歴を
有する根治切除不能又は転移性の
腎細胞がん患者においてOSの延長を
世界で初めて示した、PD-1と
PD-1リガンドの経路を阻害する
免疫チェックポイント阻害剤となる。
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又少し、適用範囲が拡大したようです。
期待しています。
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