肝機能を改善へ細胞シート開発 板場助教研究グループ
2015年12月2日 日本海新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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鳥取大大学院医学系研究科
遺伝子医療学部門(汐田剛史教授)の
板場則子助教(37)の研究グループが、
病気の肝臓の表面に移植するだけで、
低下した肝機能が改善する肝疾患治療用の
細胞シートを開発した。
ヒトの骨髄などの中に含まれる細胞を
利用しているため、がん化のリスクが
少なく、安全性が高いのが特徴。
肝臓疾患への画期的な治療につながる
と期待される。
研究結果は科学誌
「サイエンティフィック・リポーツ」の
電子版に掲載。
現在、研究にかかる特許を米国と欧州で
申請している。
今後は、効果の継続期間や慢性疾患に
対する有効性などを検証。
ヒトへの応用には数年かかる見通し
だが、板場助教は「ドナーを待つ患者の
症状緩和や生存期間の延長など
広く肝疾患の治療ツールになる」と
話している。
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細胞シートっていろいろ出来るの
ですね。
今回のものが肝臓疾患への画期的な
治療につながると良いですね。
>ヒトへの応用には数年かかる
>見通しだが、
と言っていますが、上手く行くように
祈ってます。
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