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2015年12月 2日 (水)

ドライマウスに悩む人に光、根本的治療法を発見か―徳島大 低出力パルス超音波による治療

2015年10月30日 あなたの健康百科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 口の中が乾燥するドライマウス
(口腔=こうくう=乾燥症)。
 
 症状の軽重はあれ、この病気に
悩まされている人は、推定で800万人
近くとも3,000万人ともいわれている
(ドライマウス研究会より)。
 
 これまで対症療法しかなかったが、
徳島大学大学院医歯薬学研究部の学生、
佐藤南さん(口腔顎顔面矯正学)らは、
低出力パルス超音波(LIPUS)が
ドライマウスを改善する可能性があること
を突き止め、10月7日発行の英医学誌
「Arthritis Research & Therapy」
(電子版)に報告した。
 
 ドライマウスの根本的な治療法に
なるかもしれないという。
 
 佐藤さんらは、低出力パルス超音波
(LIPUS)の効果に着目。
 
 人間の唾液腺の細胞
(腺房細胞と導管細胞)を培養し、
体の中の炎症を引き起こす「TNFα」を
加えるものと、そうでないものに分けた。
 
 さらに、LIPUSを照射するグループと
そうでないグループに分け、細胞の数や
唾液の量を比較した。
 
 その結果、TNFα加えることで
著しく細胞数と唾液分泌量が減ったが、
LIPUSを照射したグループでは
それが回復していた。
 
 また、LIPUS照射グループでは、
正常な唾液の分泌に必要な
「アクアポリン5(AQP5)」という
物質の発現量が増えていたという。
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>LIPUSは口の中のような軟部組織の
>炎症を抑える効果もあることが
>分かりつつあるという。
 
 何事も炎症をおさえることが
大切なようです。
 
 ドライマウスの根本的な治療法に
繋がると良いですね。

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