心不全を起こすたんぱく質発見 働き弱め発症抑制も
2015/12/9 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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心筋梗塞の発症後に心臓内で作られる
特定のタンパク質が、心筋の細胞死を
促すことで心不全を発症させる仕組みの
一端を大阪大のチームが解明し、
このほど米医学誌電子版に発表した。
チームは心筋梗塞後に心臓内で
作られるタンパク質に着目。
培養皿上の実験で、このうちの1種
「ペリオスチン1」が細胞同士の結合を
弱める働きを持つことが分かり、
結合の弱まった心筋が細胞死して
心不全に発展することを突き止めた。
またペリオスチン1だけに反応して
働きを弱める抗体を作り、心筋梗塞を
発症した約20匹のラットに投与。
効果のないタンパク質を投与したラット
約20匹と比べると、心臓の収縮力が
15%ほど強かった。
心筋も比較的衰えず、心機能が
維持されていた。〔共同〕
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良さそうですね。
今後に期待したい。
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