がん転移克服につながる炎症性PGEの役割を解明
2015年11月30日
東京農工大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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国立大学法人東京農工大学大学院
工学研究院生命機能科学部門/
グローバルイノベーション研究機構の
稲田全規(いなだまさき)准教授と
宮浦千里(みやうらちさと)教授らは、
炎症の原因物質である
プロスタグランジンE(PGE)が、
がん転移に関わること、
PGEの受容体EP4を阻害することにより
転移を阻止できることを発見しました。
悪性黒色腫、乳がんや前立腺がんの
遠隔臓器への転移、特に、骨転移の治療
につながる新たなアプローチになること
が期待されます。
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前の投稿同様、この発表も、がん転移
の抑制に関するものです。
がんの転移にはいろいろな要素が
絡み合っているので一筋縄では行かない
ようですね。
がん幹細胞が流れて行くという話しも
ありますし、
今回の研究成果は、
>炎症の原因物質である
>プロスタグランジンE(PGE)が、
>がん転移に関わること、
>PGEの受容体EP4を阻害することにより
>転移を阻止できることを発見しました。
とのこと。
一つ、一つは有望そうに見えますが、
最終的には、
薬が出来て、人での臨床試験結果待ちと
なる。
→ このお金は製薬会社が負担する。
どんな薬が有望かは、製薬会社の判断
次第ということになる。
で、最終的にはこれが問題。
2015年08月27日
なんとかしたい。
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