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2015年12月29日 (火)

多発性骨髄腫に新たな治療法、「キメラ抗原受容体T細胞療法(CART)」の効果を確認

「CTL190」という細胞療法
2015年12月24日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米国、ペンシルベニア大学の
アルフレッド・ガーフォール氏らの
研究グループが、有力医学誌である
ニュー・イングランド・ジャーナル
・オブ・メディシン誌で2015年9月に
報告。同大学も紹介している。
 
 研究グループは、多発性骨髄腫と
診断を受けてから5年間で9つの治療を
行っても効果が見られなかった人に
CTL190という細胞療法を実施。
 
 その効果を検証した。
 
 CTL190は「キメラ抗原受容体T細胞療法
(Chimera Antigen Receptor T therapy
:CART)」と呼ばれる治療方法。
 
 がんを攻撃するT細胞を操作して、
がんにターゲットを合わせられるように
する。
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 「キメラ抗原受容体T細胞療法」
期待が持てそうですね。
 
 先日投稿した
 
 と似ていますが、関連した技術なのかな?
 
「キメラ抗原受容体T細胞療法」の方が
適用範囲が広そうです。
 
 進展を見守りましょう。

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2015年12月28日 (月)

妊婦減量で子供が脂肪肝に 異常たんぱく質で炎症

2015/12/26 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 浜松医大と東京医科歯科大の研究チーム
はダイエットなどで栄養不足の妊婦から
生まれた子供が脂肪肝になるリスクが
高まるメカニズムをマウスの実験で
明らかにし、26日までに英科学誌電子版に
発表した。
 
 異常な形のたんぱく質が肝臓の細胞に
蓄積し、炎症を起こすという。
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 気をつけた方が良さそうです。
 
>伊東病院教授は「やせたいとの願望から
>妊婦が不自然なダイエットをしている」
>とみる。
 
>胎児期に低栄養にさらされた子供は
>成長後、脂肪肝になるリスクが高い
>ことは知られていた。
 
 と言っていますが、一般人は知らない
ですよね。
 
 原因がわからないにしても事実として
存在することは、広く一般に知らしめる
べきではないでしょうか?

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脳腫瘍に新たな治療法、「T細胞移入療法」を検証

2015年12月27日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 悪性度の高い脳腫瘍として知られている
「膠芽腫(グリオーマ)」に有望な
新治療法が作られた。
 
 米国、カリフォルニア大学ロサンゼルス校
のロバート・プリンス氏らの研究グループが
2015年9月に報告したもの。
 
 研究グループは、化学療法薬デシタビン
(一般名)と遺伝子操作した免疫細胞を
組み合わせた治療法の効果について
検証した。
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>膠芽腫は通常はNY-ESO-1を持っていない
>が、デシタビンを投与して、
>腫瘍細胞がNY-ESO-1を持つように
>変化させる。
 
 今までは、がんが本来持っている目印を
ターゲットとして攻撃するのですが、
今回の方法は、持っていない目印を
化学療法薬で持たせて、それをターゲット
にするようにT細胞を変化させる。
 → その後、そのT細胞を投与する。
 
 と言う方法のようです。
 
 良さそうです。期待したい。

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2015年12月27日 (日)

液体金属流から電気エネルギーを取り出せることを解明~電子の自転運動を利用した新しい発電へ~

2015年11月 4日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST戦略的創造研究推進事業において、
ERATO齊藤スピン量子整流プロジェクトの
東北大学 大学院理学研究科の
高橋 遼(大学院生、兼 日本原子力研究
開発機構 先端基礎研究センター 実習生)、
日本原子力研究開発機構 先端基礎
研究センターの松尾 衛 副主任研究員、
東北大学 原子分子材料科学高等研究
機構/金属材料研究所の齊藤 英治 教授
らは、液体金属中の電子の自転運動を
利用した新しい発電法を発見しました。
 
 原子や電子のようなミクロの世界を
考える量子力学では、電子は自転運動を
していることが知られています。
 
 本研究グループでは、水銀や
ガリウム合金のような液体金属中で、
金属の流れによって生じる渦運動と、
その金属原子中の電子の自転運動が
相互作用することを理論計算により
発見しました。
 
 また、実際に直径数百ミクロン
(1000分の1ミリ)の細管に液体金属を
流すことで、100ナノボルト
(1000万分の1ボルト)の電気信号が
得られることを明らかにし、渦運動
によって、電子が発電機のタービン
のように回転して発電する方法を
理論と実験の両面で確立しました。
 
 電子の自転運動と液体金属の渦運動を
量子力学に基づいて相互作用させること
に成功した世界で初めての例といえます。
 
  今回発見した新しい発電法は、
従来の発電機のタービンのような構造物を
一切必要としないので、発電装置の
超小型化につながることが期待されます。
 
 将来は、わずかな電気で動作する
ナノサイズの超小型ロボットの
電源技術や、流体速度計に応用できると
期待されます。
 
 本研究成果は、2015年11月2日
(英国時間)に英国科学誌
「Nature Physics」のオンライン版で
公開されました。
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 また、新しい発見です。
 
 100ナノボルト程度の電気信号ですが、
 
>渦運動によって、電子が発電機の
>タービンのように回転して発電する方法
>を理論と実験の両面で確立しました。
 
>電子の自転運動と液体金属の渦運動を
>量子力学に基づいて相互作用させる
>ことに成功した世界で初めての
>例といえます。
 凄いことだと思います。
 
>今回発見した新しい発電法は、
>従来の発電機のタービンのような
>構造物を一切必要としないので、
>発電装置の超小型化につながることが
>期待されます。
 
>将来は、わずかな電気で動作する
>ナノサイズの超小型ロボットの
>電源技術や、流体速度計に応用
>できると期待されます。
 
 期待したい。

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電気的に制御したグラフェンでバレー流の生成、検出に初めて成功~結晶中の電子のバレー自由度を利用した低消費電力エレクトロニクスの実現へ~

平成27年11月17日
東京大学
理化学研究所
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○電気的に制御できる二層グラフェン
 において、電流からバレー流へ変換、
 伝送し、再度電流へ変換して、
 それに伴う電圧を初めて検出しました。
 
○電流からバレー流への変換効率を
 広範囲に渡って電気的に制御できること
 を示した成果であり、変換効率の
 さらなる向上が期待できます。
 
○バレー流は電荷の流れを伴わないため、
 エネルギー消費を伴わない情報媒体に
 なると期待されており、本成果は
 そのような低消費電力エレクトロニクス
 の開発に貢献します。
 
 
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 電子には粒子としての性質と同時に
波としての性質があります。
 
 一般に電子の波は様々な波長や方向を
持ちます。
 
 一方、電子の波は一部の固体結晶中
では、いくつかの特定の波長や方向が
安定な状態となります。
 
 そして、電子はこの特定の波長や方向
により区別されます。
 
 このように電子を区別することのできる
結晶の性質をバレーと呼びます。
 
 電子は負の電荷を持つため、電子が
一方向に流れると電流が発生します。
 
 従って、もし異なるバレーの電子が
互いに逆向きに流れる(バレー流注1))
状況を作り互いの電流を相殺し、
これを検出できれば、正味の電流をゼロに
保ったまま、バレー流による情報伝達が
可能です。
 
 この情報伝達はエネルギー消費を
伴わないものとなるため、バレー流を
用いた低消費電力エレクトロニクスの
実現が期待されています。
 
 黒鉛単層のグラフェンは2つのバレーを
持ち、バレー流を用いた
低消費電力エレクトロニクスの材料に
適しています。
 
 これまで、グラフェンの性質が
接触基板に影響されることを利用して
電流をバレー流に、また逆にバレー流を
電流に変換できることがわかって
いました。
 
 しかし、このような系での双方の
変換効率は電子密度のみを通じて
制御されるため、その制御性には限界が
ありました。
 
 そこで変換効率を広範囲に電気的に
制御(※)できるグラフェンのデバイスが
求められていました。
 
 今回、東京大学 大学院工学系研究科の
島崎 佑也 大学院生、山本 倫久 講師、
樽茶 清悟 教授らの研究グループは、
電気的に制御することのできる
二層グラフェン(図1)において、
バレー流の生成、検出に初めて
成功しました。
 
 研究グループは電流をバレー流に
変換し、電流の漏れ出し注2)を
無視できる程度の距離を伝送させた後、
バレー流を電流に変換して、
これに伴う電圧を検出しました(図2)。
 
 二層グラフェンを用いれば従来の
単層グラフェンからなるデバイスとは
異なり、電流からバレー流への変換効率の
大きさを電気的により広範囲に制御(※)
できることから、電流とバレー流の変換が
原理的には室温でも可能となります。
 
 またバレー流を生成する際に流れる
電流によるエネルギー消費についても、
変換効率の向上により大幅に改善可能と
考えられることから、二層グラフェンを
用いることでバレー流を用いた
低消費電力エレクトロニクスの実現が
期待されます。
 
 
(※)変換効率はデバイスの特性を決める
  電子密度とエネルギーギャップ注3)
  の双方に影響される。
  今回の研究では電子密度に加えて
  エネルギーギャップを電気的に
  制御することで、変換効率を
  より大きい範囲にわたって
  変えられるようにした。
  エネルギーギャップを大きくすること
  で室温動作も期待できる。
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  バレー流ね~、知りませんでした。
 
>二層グラフェンを用いることで
>バレー流を用いた
>低消費電力エレクトロニクスの実現が
>期待されます。
 とのことです。
 
 超省電力高性能デバイスについては、
スピントロニクスが有名ですが、
こんなものもあるんですね。
 
 期待しましょう。

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2015年12月25日 (金)

「 潰瘍性大腸炎の日本発の新治療薬をオールジャパン体制で開発 」 ― 新しい潰瘍性大腸炎治療薬の可能性 ―

平成27年11月13日
東京医科歯科大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【ポイント】
 
・潰瘍性大腸炎は原因不明の大腸の
 慢性炎症性疾患であり、既存の治療では
 改善しない患者もいるため、新しい薬剤
 の開発が望まれています。
 
・今回の研究で、日本で開発された薬剤が
 潰瘍性大腸炎に対して有効であった
 という結果が得られました。
 日本で潰瘍性大腸炎の新しい治療薬が
 開発されるのは十数年ぶりです。
 
・42施設の参加によるオールジャパン体制
 で行った臨床試験の成果が、
 海外の一流誌に掲載され日本の
 炎症性腸疾患診療のレベルが
 高く評価されています。
 
・この新薬が、潰瘍性大腸炎治療の
 新たな選択肢になることが大いに
 期待されます。
 
 
-----
 東京医科歯科大学大学院医歯学
総合研究科消化器病態学分野・渡辺守教授
を医学専門家とする研究グループは、
新規の潰瘍性大腸炎治療薬の
前期第2相臨床試験の結果を
発表しました。
 
 この臨床試験には全国42の多数の
施設が参加する協力体制により実施
して、この新薬が中等症の
潰瘍性大腸炎患者に対して有効である
という結果が得られました。
 
 この研究成果をまとめた論文は、
渡辺守教授が責任著者および共同筆頭著者、
本学消化管先端治療学講座・松岡克善講師
が共著者のひとりとなり、消化器病学
における世界のトップジャーナルである
Gastroenterology 誌
(インパクトファクター:16.7)に
2015年8月28日付でオンライン速報版が
公開され、2015年12月号に完全版が
発表されます。
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 素晴らしい成果です。
 
>この新薬が登場することにより、
>既存の治療では改善しなかった
>潰瘍性大腸炎の患者を治療する
>ことができるようになると
>期待されます。
 
 大いに期待したい。
 
 この他に潰瘍性大腸炎に対する
治療法として便移植療法(FMT)
と言う方法があるようです。
 
以前取り上げました。
2015年12月 7日
 
 こちらの方法も有効そうです。
 注目して行きましょう。

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2015年12月24日 (木)

「安定した透明フレキシブルディスプレイ駆動素子を開発」 ~低温絶縁材料を用いてIGZO薄膜トランジスタの駆動電圧を40%以下、信頼性を2倍以上に~

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成
科学研究科情報機能素子科学研究室の
石河泰明准教授、藤井茉美助教らは、
一般財団法人電力中央研究所の
小野新平主任研究員らと共同で、
注目の酸化物半導体「IGZO」(※1)を
用いた薄膜トランジスタ(※2)(図1)の
極低電圧駆動と高信頼性を同時に大幅に
改善して達成した。
 
 これまでの素子の40%以下という
低い駆動電圧で稼働、劣化量は1/2以下
と信頼性も高い。
 
 イオン液体(※3)という常温大気中で
液体を保つ塩を用いたことにより
実現したもので、軽くて薄く持ち運び
しやすいモニター画面のフレキシブル化
にもつながる技術である。
 
 透明かつフレキシブルな
次世代ディスプレイの形態を目指す中では、
駆動に用いられる薄膜トランジスタの
活性層材料として酸化物半導体IGZOに
注目が集まっている。
 
 その広い実用展開に向けて残された課題
は、環境負荷や電界に対する信頼性と
フレキシブル化を実現するための
低温プロセスの導入であり、
さらに駆動電圧を下げることで消費電力を
削減することである。
 
 このたび、これら3つの課題を同時に
解決するため、室温で液体状態である
イオン液体と、室温でも形成できる
IGZOの界面を用いて電気二重層を形成し、
通常より多くの電子が利用できる状態で
薄膜トランジスタ(図2)を動作させた。
 
 この素子は、一般的に高い信頼性を示す
酸化シリコン絶縁膜を用いた素子の性能を
大きく超え、駆動電圧が40%以下、
劣化量が1/2以下という高い性能を
達成した。
 
 この技術を用いることで、透明かつ
フレキシブルなディスプレイを
長期間安定して動作させることが
可能になる。
 
 この成果は、英国時間の
平成27年12月18日(金)午前10時、
英国科学誌Scientific Reportsに
掲載された
(日本時間平成27年12月18日(金)
午後7時)。
 
 
プレスリリース
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 良さそうです。
 
 IGZO液晶採用製品の画質を見て、
良さそうだと、期待していたのですが、
一向に広まらず、どうなっているのかな?
 
 と思っていたのですが、このあたりの
課題があったからなのかな?
 
 今後の展開に期待したい。
 
 シャープの液晶事業は問題ありの
状態ですね。
 
 液晶のシャープだったのに、残念。

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認知症の進行抑える化合物を発見 効果的新薬へ期待

2015年12月18日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 アルツハイマー型認知症で起きる
脳内神経細胞の減少を抑える化学物質を
見つけた、と国立長寿医療研究センター
(愛知県)、理化学研究所、同志社大学の
共同研究チームが発表した。
 
 この化合物は既に使用されている
不整脈の薬に含まれており、臨床試験で
効果と安全性が確認できれば効果的な
新薬になる可能性がある。
 
 研究成果は英科学誌に発表された。
 
 アルツハイマー型認知症の患者では、
神経細胞内にある「タウ」と呼ばれる
タンパク質が異常な形で集積して
神経細胞が減少することがこれまでの
研究で分かっている。
 
 研究チームは、理化学研究所が保管する
天然化合物ライブラリーの中から
タウが集まる現象を抑える化合物を
探索した。
 
 その結果、不整脈や気管支ぜんそくの
治療薬である「イソプロテレノール」
にも含まれている化合物がタウ凝集を
抑える効果があることをマウスの実験で
確認した。
 
 実験は、タウが過剰に作られ
て認知症のような症状を起こす
モデルマウスを使って実施。
 
 通常3カ月で神経細胞が目立って
減少するが、イソプロテレノールを
餌に混ぜて投与したところ、
神経細胞は減少せず、脳機能の低下や
行動異常も抑えられた、という。
 
 アルツハイマー型認知症患者は、
脳にタンパク質「アミロイドベータ」が
蓄積することが分かっている。
 
 研究チームは、主にアミロイドベータに
着目したこれまでの薬の開発とは異なり、
タウに着目した効果的な新治療薬の
開発につながる、と期待している。
 
 現在国内で4種類の薬が承認されている
が、症状の進行を確実に止め、回復する
決定的な治療薬はまだない。
 
 
関連リンク
国立長寿医療研究センタープレスリリース
 
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 なかなかアルツハイマー型認知症の
決定的な治療薬が出てきませんが、
今回の発見はどうなんでしょう?
 
 タウたんぱく質の凝集に注目した点が
今までと違うようですが、
「イソプロテレノール」にも副作用が
あるのでそのまますんなり行くとは
思われませんが、今までより効果的な
薬の開発につながれば素晴らしい
ですね。
 
 大いに期待したい。

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魚油摂取は交感神経を介して、「脂肪燃焼細胞」を増やす-「魚油」の効果で体脂肪燃焼を促す新メカニズムを解明

2015年12月18日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 河田照雄 農学研究科教授、
後藤剛 同准教授らの研究グループは、
魚に含まれる油(魚油:主成分はEPA、DHA)
の摂取が脂肪燃焼細胞(脂肪を分解し熱に
する細胞)である「褐色脂肪細胞」
(以下褐色脂肪)の増加を促進し、
体脂肪の減少や体温上昇をもたらすことを
動物実験により証明しました。
 
 本研究成果は、2015年12月17日に
英国科学誌「Scientific Reports」誌
(オンライン版)で公開されました。
 
 
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研究者からのコメント
 
 体に良い食品の摂取は、全ての人々に
とって大変重要です。
 
 食品に含まれる油脂は、種類によって
健康効果やそれらの作用メカニズムが
異なることが明らかになりつつあります。
 
 今回の魚油の健康機能性と
そのメカニズムの解明は、油脂の健康特性
の新たな一面を明らかにしました。
 
 今後は、健康な食生活に役立つ油脂や
その他の食品成分について、
特にメタボリックシンドロームの改善が
深く関わる健康寿命の延伸への機能に
着目して研究を発展させていく予定です。   
 
-----
本研究のポイント
 
・魚油の摂取が「体脂肪蓄積の減少」や
 「体温の上昇」を促進することを
 動物実験で証明
 
・これらの作用が「感覚受容チャネル?
 交感神経?褐色脂肪」を介することを
 解明
 
・魚油を含む食事が「肥満や生活習慣病
 の改善」につながる科学的根拠を得た
 
 
詳しい研究内容について
 
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 EPA、DHAは血液さらさら成分だと
言われてましたが、
 
 こう言う効果も、あるのですね。
 
>健康な食生活に役立つ油脂や
>その他の食品成分について、
>特にメタボリックシンドロームの
>改善が深く関わる健康寿命の延伸への
>機能に着目して研究を発展させていく
>予定です。
 だそうです。
 
 大切な研究だと思います。
 頑張ってください。

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2015年12月23日 (水)

東大発、火山を丸裸に マグマ「透視」技術

2015/12/20 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 火山の内部を画像化し、マグマの動きや
通り道を把握できる特殊な装置を
東京大学地震研究所の田中宏幸教授が
開発した。
 
 空から降り注ぐ素粒子の一種
「ミューオン」をとらえることで、
山の内部の密度分布が把握できるという。
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 以前にも紹介していますが、
大きなものの内部の状態を把握する
のに最適だと思います。
 
 分解能はいまいちだと思いますが、
唯一の方法ではないかな?
 
 もう少し安価に出来ないかな?

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CD4陽性キラーT細胞への分化機構を解明-CRTAMタンパク質による刺激がキラー細胞へと分化誘導する-

2015年12月21日 理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 私たちの体には、過去に感染した細菌や
ウイルスなどに対して抵抗性を獲得する
仕組みが備わっています。
 
 この仕組みを「獲得免疫」と呼び、
主に白血球の1種であるリンパ球が
重要な役割を担っています。
 
 リンパ球にはT細胞とB細胞の2種類
があり、T細胞はさらにCD4陽性T細胞と
CD8陽性T細胞に大別されます。
 
 CD4陽性T細胞は、抗体を分泌する
B細胞の働きを助ける
「CD4陽性ヘルパーT細胞」へ、
CD8陽性T細胞は、インフルエンザなど
のウイルス感染細胞やがん細胞を
殺傷する「CD8陽性キラーT細胞」へ
分化します。
 
 ところが、CD8陽性キラーT細胞は
感染が慢性化すると、殺傷力が
弱まります。
 
 すると、それを補うように
CD4陽性T細胞の一部が殺傷力を持った
「CD4陽性キラーT細胞」へ分化して
働くようになります。
 
 しかし、どのように分化誘導される
のか、そのメカニズムは未解明でした。
 
 共同研究グループは、一部の
CD4陽性T細胞にCRTAMと呼ばれる
細胞表面に存在するタンパク質が
発現していることに注目して、
分化のメカニズム解明に挑みました。
 
 まず、マイクロアレイを使って
CRTAMを発現しているCD4陽性T細胞で
働いている遺伝子を網羅的に解析した
ところ、CD8陽性キラーT細胞で働く
4つの遺伝子も同時に発現していて、
似ていることが分かりました。
 
 また、定量的に細胞傷害活性を調べた
ところ、CRTAMを発現している
CD4陽性T細胞とCD8陽性キラーT細胞には、
等量の強力な細胞傷害活性がありました。
 
 さらに、人為的にCRTAMの遺伝子を
CD4陽性T細胞に発現させると、
CD4陽性キラーT細胞に効率的に
分化しました。
 
 一方、CRTAMの細胞内領域を欠損した
マウスのT細胞からは、
CD4陽性キラーT細胞を誘導することは
できませんでした(図)。
 
 これらの結果から、CRTAMの刺激が
CD4陽性キラーT細胞の分化誘導に
重要な役割を果たしていることが
示されました。
 
 今回の成果により、CD4陽性キラーT細胞
の同定が容易になり、CRTAMの発現を
制御することで、効果的に
CD4陽性キラーT細胞へ分化誘導することが
可能となりました。
 
 今後、CRTAMの特徴を利用することで、
感染症やがんなどの治療に役立つ
可能性があります。
 
 
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 免疫療法には期待しています。
 その意味で、今回の発見が役立つと良い
ですね。
 
>今後、CRTAMの特徴を利用することで、
>感染症やがんなどの治療に役立つ
>可能性があります。
 
 一筋縄では行かないとは思いますが、
期待したいと思います。

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寒さにさらしたホウレンソウは抗酸化力倍以上に

2015年12月17日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 冬の寒さに当てる寒締(かんじ)め栽培
したホウレンソウはフラボノイド量が
倍以上増加して抗酸化力が高まった、
と農業・食品産業技術総合研究機構
(農研機構)東北農業研究センター
(岩手県盛岡市)の研究チームが発表した。
 
 ホウレンソウは、ベータカロチンや
ビタミンCのほか、鉄などのミネラルが
豊富で、細胞に有害な活性酸素を
消去する「抗酸化力」があるフラボノイド
(ポリフェノール化合物の一種)も
多く含まれる代表的な健康野菜。
 
 寒締め栽培は、ホウレンソウやコマツナ
などが寒さに耐えるために葉に糖などを
蓄えることを利用し、生育後に
ビニールハウスの扉や窓を一定期間開放
して冷気にさらす葉物野菜の栽培方法。
 
 農研機構東北農業センターが開発した。
 
 研究チームは、ビニールハウスで
3品種のホウレンソウを出荷サイズまで
育てた後、33日間 寒締め栽培を続けた。
 
 収穫したホウレンソウを寒締め栽培前の
ホウレンソウとフラボノイド総量を
比較した。
 
 その結果、3品種とも寒締め栽培した
ホウレンソウの方が倍以上多かった、
という。
 
 研究チームは、低温による
酸化ストレス上昇を防ぐ仕組みとして
抗酸化物質が増える、とみている。
 
 農研機構東北農業センターは
今回の研究結果について
「東北地域での冬場の高機能ホウレンソウ
生産に寄与すると期待される」と
している。
 
関連リンク
農研機構
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 寒締(かんじ)めね~、いろいろ
ありますね。
 
>寒締(かんじ)め栽培したホウレンソウは
>フラボノイド量が倍以上増加して
>抗酸化力が高まった、
 
 良いですね。
 
>東北地域での冬場の高機能ホウレンソウ
>生産に寄与すると期待される
 
 期待したい。

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「オプジーボ」の製造販売承認事項一部変更承認取得を発表-小野薬品

2015年12月21日 qlifepro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 参考情報です。
 以前、変更承認申請したことを
投稿しましたが、承認を取得した
ようです。
 
 
関連リンク

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2015年12月22日 (火)

分子が変形する様子を2兆分の1秒刻みでコマ撮り撮影~光機能性物質の動作メカニズム解明に成功~

平成27年12月18日
東京工業大学
科学技術振興機構(JST)
理化学研究所
愛媛大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○光照射により原子や分子が動く様子を
 コマ撮りで撮影し、「分子動画」
 を作成。
 
○光照射による物質状態の時間変化を
 研究する手法に道を拓く。
 
○光機能性材料の応答機構の解明や、
 生体分子などの動きを目で見て理解。
 
 
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概要
 
 東京工業大学 大学院理工学研究科の
石川 忠彦 助教と腰原 伸也 教授、
マックス・プランク物質構造ダイナミクス
研究所(ドイツ)のドウェイン・ミラー 
教授らの共同研究グループは、
光スイッチ注1)候補材料である
分子性結晶注2)Me4P[Pt
(dmit)2]2(図1)に光をあて、
原子や分子が動く様子の直接観測に
世界で初めて成功した。
 
 結晶中の原子や分子の動きを
2兆分の1秒という時間分解能と
100分の1ナノメートル(nm)以下
という空間分解能を併せ持つ「分子動画」
として映像化し、結晶内での特定の分子の
動きの組み合わせが結晶の機能と
連携していることを明らかにした。
 
 ミラー教授らが開発した、超短パルス
電子線源(時間幅0.4ピコ秒程度、
1ピコ秒は1兆分の1秒)を用いること
で、分光測定に匹敵する時間分解能が
得られる電子線回折像測定注3)装置
により回折像をコマ撮りで撮影し、
光照射によって構造が変化する様子を
直接観測した。
 
 この手法により、生体分子をはじめ
とする様々な物質の光応答機構解明の
ための研究手法の革新が期待できる。
 
 結晶中の原子や分子に光が当たると
どのように動き、形が変化するのかが、
物質の光応答機構を解明する上での
鍵を握っている。
 
 しかし、これまでは実際の物質の動き、
特に光スイッチや光エネルギー変換注4)
物質の動作で重要な、1兆分の1秒以下
で起こる高速変化は光スペクトル注5)の
変化から推定するしかなかった。
 
 本研究グループには理化学研究所の
加藤 礼三 主任研究員や愛媛大学の
山本 貴 准教授らが参画した。
 
 研究成果は、12月18日発行の
米科学誌「サイエンス」に掲載される。
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>分子が変形する様子を2兆分の1秒刻みで
>コマ撮り撮影
 って凄いですね。
 
>今回の研究成果により、光照射に
>応答した構造変化を直接観測
>できたため、理論モデルとの明確な
>比較が初めて可能となった。
 
>また初期過程において
>これまで考慮されていなかった
>分子の動きが観測されたことは、
>本物質を基にした光機能性分子材料の
>設計方針に重要な知見を与える
>ものである。
 
 この結果は、光合成の仕組み解明に
役立ちそうですね。
 
 科学の進歩は素晴らしい。

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再利用可能で高効率な多酵素複合体を生合成、セルロース分解の低コスト化に期待

2015年12月10日 東京農工大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立大学法人東京農工大学 大学院工学
研究院 生命機能科学部門の吉野知子准教授
を中心とする研究グループは、菌体内に
ナノサイズの磁性粒子を合成する
磁性細菌Magnetospirillum magneticum
AMB-1(注1)を用いて、磁性粒子上に
複数のタンパク質をナノレベルで近接に
配置する技術を開発しました。
 
 さらに木質バイオマスの主成分である
セルロースを分解する2種類の酵素
(セルラーゼ)を磁性粒子上に固定化する
ことで効率的にセルロースを分解でき、
更に磁気分離により再利用可能であること
を明らかにしました。
 
 本研究で開発した技術を用いることで
木質バイオマスからの
バイオエタノール生産プロセスの
低コスト化が期待されます。
 
 
注1)磁性細菌Magnetospirillum
  magneticum AMB-1株
 菌体内に脂質二重膜で覆われた
 平均直径75 nmの磁性粒子を合成する
 細菌。遺伝子組み換え操作を行うことで
 組換えタンパク質の生産、磁性粒子上
 への固定化をワンステップで行うこと
 が出来ます。
 
 本研究成果は、Biomacromolecules誌に
掲載されるのに先立ち、11月16日に
WEB上で公開されました。
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 良さそうです。
 
>本研究成果である、多酵素複合体を
>固定化した磁性粒子は、
>遺伝子を導入したM. magneticum AMB-1
>を培養・破砕するのみで構築・獲得
>できることからも、
>バイオエタノール生産プロセスの
>低コスト化が期待されます。
 
 低コスト化、良いですね。
 期待したい。

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2015年12月21日 (月)

三次元積層メモリーの厚さを1/10に極薄化する技術にめど

2015.12.15 東京工業大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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要点
 
・シリコンの厚さを2μm台にすると
 DRAMの電気特性が劣化
 
・バンプとTSVを組み合わせた垂直配線に
 比べ、配線長を1/10に短縮
 
・テラバイトの高帯域を実現することが
 可能に
 
 
-----
概要
 
 東京工業大学異種機能集積研究センター
の大場隆之教授はWOWアライアンス[用語1]
と共同で、直径300mmのシリコンウエハー
をデバイス層の半分にも満たない
2マイクロメートル(μm)級に超薄化する
ことに成功し、この厚さでは
半導体メモリー(DRAM)の特性が劣化する
現象を初めて明らかにした。
 
 同技術はバンプ[用語2]を用いない
WOW積層技術[用語3]に応用することが
可能で、ウエハーの薄化は4μmレベルが
実用的であることが分かった。
 
 ウエハーの厚さが4μmレベルであれば、
薄化前と薄化した後のリフレッシュ時間
の累積故障率が変わらないことを確認、
薄化による新たな原子欠陥が生じないこと
を実証した。
 
 この薄化プロセスを用いれば、
上下積層チップの配線長が従来の1/10以下
になり、配線抵抗と配線容量が大幅に
低減される。
 
 超小型でテラビット(1テラは1兆)級の
大規模メモリーへの応用が期待される。
 
 この成果は米国ワシントンDCで
12月6~9日に開かれる
国際電子デバイス会議「IEDM 2015」で
発表された。
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 WOWアライアンス[用語1]と共同と言う
こともあって、珍しくかなり実用に近い
研究ですね。
 
 
>ウエハー厚さ4μmで、このような
>TSVを利用すれば低周波数でも高帯域が
>可能となり、ギガビット転送速度当たり
>のエネルギー効率が向上する。
 
>このためビッグデータ向けのサーバーや
>スマートフォンをはじめ小型携帯端末の
>消費電力が大幅に削減される。
 
>メニコアMPU[用語9]と組み合わせれば、
>テラバイトの高帯域を実現することが
>可能になる。
 
 今後、この技術を使用したメモリとか
CPUが出てくると思われます。
 
 大容量化の為の微細化は、もう限界に
近いようですから、積層化の方向が
必須です。

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世界初!不思議な量子液体の挙動を明らかに!

2015年11月24日 大阪大学 Resou
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・これまで、量子液体※1 が非平衡状態
 ※2 にある場合の振る舞いについては、
 理論上は予言されていたが、
 実証されていなかった
 
・人工原子を用いて「電流ゆらぎ(雑音)
 ※3 」を精密に調査し、量子液体の
 振る舞いを初めて解明
 
・長年にわたり物理学の中心的な課題
 の一つである量子多体現象※1 研究の
 発展の引き金となる成果
 
 
-----
概要
 
 小林研介(大阪大学大学院理学研究科
教授)、Meydi Ferrier
(メイディ フェリエル:同理学研究科
特任研究員およびパリ南大学講師)、
荒川智紀(同理学研究科助教)
および秦徳郎・藤原亮
(同理学研究科大学院生)らは、
小栗章(大阪市立大学大学院理学研究科
教授)および阪野塁(東京大学物性研究所
助教)らの研究グループとの共同研究
において、微細加工技術を用いて
作製された人工原子中の量子液体
における電流ゆらぎを世界最高水準の
測定技術により精密に測定すること
によって、理論的に予測されてきた
非平衡状態にある量子液体の挙動を
詳細に明らかにすることに
成功しました。
 
 多数の粒子が互いに量子力学的に
影響を及ぼしあうとき、粒子一個の性質
からは全く想像できないような奇妙な
振る舞いを示すことがあります。
 
 このような現象を量子多体現象と呼び、
そのような現象を示す粒子の集団のことを
量子液体と呼びます(図1) 。
 
 本研究は、典型的な量子多体現象
である近藤効果※4 によって形成される
量子液体を用いて行われたものです。
 
 量子多体現象は、長年にわたって
物理学の中心的な課題の一つですが、
極めて高い精度で理論の検証に成功した
本成果は、物質の新しい性質・機能を
見いだすなど、今後の研究の発展に
貢献していくものと期待されます。
 
 本研究成果は、2015年11月23日16時
(英国時間)に「Nature Physics」の
オンライン版に発表されました。
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 良いですね。未踏領域へ、
 科学者としては、わくわくする瞬間
ではないでしょうか?
 
>これまで、超伝導や超流動など、
>量子液体の示す不思議な現象の研究は、
>主として平衡状態にある場合について
>行われてきました。
 
>しかし、今後、量子液体の性質を
>非平衡の領域まで拡大して調べる
>ことによって、物質の新しい
>性質・機能を見いだせる可能性が
>期待されます。
 
 期待が高まります。
 新しい現象が見つかるかも知れません。

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2015年12月19日 (土)

脂肪肝や肝の繊維化を防ぐタンパク質「Gpnmb」を同定

平成27年11月25日
岡山大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
(医)腎・免疫・内分泌代謝内科学分野の
和田淳教授、片山晶博大学院生らの
研究グループは、肥満ラットの内臓脂肪
組織に増加するタンパク質
「Gpnmb (glycoprotein nonmelanoma
protein B)」を発見。
 
 Gpnmb が脂肪肝や肝の線維化を抑制する
こと、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
が進行した患者で血清 Gpnmb 値が高値
であることを世界で初めて明らかに
しました。
 
 本研究成果は 11 月 19 日、英国の
オンライン科学雑誌「Scientific Reports」
に掲載されました。
 
 現在、非アルコール性脂肪性肝疾患
(NAFLD)は、世界における慢性肝疾患の
主因となっており、患者数が増加して
います。
 
 進行性の NASH の確定診断には、
肝組織の一部を採取して検査する必要が
あります。
 
 本研究成果によって、Gpnmb を
治療ターゲットとした NAFLD の治療法の
開発や、Gpnmbの血中濃度を測定する
NASH の簡便な診断法の開発が
期待されます。
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 良さそうです。
 
>本研究で同定した Gpnmb が NASH の
>新たなバイオマーカーとして
>診断を容易にする可能性があります。
 
>また、Gpnmb が NAFLD に対する
>新たな治療ターゲットになることが
>期待されます。
 
 期待したい。

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食道がん治療シート発売へ セルシード 治験届提出、19年にも (1/2ページ)

2015.12.5 SankeiBiz
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 バイオベンチャーのセルシードは4日、
東京女子医科大学と共同で開発を進めて
いた食道がん治療向け「食道再生上皮細胞
シート」の治験届を3日付で
医薬品医療機器総合機構(PMDA)に
提出したと発表した。
 
 2016年から2年間、臨床試験を
行い、17年末のPMDAの承認申請を
経て、早ければ19年にも発売する
見通しだ。
 
 培養した細胞シートを食道内のがん細胞
を切除した場所に張り付け、傷跡を早期に
治癒させる。
 
 食道がんの手術ではここ数年、内視鏡で
食道の表面を切除するケースが増えている。
 
 ただ傷の治りが悪く、食道狭窄に
陥りやすいなどの課題を抱える。
 
 治験では傷の治りやすさ、
狭窄の防止効果などを調べる。
 
 セルシードは治験届提出に先立ち、
東京女子医大、長崎大学で合計20症例の
臨床試験を行った。
 
 橋本せつ子社長は4日、東京都内で
会見し「いずれも経過は良好だった」
と話した。
 
 細胞シートなどの再生医療製品では、
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
の自家培養表皮「ジェイス」が07年10月、
テルモのヒト(自己)骨格筋由来細胞シート
「ハートシート」が今年9月に厚生労働省
から製造販売承認を得ている。
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 バイオベンチャー、大変だと思いますが、
頑張ってください。
 
 良い成績が出て、予定通り承認されると
良いですね。

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2015年12月16日 (水)

光でセシウムイオンを細胞から汲み出すタンパク質の創成に成功!光を使って放射性セシウムを回収する原理の開発

2015年12月15日
名古屋工業大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大学院未来材料創成工学専攻
ナノ・ライフ変換科学分野および
オプトバイオテクノロジー研究センターの
神取秀樹教授・センター長、
今野雅恵研究員らのグループは、
光のエネルギーを使ってセシウムイオン
(Cs+)を細胞から汲み出すタンパク質を
世界で初めて創成することに
成功しました。
 
 本研究は、東京大学大学院理学研究科
・濡木 理教授のグループとの
共同研究の成果であり、
米国化学誌 The Journal of Physical
Chemistry Letters の電子版に
12 月 14 日に掲載されました。
 
 光のエネルギーを使って荷電粒子を
自由に運ぶことができれば、
さまざまな応用が可能になります。
 
 実際に、電子(e-)の輸送は
植物の光合成や太陽電池などで
実現していますが、水素イオン(H+)
より重い荷電粒子を決まった方向に
光で輸送する材料は、自然界にも
人工的にもほとんどありません。
 
 数少ない例外として、微生物が持つ
ロドプシンと呼ばれる膜タンパク質が
あります。
 
 光で水素イオンを汲み出すタンパク質
は、脳機能解明のための革新的技術である
「光遺伝学」のツールとしても脚光を
浴びています。
 
 長い間、ナトリウムイオンを汲み出す
タンパク質は存在しないと信じられて
いましたが、神取教授らのグループは
2 年前、このタンパク質が
海洋性バクテリアに存在することを
明らかにしました。
 
 今年の 5 月には、アミノ酸変異を
用いて天然に存在しないカリウムイオン
を汲み出すタンパク質の創成を報告して
います。
 
 そして今回、さらに大きなイオンである
セシウムイオンを汲み出すタンパク質の
創成に成功しました。
 
 福島原発の事故以来、水中に含まれる
放射性セシウムイオンが大きな環境問題
となっています。
 
 これまでにさまざまな回収方法が
試されていますが、それらはすべて
セシウムイオンの吸着を考えたものです。
 
 今回、光のエネルギーを利用して
セシウムイオンを動かすシステムの
実現により、全く発想の異なった
放射性セシウムの回収法につながる
可能性があります。
 
 
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 新しい方法ですね。
 
>光のエネルギーを利用して
>セシウムイオンを動かす
 
>今回、光のエネルギーを利用して
>セシウムイオンを動かす
>システムの実現により、
>全く発想の異なった放射性セシウムの
>回収法につながる可能性があります。
 
 おおいに期待したい。

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「Muse細胞」肝臓の修復・再生に関与

2015年12月15日 河北新報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岩手医大は14日、肝臓の組織修復や
再生に多能性幹細胞の
「Muse(ミューズ)細胞」が独占的に
関与していることを、東北大、防衛医大
との共同研究で初めて解明したと発表した。
 
 手術後の肝臓回復を早める細胞移植療法
などへの活用が期待できる。
 
 11日付の米移植学会誌のオンライン版
に発表した。
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 独占的に関与ね~
 理由はなんなんでしょう?
 
 とりあえず、
>手術後の肝臓修復を早める補助療法
>として、早期の臨床応用が期待できる。
 
 ということになりそうです。
 
 関連記事です。動画です。
IBC 岩手放送

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「オプジーボ」、根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する効能・効果変更へ-小野薬品

2015年12月15日 qlifepro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 小野薬品工業株式会社は12月11日、
ヒト型抗ヒトPD-1(programmed cell
death-1)モノクローナル抗体
「オプジーボ(R)点滴静注20mg、100mg」
(一般名:ニボルマブ)について、
「根治切除不能又は転移性の腎細胞がん」
に対する効能・効果に係る製造販売承認
事項一部変更承認申請を行ったと
発表した。
 
 腎細胞がんは、成人の腎実質に発生する
悪性腫瘍であり、腎悪性腫瘍の中で
最も多く、毎年世界で11万人以上が
亡くなっている。
 
 現在、外科手術により根治切除不能
または転移性の治療歴を有する
腎細胞がんに対して、全生存期間(OS)の
延長効果が検証された薬剤はなく、
新たな治療薬の開発が期待されている。
 
 同剤は、血管新生阻害剤の治療歴を
有する根治切除不能又は転移性の
腎細胞がん患者においてOSの延長を
世界で初めて示した、PD-1と
PD-1リガンドの経路を阻害する
免疫チェックポイント阻害剤となる。
 
 
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 又少し、適用範囲が拡大したようです。
 
 期待しています。

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2015年12月15日 (火)

心不全を起こすたんぱく質発見 働き弱め発症抑制も

2015/12/9 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 心筋梗塞の発症後に心臓内で作られる
特定のタンパク質が、心筋の細胞死を
促すことで心不全を発症させる仕組みの
一端を大阪大のチームが解明し、
このほど米医学誌電子版に発表した。
 
 チームは心筋梗塞後に心臓内で
作られるタンパク質に着目。
 
 培養皿上の実験で、このうちの1種
「ペリオスチン1」が細胞同士の結合を
弱める働きを持つことが分かり、
結合の弱まった心筋が細胞死して
心不全に発展することを突き止めた。
 
 またペリオスチン1だけに反応して
働きを弱める抗体を作り、心筋梗塞を
発症した約20匹のラットに投与。
 
 効果のないタンパク質を投与したラット
約20匹と比べると、心臓の収縮力が
15%ほど強かった。
 
 心筋も比較的衰えず、心機能が
維持されていた。〔共同〕
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 良さそうですね。
 
 今後に期待したい。

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脳腫瘍の生存率が飛躍的に向上 注目の光線力学(PDT)治療

2015.12.13 news-postseve
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 悪性脳腫瘍の治療は、手術が第一選択だ。
 
 しかし、脳は運動や記憶、視覚といった
日常生活に欠かせない機能を司る部位が
あるため、手術で取れる範囲は
限られている。
 
 さらに腫瘍を切除しても、周囲の脳に
腫瘍細胞が浸潤(しんじゅん)している
ことが多く、8割の患者が手術で取った
周辺から再発する。
 
 周辺の腫瘍細胞を消す治療として昨年、
保険承認されたのが光線力学(PDT)治療
だ。
 
 開発を行なった東京医科大学病院
脳神経外科の秋元治朗教授に話を聞いた。
 
 悪性脳腫瘍のPDT治療は、手術に追加して
実施される。
 
 手術の24時間前に、患者に光感受性物質
クロリンe6を注射すると、正常細胞は
通過して腫瘍細胞だけに集積する。
 
 手術で主な腫瘍を切除し、その後、
クロリンe6だけに反応する微弱な
レーザー光線を、切除した周囲に
7~8か所照射する。
 
 腫瘍細胞内では光化学反応が起こり、
活性酸素が産生され、これにより腫瘍細胞
が変性・壊死する。
 
 「昨年4月から、東京女子医大と協力して
80例に実施しています。
 
 悪性脳腫瘍における世界標準の
1年生存率が61%であるのに対し、
PDT治療の1年生存率は100%です。
 
 さらに生存期間を比較すると、
世界標準が14.6か月に対し、
31.5か月と2倍以上というめざましい
成績が出ています」(秋元教授)
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 良いですね。
 しかも保険適用とは素晴らしい。
 
>PDT治療に使用する光感受性物質と
>レーザー発生装置は、ともに日本製だ。
 
>今後、オールジャパンのPDT治療が
>世界の標準治療になるのでは、
>と期待されている。
 
 期待しましょう。

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2015年12月14日 (月)

溶けないもの同士が反応する!?~溶媒としての水が化学反応の新たな可能性を切り拓く~

平成27年12月9日
東京大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○反応基質や触媒を可溶化させるより、
 反応媒体として水を用いることで
 創出された“溶けない”状態により、
 触媒的不斉合成がきわめて円滑かつ
 高立体選択的に進行することを
 見いだした。
 本発見は、生体反応(酵素反応)の
 真の理解に通じる可能性がある。
 
○従来、化学反応は、反応基質や触媒を
 溶解して行うのが常識とされてきた。
 したがって、脂溶性の反応基質を用いる
 場合(多くの有機反応)は、反応基質を
 溶かすために有機溶媒が用いられて
 きた。
 
○本研究成果は有機溶媒を用いる既存の
 手法より優れた活性と選択性を実現して
 おり、溶媒として水を積極的に活用する
 ことで有機合成を新たな次元へと
 発展させることが期待される。
 
 
-----
 東京大学 大学院理学系研究科の
小林 修 教授らの研究グループは、
触媒や原料を溶解させるよりも
溶媒量の水を用いて敢えて
“溶けない”状態を作り出すこと
により高い触媒活性と高い選択性が
得られることを見いだした。
 
 同研究グループは、単純な銅塩から成る
水に溶けないキラル銅触媒を開発し、
本触媒と脂溶性注1)の基質を
水中で攪拌することで高い選択性を得る
触媒的不斉合成注2)を成功させた。
 
 化学反応の原理上、反応速度は
反応基質同士の衝突頻度に比例するため、
有機溶媒や界面活性剤を用いて
反応基質同士の混和性を高めることが
反応を進行させる前提であった。
 
 しかしながら本反応では、触媒/基質を
溶解させる有機溶媒中において、
活性と選択性双方の著しい低下が
見られた。
 
 また、溶媒を用いない条件でも反応は
進行せず、水に溶けない状態が
最も効果的であった。
 
 水に溶けない性質から本触媒系は
取り扱いの簡便性、耐久性に優れており、
金属が漏れ出ることなく反応後の
触媒のリサイクルも可能であり、
環境調和型の効率的な不斉合成を
実現している。
 
 有機溶媒中で報告されている
既存の手法をも上回る触媒作用を
実現しており、溶媒として水を積極的に
活用する有機合成の展開が期待される。
 
 本研究成果は、米国化学会誌
「Journal of the
 American Chemical
 Society」のオンライン速報版で
12月8日に公開される。
 
 なお、本研究は、科学技術振興機構
(JST)の戦略的創造研究推進事業
先導的物質変換領域(ACT-C)
および日本学術振興会(JSPS)
研究研究費助成事業 特別推進研究の
一環として行われた。
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 なにやら難しいです。
 
>今回は、「溶けないもの同士が効率的に
>反応する」という、
>これまでの溶液反応の基礎において
>常識を塗り替える発見をしたが、
>なぜそのような現象が起こるかに
>ついては不明であり、
>今後、詳細な反応機構の解明が
>必要である。
 新しい発見への道が開けましたね。
 
>近年水中で展開されてきた
>有機化学に新たな領域を切り拓くと
>同時に、不溶性触媒と溶媒としての水を
>活用することで、均一系触媒や
>有機溶媒中では達成できない
>精密な触媒的不斉合成発展が
>期待される。
 
 とのことで新しい展開に期待したい。

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皮膚を高圧処理し移植=巨大なほくろ状組織、世界初?年明けから臨床・関西医大など

2015年12月11日
WALL STREET JOURNAL
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ほくろのような皮膚の黒い部分が
直径20センチ以上も大きくなる
「先天性巨大色素性母斑(ぼはん)」
について、関西医科大と国立循環器病
研究センター、京都大、大阪工業大は
10日、患者の母斑組織を切除して
高圧処理し、細胞を死滅させてから
元の部位に移植する世界初の再生治療を
行うと発表した。
 
 日本医療研究開発機構の支援を受けた
臨床研究で、来年1月から再生治療を
希望する患者を募集する。
 
 5人以上の患者について計10カ所の
部位で治療を行うのが目標。
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 大胆な方法ですね。
 
>研究責任者の森本尚樹講師
>(形成外科学)は「臨床研究が成功
>すれば、将来は皮膚の悪性腫瘍や
>乳がんなどへの応用も目指したい」
>と話している。
 
 上手く行くことを祈っています。

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捨てる熱を“音”に変えて発電する!? 『熱音響システム』 “廃熱利用の切り札”で、エネルギーの概念を変える!

2015年12月13日放送 夢の扉+
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自動車の排ガスや工場の廃熱、
家庭用ボイラーの余熱も…。
 
 私たちの身近で捨てられている
もったいない廃熱を、
空気の振動=“音”に変換し、
その音のチカラで新たなエネルギーを
生み出す―。
 
 この「熱音響」の研究で、
“最も実用化に近い”画期的な装置を
開発したのが、長谷川真也・博士。
 
 熱音響は、廃熱から電気をつくる
だけでなく、モノを冷却することも
できるというなんとも不思議な原理
だが、あまりに難解なため、
多くの科学者がサジを投げてきた―。
 
 長谷川が開発した「熱音響エンジン」
は、鉄パイプと数点の部品だけの
シンプル構造。
 
 そのため、安価で壊れない。
 
 エネルギー効率も抜群に高い。
 
 しかし、部品の形や厚み、位置といった
細かい設計が非常に難しかった・・。
 
 『よく分からないことは、最高に
オモシロい!』
 
 そんな長谷川は、4年の歳月をかけ、
熱音響エンジンの設計プログラムを
編み出した。
 
 そしてついに、国のプロジェクトとして
実用化にむけた実験がスタート!
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 夢の扉+、見ました。素晴らしい。
 実用化が近そうです。
 
>『よく分からないことは、最高に
>オモシロい!』
 同感です。
 
 一人、一人は皆違うはず。
 
 皆同じの、変な平等ではなく、個性を
生かした真の教育が必須です。
 
 良いお母さんに恵まれましたね。
 本当に良かった。
 
 膨大な廃熱の再利用の話題はこれまで
いろいろ取り上げてきましたが、
出来そうで出来なかった!
 
 今回のテレビでの内容を見ると、
本当に実現出来そうに思える。
 
 おおいに期待したい。
 
 以前取り上げました。
2012年10月22日
 
 約4年前です。
 
 大分実用化に近づいています。
 
 これが最も実用化に近いかも?

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2015年12月13日 (日)

圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発~ギ酸を用いたコンパクトな水素ステーション構築に向けて~

平成27年12月11日
産業技術総合研究所
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○圧縮機を使わずに40MPa以上の
 高圧水素を連続製造する技術を開発。
 
○イリジウム錯体がギ酸から高圧水素への
 変換反応に優れた触媒性能を示した。
 
○水素ステーションのコンパクト化と
 供給水素の低コスト化への貢献に期待。
 
 
-----
 産業技術総合研究所(以下「産総研」
という)化学プロセス研究部門
マイクロ化学グループ 川波 肇 
研究グループ長、井口 昌幸 
産総研特別研究員、
再生可能エネルギー研究センター
姫田 雄一郎 水素キャリアチーム付は、
圧縮機を用いないで、ギ酸注1)から
高圧水素注2)を連続的に供給する
技術を開発した。
 
 今回開発した技術では、イリジウム錯体
注3)を触媒に用いて、水素キャリア
注4)であるギ酸を水素と二酸化炭素
注5)に分解する化学反応によって、
圧縮機を使わずに簡単に40MPa以上の
高圧水素を連続的に発生できる。
 
 また、既存の水素キャリアを利用する
水素製造技術では、原料や不純物などを
除くため、多段階の精製が必要であるが、
今回の技術では、精製する水素と
二酸化炭素が高圧であることを利用して、
そのまま二酸化炭素を液化させて
気体の水素と分離して高圧水素を
製造できる。
 
 更に、理論上化学反応だけで
200MPa以上の高圧水素が
得られるので、燃料電池自動車等への
高圧水素(70MPa)の供給も
十分可能で、将来、水素ステーション構築
の大幅なコストダウンが図れると
期待される。
 
 なお、本技術開発は、国立研究開発法人
科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業(CREST)の
研究課題の一環として行われ、
2015年12月15日~20日に
米国ホノルルで開催される
「PACIFICHEM 2015」で
発表される。
 
 また、2015年12月10日に
ドイツの学術誌
「ChemCatChem」で公開された
(http://doi.wiley.com/10.1002/cctc.201501296)。
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 素晴らしい。
 
>今後は、水素ステーション建設時に
>必要な圧縮機の設置や運転時に必要な
>圧縮エネルギー等を抑制できる技術
>として、より実用的に近いレベルを
>目指す。
 
 水素社会の実現に一歩近づきましたね。
 今後に期待しましょう。

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成人T細胞白血病(ATL)のエピゲノム異常を標的とした新たな治療戦略

2015/12/11
東京大学大学院 新領域創成科学研究科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表概要
 
 ATL(注1)細胞の遺伝子発現異常の
背景にEZH1/2 (注2)依存的な
エピゲノム異常があることを
突き止めました。
 
 ATL細胞ではこのエピゲノム異常(注3)が
半数の遺伝子上で蓄積しており、
この異常の原因となるEZH1及びEZH2を
同時に阻害することによりATL細胞の
生存能を著しく低下させることが
できました。
 
 エピゲノム異常に伴う遺伝子発現異常は
解析したATL全例で確認されており、
ATL細胞に必須の性質であると
考えられます。
 
 またこの異常はATLを発症する以前の
HTLV-1(注4)感染者(キャリア)の
生体内に存在する感染細胞でも確認され、
さらにEZH1/2阻害がキャリアの感染細胞数
を減少させることも明らかにしました。
 
 これらの発見は、
非常に予後が悪く有効な治療法のない
ATLに対する革新的な新規治療法開発と、
本邦に100万人以上と予測されている
HTLV-1キャリアに対するATL発症予防に
つながる発見であると考えられます。
 
 
-----
 今回の研究の成果は以下の点で
重要な情報を含みます。
 
①ATLの腫瘍細胞(ATL細胞)の根本的な
 性質を明らかにし、新規治療標的を
 明らかにしたこと。
 
②新規治療標的に対する新規化合物を
 開発し、ATL細胞に有効であることを
 示したこと。
 
③HTLV-1キャリア個体内に存在する
 感染細胞を選択的に除去すること
 により、ATL発症予防という
 新たな可能性を示したこと。
 
④EZH1/2によるエピゲノム異常は、
 ATLだけでなく、他の悪性リンパ腫や
 白血病、固形癌においても
 見られる異常であり、新規化合物は
 これら一般のがんにおいても
 非常に有望であること。
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 エピゲノム研究進みましたね。
 具体的な治療法に繋がるようになって
来ました。
 
 成人T細胞白血病(ATL)の治療戦略
のみならず、一般のがんへの応用にも
期待したい。

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2015年12月12日 (土)

神経難病が起こる仕組みを解明~多発性硬化症の新しい治療法に道~

平成27年12月9日
東京大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○多発性硬化症は、中枢神経系の組織に
 免疫細胞が侵入して神経を傷つけた結果、
 視力障害や感覚障害、運動麻痺などの
 神経症状が起こる自己免疫疾患です。
 本研究により、多発性硬化症において
 多数の免疫細胞が中枢神経組織に侵入
 する仕組みを明らかにしました。
 
○多発性硬化症では、病原性のT細胞が
 産生するRANKL(ランクル)という
 サイトカインが、中枢神経組織の
 アストロサイトに働きかけて、
 ケモカインの放出を促すため、
 多数の免疫細胞が中枢神経組織に
 集積し炎症が起きることが
 分かりました。
 
○マウスの多発性硬化症モデルにおいて、
 RANKLの活性を低下させるような
 低分子阻害剤が高い治療効果を示す
 ことが分かり、今後RANKLを
 標的とした新しい治療アプローチの
 開発が期待されます。
 
 
-----
 免疫系は病原菌やウイルスなどの異物を
認識し排除するシステムですが、
時には私たちの身体の一部を異物と
誤認してしまい、自己組織を攻撃し
炎症を引き起こすことがあります。
 
 多発性硬化症は、脳や脊髄といった
中枢神経系注1)が免疫系によって
攻撃を受ける自己免疫疾患であり、
視力障害や運動麻痺などの神経症状が
起きます。
 
 患者数が全世界で約250万人に及ぶ
難病の神経疾患で、いまだ根治療法が
存在しません。
 
 健常状態では、中枢神経組織内に
血液中の有害物質が侵入できないように、
血液脳関門注2)と呼ばれる特殊な
バリア機構が存在するため、免疫細胞は
簡単に侵入できません。
 
 しかし、多発性硬化症では、たくさんの
炎症性細胞注3)が中枢神経組織に
侵入し集積してしまいます。
 
 多発性硬化症で、炎症性細胞が
血液脳関門を通り抜けて中枢神経組織に
集まる理由は、これまでよく分かって
いませんでした。
 
 この度、東京大学 大学院医学系研究科
病因・病理学専攻 免疫学分野の
Matteo M.Guerrini 
学術支援職員(研究当時)と
岡本 一男 助教、高柳 広 教授らの
研究グループは、
マウスの多発性硬化症モデルである
実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)注4)
の解析から、病原性T細胞注5)が
発現するサイトカイン注6)RANKLが、
中枢神経組織のアストロサイト注7)を
刺激してケモカイン注8)を放出させる
ため、多数の免疫細胞が呼び寄せられ、
炎症が起こることを突き止めました。
 
 さらに、RANKLの低分子阻害剤を
マウスに経口投与することで、
EAEの発症を抑えることができました。
 
 従って、RANKLを阻害する
治療アプローチが多発性硬化症に
有効であることが分かりました。
 
 本研究は日本学術振興会
科学研究費補助金、科学技術振興機構
戦略的創造研究推進事業
「高柳オステオネットワークプロジェクト」
(研究総括:高柳 広)、
ならびに日本医療研究開発機構
難治性疾患実用化研究事業などの一環で
行われました。
 
 本研究成果は、2015年12月8日
(米国東部時間)に米国科学誌
「Immunity」のオンライン速報版
で公開されます。
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 Good Newsです。
 
>自己に反応する病原性T細胞が
>血液脳関門を通過して
>中枢神経組織に侵入、
>RANKL(ランクル)という
>サイトカインを産生、
>RANKLが中枢神経組織の
>アストロサイトに働きかけて、
>ケモカインの放出を促すため、
>多数の免疫細胞が中枢神経組織
>に集積し炎症が起きることが
>分かりました。
 と言うことのようです。
 
>今後RANKLを標的とした
>新しい治療アプローチの開発が
>期待されます。
 
 今回の研究は、T細胞輸送を標的とした
新しい治療アプローチになると思います。
 
 今回の研究は、
>この方向に、さらなる飛躍をもたらす
>ものと期待されます。
 
 期待しましょう。
 
 残念ながら根治治療までには
至らないようですが、
今までより、より有効性の高い治療薬
の登場が期待できそうです。
 
 関連投稿です。
こちらはth17細胞に注目したものですね。
2013年2月23日

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トランスレーショナル・リサーチの実践 ―産官学 若手研究者がリーダーシップを発揮する時―

2015年12月11日
Neurology 興味を持った「神経内科」論文
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 死の谷を乗り越えるためには、こういう
行動が大切なのだと思う。
 
 開発は日本、製品は海外では困った
もの。
 
 問題点山積です。
 
 少しは進んでいるけれど、
ドラッグラグも殆ど改善しない。
 
>創薬・医療機器開発のロードマップが
>イメージできない
 と言うのは教育の問題では?
 
 「トランスレーショナル・リサーチ」
の実践とベンチャーの育成が必須かな?
 
 医療を良くしていこうという
システマチックな行動が無いに等しい。
 
 個々の研究をしっかり実践することと、
医療全体がうまく機能していくようにする
ことは次元が違う。
 
 違うアプローチがなくてはいけない。

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2015年12月11日 (金)

たちの悪い「がん幹細胞」、根絶可能な薬の候補を発見 注目のナノ物質「グラフェン」、革新的ながん治療法となるか?

2015年3月6日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
少し前の情報ですが、
 
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 最近注目のナノ物質「グラフェン」に、
がんの中でもたちの悪い細胞
「がん幹細胞」の増殖を選択的に抑える
効果があると分かった。
 
 英国マンチェスター大学
マンチェスター細胞代謝センターを
中心とした研究グループが、
がんの専門誌オンコターゲット誌
2015年2月24日オンライン版で報告した。
 
 1997年に白血病で最初に見つかった
「がん幹細胞」は、次々にがん細胞を
生み出し、いろいろな種類のがんに
変化する能力も持つ特殊な細胞だ。
 
 今ではさまざまながんから発見されて
おり、がん幹細胞に効く薬の開発は
急務となっている。
 
 今回、乳がん、膵臓がん、肺がん、
脳腫瘍、卵巣がん、前立腺がんの6つ
のがん細胞をシャーレの中で培養し、
そこにグラフェンオキシドを加えて
スフィアの形成を調べた。
 
 結果、これら6種類のがん全てにおいて、
グラフェンオキシドの添加により、
スフィア形成が抑えられた。
 
 これは、がん幹細胞の増殖が
抑えられたのを意味する。
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 素晴らしい結果です。
 
>今ではさまざまながんから
>発見されており、
>がん幹細胞に効く薬の開発は
>急務となっている。
 
 ついにがん幹細胞の活動を抑えられる
治療薬の開発が見えて来たようです。
 
 期待したい。

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名古屋大、肺がん転移に必須となるタンパク質を利用した新規治療法

2015/12/10 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 名古屋大学は12月8日、肺がんにおいては
CERS6というタンパク質が高発現し、
それががん転移に必須の役割を
果たしていることを発見したと発表した。
 
 同成果は、同大学大学院 医学系研究科
分子腫瘍学分野 鈴木元 講師、
高橋隆 教授らの研究グループによるもの
で、12月7日付けの米科学誌
「Journal of Clinical Investigation」
に掲載された。
 
 CERS6はセラミド合成酵素の一種。
 
 肺がんにおいて過剰発現したCERS6は、
C16セラミドと呼ばれる生理活性脂質を
合成し、これが細胞内の
プロテインキナーゼζ・RAC1複合体を
活性化する。
 
 これにより、細胞表面にラメリポディア
と呼ばれる細胞の遊走に必須となる
形態形成が起こり、がん細胞が転移する
ことが今回明らかになった。
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 がん転移と言ってもいろいろあって
もう大変です。
 
 私がつい最近投稿したもの、
2015年12月 9日
 
2015年12月 9日
 
 「死の谷」の問題はありますが、
とにかく新薬の開発に期待するしか
ありません。

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新薬ペンブロリズマブの威力は?あらかじめ知る目印 転移のある悪性黒色腫(メラノーマ)で検証

2015年12月7日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 免疫チェックポイント阻害薬として
注目されている「抗PD-1薬
ペンブロリズマブ」。
 
 動物実験では、転移のある悪性黒色腫で
「CD8+T細胞」という免疫細胞が
薬のターゲットとなるPD-1を持つと
分かっていた。
 
 中には、こうした薬が効かない人もいて、
あらかじめ薬が効くかどうかを知る手段が
求められている。
 
 研究グループは、がんを攻撃する
「CD8+T細胞」の攻撃力を反映する
タンパク質「グランザイムB」が
目印になると分かった。
 
 さらに、細胞の増殖を反映する
「Ki67」というタンパク質も
目印になりそうだった。
 
 新しい薬物療法の威力を推定する
良い指標になりそうだ。
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>IC阻害薬が使えるのは免疫に
>ブレーキをかけるタイプのがんの
>患者
 
 と簡単に言っていましたが、そんなに
簡単ではなかったということのようです。
 
 
>中には、こうした薬が効かない人も
>いて、あらかじめ薬が効くかどうか
>を知る手段が求められている。
 とのことです。
 
 前進があったようです。

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2015年12月10日 (木)

接触事故の女子高生、「大丈夫」のはずが…

2015/12/9 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 
>■2週間後に警察官、ひき逃げ犯と同じ
>「免許取り消し4年間」に、
 
 ひき逃げ犯と同じって判断がおかしく
ないでしょうか?
 
 冤罪裁判のニュースなどで良く裁判官の
判断が報道されますが、納得しかねる
判断理由が述べられていることがおおい。
 
 今回のケースを素直に報道の通りだと
すると、「ひき逃げ犯と同じ」程度の
悪質さとは思えません。
 
>「免許取り消しまでは求めない」
>とする女子高生の母親の嘆願書も
>提出した。
 
 のに、都側は不服として控訴した。
>取り消し期間は4年がふさわしいと、
 
 
>高裁での審理を経て示された判断は
>双方にとって驚くべきものだった。
>「そもそも救護義務違反はなかった」
>――。
 
>しかし、民事訴訟法は控訴しなかった側
>が有利になる判決の変更を禁じている。
>「地裁の判断には違法があるが
>変更できず、控訴棄却にとどめるほかは
>ない」。
>高裁の判決文には裁判官の無念さが
>にじんでいた。
 
 高裁の判断は正しいと思う。
なのに、都側は不服。
 
 どういう考え方をしているのかと
思う。
 
民事訴訟時の裁判官はどういう考え
なのか?
 
 理解しがたい。
 
 同じ状況、証拠なのに、こんなにも
裁判官によって判断が変わる。
 
 すごくおかしいと思う。
 
>免許取り消し処分から一審判決までに
>2年。
>高裁判決が確定するまでにさらに
>7カ月。
>3年に縮んだ取り消し期間は
>残り数カ月になっていた。
 
>その間に男性は運転免許が必要な
>営業部を外されて内勤に移り、
>年収は100万円ほど下がっていた。
>今更「免許取り消しに該当しなかった」
>と言われても、過ぎた時間は
>戻ってこなかった。
 
 裁判は、人の人生を大きく左右する
のだから、判断は慎重にして貰いたい。
ものです。
 
 裁判官の判断は、あまりにいい加減と
感じることがおおい。
 
 どうしてそういう判断になるのかな?
と、そう思う。

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カーボンナノチューブの新しい光機能「アップコンバージョン発光」を発見 -生体組織内部の近赤外光イメージング応用に期待-

2015年11月17日 京都大学 研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 宮内雄平 エネルギー理工学研究所
准教授、松田一成 同教授らの
研究グループは、近赤外波長領域の
優れた発光体として知られ、
生体組織内部の発光イメージングや
生体埋込型光バイオセンサー等への
応用が期待されているナノ炭素材料
「カーボンナノチューブ」を、
従来とは全く異なる新しい方法で
光らせることが出来ることを発見
しました。
 
 本研究成果は、2015年11月16日に
英国科学誌
「Nature Communications」誌の
ウェブサイトに掲載されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 今回の発見は、これまで誰も予想すら
していなかったカーボンナノチューブの
新奇な光機能が明らかになったという
基礎科学的な意義を持つと同時に、
カーボンナノチューブを用いた生体内部の
発光イメージングや
生体埋込型光バイオセンサーが、
これまでよりも身近に、広く利用できる
ようになることに繋がるものと期待して
います。
 
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概要
 
 物質に光を照射すると、照射した光とは
異なる波長の光(蛍光)が放出されること
があります。
 
 一般的な蛍光物質では、蛍光の波長は、
照射した光の波長よりも長いことが
「ストークスの法則」と呼ばれる経験則
として知られています。
 
 今回研究グループは、
カーボンナノチューブにおいて、
「アップコンバージョン発光」と呼ばれる、
ストークスの法則に従わない
珍しい蛍光発光現象が生じることを
世界で初めて見いだしました。
 
 今回の研究では、直径0.8ナノメートル
程度のカーボンナノチューブに
1100ナノメートルから
1200ナノメートル程度の波長の
近赤外光を照射すると、
波長が100ナノメートルから
200ナノメートル程度短くなった
950ナノメートルから
1000ナノメートル程度の蛍光が得られる
ことが分かりました。
 
 研究グループは、ナノチューブに特有の
ユニークなアップコンバージョン
発光メカニズムも突き止めています。
 
 
詳しい研究内容について
 
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 素晴らしい。
 
 新しいフォトン・アップコンバージョン
現象の発見ですね。
 
>照射する光として生体透過性の高い波長
>1100ナノメートルの近赤外光を使って、
>シリコン製のCCDカメラで捉える事が
>できる1000ナノメートル以下の
>短い波長の領域でナノチューブを
>光らせることができます。
 
 良いですね。
 
 これは薬と違って早い時期に製品化
できそうです。
 
 期待しています。

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国立がん研、「合成致死」の関係性に基づいた新たながん治療法を提案

2015/12/09 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立がん研究センター(国立がん研)は
12月9日、肺小細胞がんや悪性リンパ腫
などさまざまながんで不活性化変異が
みられるCBP遺伝子について、
p300遺伝子と相互に補い合い機能する
関係があり、両方の遺伝子が
機能しなくなるとがん細胞が死滅する
「合成致死」の関係にあることを発見し、
そのメカニズムを解明したと発表した。
 
 同成果は、同研究センター研究所
ゲノム生物学研究分野 河野隆志 分野長、
荻原秀明 研究員と、第一三共との
研究グループによるもので、
11月24日付けの米科学誌
「Cancer Discovery」オンライン版に
掲載された。
 
 CBPタンパク質とp300タンパク質は、
染色体を構成するヒストンタンパク質を
アセチル化する酵素であり、
アセチル化は、がん細胞を含めたすべての
細胞が生きていくために必要な反応
となっている。
 
 そこで同研究グループらは、
p300タンパク質の機能を阻害する薬剤を
用いることで、CBP変異がん細胞を
効率よく細胞死に導くことができると
考えた。
 
 つまり、p300タンパク質の機能を
阻害する薬剤が抗がん剤の候補である
としている。
 
 今回の治療法の提案は、CBP遺伝子と
p300遺伝子が、その両方が失われると
細胞は生きていけないという「合成致死」
の関係に基づいたもの。
 
 同分野ではこれまでも、肺腺がん
に対して別の染色体制御遺伝子である
BRG1/SMARCA4について、合成致死に基づく
治療法を見出し、抗がん剤の開発を
進めている。
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 Good News !
 
 新しいがん治療法の研究ですね。
 
 早く新薬として世にでると素晴らしい
のですが、どうなるか?
 
 頑張ってください。

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2015年12月 9日 (水)

がん転移克服につながる炎症性PGEの役割を解明

2015年11月30日
東京農工大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立大学法人東京農工大学大学院
工学研究院生命機能科学部門/
グローバルイノベーション研究機構の
稲田全規(いなだまさき)准教授と
宮浦千里(みやうらちさと)教授らは、
炎症の原因物質である
プロスタグランジンE(PGE)が、
がん転移に関わること、
PGEの受容体EP4を阻害することにより
転移を阻止できることを発見しました。
 
 悪性黒色腫、乳がんや前立腺がんの
遠隔臓器への転移、特に、骨転移の治療
につながる新たなアプローチになること
が期待されます。
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 前の投稿同様、この発表も、がん転移
の抑制に関するものです。
 
 がんの転移にはいろいろな要素が
絡み合っているので一筋縄では行かない
ようですね。
 
 がん幹細胞が流れて行くという話しも
ありますし、
 
 今回の研究成果は、
>炎症の原因物質である
>プロスタグランジンE(PGE)が、
>がん転移に関わること、
>PGEの受容体EP4を阻害することにより
>転移を阻止できることを発見しました。
 とのこと。
 
 一つ、一つは有望そうに見えますが、
 
 最終的には、
薬が出来て、人での臨床試験結果待ちと
なる。
 → このお金は製薬会社が負担する。
 
 どんな薬が有望かは、製薬会社の判断
次第ということになる。
 
 で、最終的にはこれが問題。
2015年08月27日
 
 なんとかしたい。

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がん細胞の運動を制御する新しい仕組みを発見-新しいがん転移治療法の開発への応用に期待-

2015年12月2日 理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)吉田化学遺伝学
研究室の吉田稔主任研究員、
伊藤昭博専任研究員らの共同研究グループ
※は、酸化ストレス[1]応答転写因子[2]
Nrf2の負の制御因子であるKeap1の
新しい機能を発見し、がん細胞の運動を
制御する新しい仕組みを発見しました。
 
 アクチン[3]結合タンパク質である
コータクチンは、がん細胞の浸潤、
転移[4]に関わる重要な因子で、
多くの浸潤がんに高発現していること
から、がん転移治療の標的分子として
着目されています。
 
 コータクチンの活性は、アセチル化
などの翻訳後修飾により制御されている
ことが知られていましたが、その詳細な
メカニズムは明らかになっていません
でした。
 
 共同研究グループは、コータクチンの
アセチル化修飾酵素を調べている過程で、
コータクチンが核と細胞質を行き来する
シャトルタンパク質であることを
見出しました。
 
 さらに、コータクチンの新しい
結合パートナーとして酸化ストレス
応答転写因子Nrf2の負の制御因子である
Keap1を発見しました。
 
 Keap1はコータクチンを細胞質に
とどめおき、さらに外部シグナルに応答
して細胞辺縁部へ運ぶことにより、
細胞の運動を増進するという
新しい機能を持つことが明らかに
なりました。
 
 このときコータクチンがアセチル化
されているとKeap1との結合が弱くなる
ため、がん細胞の運動性が著しく低下する
ことも分かりました。
 
 これらの研究成果により、
これまで酸化ストレス応答の制御因子
であると考えられていたKeap1による
新しいがん細胞運動性制御メカニズムを
明らかにすることができました。
 
 この成果は、新しいがん転移治療法の
開発につながると期待できます。
 
 本研究は、米国の科学雑誌
『Science Signaling』(11月24日号)に
オンライン掲載されました。
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>コータクチンは多くの浸潤がんで
>高発現しており、がん転移治療の
>標的分子として注目されています。
  →
>本研究成果から、Keap1とコータクチン
>の相互作用の阻害は、がん細胞の浸潤や
>転移を抑えることを示します。
 素晴らしい。
 
>また、コータクチンのアセチル化は
>Keap1との結合を弱めるため、
>コータクチン脱アセチル化酵素の
>阻害剤はがん転移の治療薬になる
>可能性があります。
>コータクチン脱アセチル化酵素を
>標的とした創薬開発が今後期待
>できます。
 
 期待したい。
 がんの転移を少しでも減らすことが
出来れば素晴らしいこと。

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東大とニコン、非侵襲で細胞の酸素代謝を計測できるシート型センサを開発

2015/12/03 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学は12月2日、細胞の酸素代謝を、
細胞を傷つけずに計測できる
柔らかい光学式シート型センサを
開発したと発表した。
 
 同成果は同大大学院工学系研究科の
一木隆範 准教授らと
ニコンの共同研究グループによるもので、
12月1日に米科学誌「PLOS ONE」に掲載
された。
 
 PS細胞などの細胞技術を産業化する
には、研究に使う細胞を同じ品質で
供給する方法や、細胞の状態を傷つけない
「非侵襲・非破壊」で評価する技術が
必要となる。
 
 細胞の品質を評価する指標の1つとして、
細胞の呼吸による酸素消費量があるが、
現在市販されている酸素センサでは、
培養液中の酸素濃度を計ることはできても、
個々の細胞の酸素消費量を計測することは
できない。
 
 同研究グループが開発したシート型
センサは自動光学計測システムと
組み合わせて使うことで1分間に
100カ所の自動計測を行い、
がん細胞や脳組織中の神経細胞の
酸素代謝を計測することに成功した。
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 iPS細胞などの細胞技術を産業化する
には、
 
>研究に使う細胞を同じ品質で供給する
>方法や、細胞の状態を傷つけない
>「非侵襲・非破壊」で評価する技術が
>必要。
 なんですね。
 
 その一つとして、細胞の呼吸による
酸素消費量が「非侵襲・非破壊」で測定
出来ないといけない。
 
 なるほど。それで、
 
>同センサは個々の細胞や
>細胞コロニー単位で代謝活性を計れる
>ため、薬効の評価や治療に使用する
>細胞の品質管理に役立つと
>考えられているほか、
>これまで不可能だった生体組織の
>細かい部位ごとに挙動の変化を
>調べることができるため、
>医薬品の開発における
>新しいスクリーニングに道を拓く
>可能性があると考えられている。
 ということになる。
 
 期待したい。
 
 関連投稿です。
2015年11月 4日 理化学研究所
 
 こちらは、代謝をマクロ的に評価して
バランスの崩れを評価する方法です。
 こちらは、こちらで重要ですね。

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2015年12月 8日 (火)

科学界のタブー、がん“予防”に「細胞競合」という新しい研究分野から挑む - 北大 藤田恭之教授

2015/12/07 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 科学の世界においてがん“予防”の
研究はこれまでタブー視されてきた分野
であるという。
 
 しかし北海道大学 遺伝子病制御研究所
藤田恭之教授は、この科学界のタブーに
切り込み「がんの予防薬」の開発を
目指している。
 
 藤田教授が着目したのは、現在臨床の
対象外となっており、がん研究において
ブラックボックスとなっている
がんの「超早期病変」だ
 
 がんの超早期段階での病変は見かけ上
正常にみえるため、現在の病理診断技術
では発見することができない。
 
 欧米では今年から、潜在的な病変の
早期発見と対策という研究分野に予算が
付けられているというが、
日本では残念ながらそういった事例は
まだない。
 
 藤田教授は2009年、正常な細胞に
テトラサイクリンという抗生物質を
加えることで、がんタンパク質を
発現させるという細胞を作成。
 
 これを利用して、正常細胞に囲まれた
ところにがん細胞が存在するという、
これまでブラックボックスとなっていた
がんの超初期段階の環境を再現した。
 
 この際、正常細胞の社会からがん細胞が
はじき出され、体外に排出される方向へ
抜けていくという、いわば“村八分”的な
現象が起こったという。
 
 これが、藤田教授がメインテーマとして
研究に取り組む「細胞競合」だ。
 
 それまでのがん研究は、正常細胞と
変異細胞をそれぞれ培養して、
その違いをみるというものがほとんど
だった。
 
 藤田教授らのチームが行った
「正常細胞と変異細胞を混ぜて、
その社会性を見る」という研究は、
非常に画期的なアイディアであった
と言えよう。
 
 研究室では、正常細胞と変異細胞を
混ぜたときにだけ量や働きが変化している
分子を探しているところだというが、
そのなかでも細胞骨格となる
「ビメンチン」というタンパク質の作用
がすでに明らかになっている。
 
 ビメンチンは細胞競合の際、変異細胞の
境界に濃縮してくる。
 
 これは正常細胞側からの影響で起きる
もので、ダイナミックに構造を変える
ことができるフィラメント構造の
ビメンチンが、細胞競合の際に突起状に
伸びてきて、変異細胞を突くように
“攻撃”を始める。
 
 明らかに、正常細胞が変異細胞を
認識していると言える現象だ。
 
 藤田教授によると、細胞競合には
ビメンチン以外にも多くの分子が
関わっていることが考えられるという。
 
 正常細胞と変異細胞の認識機構の全貌は、
いまだ明らかになっていない。
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 期待したい研究です。
 
 研究にはお金が必要。
 
>「欧米では、国からの研究費のほかに
>一般の方のドネーション(寄付)が
>大きな比重を占めている」という。
 そうなんです。
 
 どうして日本では根付かないので
しょうか?
 
 政府が予算を付ける研究のみが重要
とは限らないはず。
 
 藤田教授は、
>「私はもともと医学の出身なので、
>“がんを撲滅したい”という気持ちで
>研究をしている。
>細胞競合という新しい研究分野を
>利用して、これまでタブー視されて
>きたがんの予防に、
>クラウドファンディングを通じて
>みなさんと一緒に取り組んでいきたい」
 と言っています。
 
 クラウドファンディングの目標は
500万円だそうです。
 
 少ないですよね。
 
 政府任せにするのではなく、国民も一緒に
努力する必要があるのだと思う。

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ペロブスカイト太陽電池の不安定性を改善、理論限界への設計指針を発見~新型太陽電池のポテンシャルを見極める~

平成27年12月8日
科学技術振興機構(JST)
京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○ペロブスカイト太陽電池は測定条件
 によって電流-電圧曲線が変わるため、
 発電特性と素子構造の関係を定量的に
 研究することができなかった。
 
○発電特性が変化しにくい
 ペロブスカイト太陽電池の作製に成功し、
 電流・電圧のロス機構を明らかにする
 ことができた。
 
○得られた設計指針を基に、
 エネルギー変換効率がシリコン太陽電池
 に迫るペロブスカイト太陽電池の実現が
 期待できる。
 
 
-----
 JST戦略的創造研究推進事業において、
京都大学の大北 英生 准教授、
伊藤 紳三郎 教授らの研究グループは、
エネルギー変換効率注1)19%以上の
高効率ペロブスカイト注2)太陽電池を
用いて発電メカニズムを解析し、
電流が発生する効率はほぼ100%であり、
電圧も理論限界にまで向上可能なことを
明らかにしました。
 
 ペロブスカイト太陽電池は、
材料溶液を印刷することで容易に
作製できるため生産コストの大幅な低減
ができる太陽電池として期待されています。
 
 最近では20%以上の
高いエネルギー変換効率が報告され、
次世代太陽電池の有力候補として
注目を集めています。
 
 しかし、発電特性にばらつきが多く、
測定条件によって素子特性が変わる
ヒステリシス注3)という現象を
示すため、素子構造と発電特性の関係を
定量的に研究することができない
という課題がありました。
 
 大北准教授らは、比較的平滑で緻密な
ペロブスカイト膜の製膜法を用いて、
エネルギー変換効率19%以上でかつ、
ヒステリシスが小さい
ペロブスカイト太陽電池を再現性良く
作製することに成功しました。
 
 さらにこの素子を用いて解析したところ、
電流については、変換ロスはほとんどない
ことが分かりました。
 
 一方、電圧については、電流の担い手
である電荷キャリアを捕捉するサイト
(トラップ注4))を介した電圧ロスが
存在することが分かりました。
 
 このことから、トラップの密度を
単結晶ペロブスカイト程度にまで減らす
ことができれば、開放電圧注5)を
理論限界近くにまで向上できることが
明らかになりました。
 
 今回の研究成果により、
ペロブスカイト太陽電池の発電特性を
理論限界近くにまで向上させるための
設計指針が明らかになり、
シリコン太陽電池に匹敵する
ペロブスカイト太陽電池の開発が
期待されます。
 
 本研究は、京都大学 大学院工学研究科
のキム ヒョンド 博士後期課程学生、
辨天 宏明 助教、伊藤 紳三郎 教授と
共同で行ったものです。
 
 本研究成果は、2015年12月8日
(英国時間)に独国科学誌
「Advanced Materials」
のオンライン速報版で公開されます。
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 素晴らしい報告ですね。
 
 つい先日、有機薄膜太陽電池の報告を
投稿しましたが、
今回はペロブスカイト太陽電池です。
 
 かなり実用レベルに近づいて来たよう
です。
 
 上手く行けば、有機薄膜太陽電池より
高効率で、安価な太陽電池が製品化
されることになるかも知れません。
 
>今回考慮したトラップを介した
>再結合以外の新たなロス機構が
>関与する可能性もありますが、
>一つ一つ解決していくことで、
>シリコン太陽電池に迫る
>エネルギー変換効率25%の
>ペロブスカイト太陽電池の実現が
>期待されます。
 
 期待したい。
 いつ頃になるかな?

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2015年12月 7日 (月)

医療廃棄物の親しらずをiPS細胞バンクに、岐阜大の手塚准教授が推進中

2015年12月04日 irorio
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岐阜大学の手塚建一准教授
(再生医科学)のグループが、
抜いた歯を活用したiPS細胞バンクづくり
を進めていることが分かった。
 
 朝日新聞の報道によると、iPS細胞を
使った再生医療では、患者の免疫
(白血球の型)による拒絶反応が
課題になっているとのこと。
 
 そのため拒絶反応が起きにくい細胞を
14種類ほど集めることで、
日本人の50%に対応できる細胞バンクを
作ることが可能としている。
 
 この時、ベースとなる細胞集めに使う
のが、抜歯をした親しらずや、
生え変わりで抜ける乳歯だ。
 
 記事では、手塚准教授の
「歯の細胞は扱いやすく、増やしやすい
のが強み。
 
 拒絶反応の起こりにくい細胞を
速やかに供給することが我々の使命だ」
のコメントを掲載している。
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 良さそうです。応援したい。
 
>日本人の50%に対応できる細胞バンク
>を作ることが可能
 って素晴らしいですよね。

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乳児用液体ミルク「国内にも」…研究会発足、提言提出へ

 
2015年12月5日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 衛生的で使いやすいと海外では普及して
いるものの、日本では法令上、製造販売が
認められていない「乳児用液体ミルク」の
国内流通を目指す研究会が8日、発足する。
 
 横浜市の母親の活動が広がり、
飲料パックメーカー、流通など幅広い
事業者がメンバーになる。
 
 まずは流通できるよう規制改革を求める
提言をまとめ、約1万2000筆の
インターネット署名と共に内閣府の
規制改革会議に提出する。【山田泰蔵】
 
 乳児用液体ミルクは、無菌状態で
ボトル詰めされ、そのまま飲ませられる。
 
 外出時でも衛生的に持ち運びでき、
長期保存も可能。
 
 粉ミルクを溶く湯の確保やボトルの
消毒が難しい災害時にも有用性が高く、
東日本大震災では海外から支援物資
として届けられた。
 
 流通が認められるまでには、
内閣府食品安全委員会による安全性の確認
など多くの壁があるが、末永さんは
「国内では乳児用液体ミルクの存在自体
知らない人が多い。
 
 まずは知ってもらい、消費者から声を
上げることが第一歩になるはず」と
意気込んでいる。
 
 署名サイト
https://www.change.org/p/babyformulaforjapan
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 良いと思うのですが、何故日本で、認め
られないのでしょうか?
 
 日本の製造業者の技術はけっして海外に
劣らないはず。不思議。
 
 便利で利点が多と思うのですが、、

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潰瘍性大腸炎に期待の治療法 健常者の便を移植

2015/12/6 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 病気の人の腸に健康な人の便を移植する
「便移植療法(FMT)」。
 
 潰瘍(かいよう)性大腸炎などの
難病に対する新治療法として2014年から
臨床研究が始まり、関係者の注目を
集めている。
 
 FMTは、生きた腸内細菌の塊である便を
患者の腸に直接移植する治療法だ。
 
 便を移植するという治療法自体は
以前からあったが、13年にオランダの
研究結果が米国の医学雑誌に報告され、
がぜん注目を集めるようになった。
 
 というのも、抗菌剤の長期使用で
起こる偽膜性大腸炎に9割以上の
治療効果があったからだ(グラフ)。
 
 これを受け、潰瘍性大腸炎などの
治療にも応用されるようになった。
 
 やり方はシンプルだ。
 
 患者の家族などから提供された便を、
生理食塩水で溶かしてフィルターで濾す
などの処理を施し、大腸内視鏡を使って
患者の腸内に注入する。
 
 これに先立ち、3種類の抗菌剤を
2週間服用しておくのが順天堂方式だ
(図)。
 
 「抗菌剤によって腸内細菌の大半が
いなくなる。
 
 そこに便提供者の膨大な数の腸内細菌が
入り込み、腸内環境が劇的に変わる。
 
 FMT単独より、抗菌剤を併用したほうが
治療成績がいい」と石川助教。
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 便移植の研究を実施する医療機関が
掲載されています。参考にどうぞ、
 
 良さそうですよね。
 まだ日本では始まったばかり、
成績を見守りましょう。
 
 私が取り上げた投稿はこれです。
平成27年 5月 7日
千葉大学医学部附属病院
 
 抗生物質の使用など腸内細菌叢の
バランスを崩すような治療は注意が
必要です。
 
 最近、除菌、除菌と騒ぎすぎだと
思います。共生しているのだから、
そのことは考慮しないとおかしなこと
になる。(もちろん除菌すべき菌は
いるのだと思いますが、)
 
 「糞便移植療法」は難病などの治療に
有効そうですね。
 
 良い腸内細菌叢はどういう環境で
創られるのか?
 そういう研究結果も知りたいです。
 
 幼い頃にある程度雑菌のある環境に
いること(どういう環境が良いか
については研究が必要)が良い結果を
生むかも知れません。

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2015年12月 6日 (日)

骨粗しょう症防ぐ遺伝子を発見 新薬開発に期待

2015年12月3日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京医科歯科大学大学院医歯学
総合研究科の江面陽一(えづら よういち)
准教授、野田政樹(のだ まさき)教授ら
の研究チームが、骨粗しょう症を防ぐ
遺伝子の一つを発見したと、
このほど米科学アカデミー紀要電子版に
発表した。
 
 これまで未解明だった発症の仕組みを
明らかにし、高齢化時代で患者が
増えている骨粗しょう症に有効な
新薬開発につながると期待されている。
 
 研究チームによると、骨の内部では、
「破骨細胞」と呼ばれる細胞が古い骨を
吸収、欠損部ができる。
 
 次にその部分に「骨芽細胞」と
呼ばれる細胞が移動して欠損部を修復して
新しい骨ができる。
 
 こうして骨は絶えず作り変えられ
ている、という。
 
 研究チームは、「Nck」という細胞の
骨格と細胞移動を制御する遺伝子が、
骨の作り変えメカニズムに関係している
と考え、マウスで実験した。
 
 培養したマウスの骨芽細胞で
Nck遺伝子の機能を抑えると、
骨芽細胞の動きが鈍くなった。
 
 またマウスの大腿(だいたい)骨の
骨芽細胞でNck遺伝子が機能しない
ようにすると、骨粗しょう症の状態に
なった。
 
 これらのことから、Nck遺伝子が
骨の修復を担う骨芽細胞の働きに必要で、
この遺伝子が骨粗しょう症を防ぐ働きを
していることを確認した、という。
 
 骨粗しょう症は、骨に小さな穴が
できてもろくなる病気で、症状が進むと
転んだだけでも骨折する。
 
 また、背中が曲がる原因になり、
介護が必要な寝たきりになるケースも多い。
 
 性ホルモンの「エストロゲン」が減ると
骨芽細胞の働きが弱まる、と考えられて
いたが、発症や症状が進む
詳しいメカニズムは分かっていなかった。
 
 国内では、未受診者を含めると
患者は1,100万人以上と推定され、
高齢女性が多い。
 
 
東京医科歯科大学プレスリリース
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>本研究成果は、骨粗鬆症の病態の
>新たな理解に寄与することや
>個々の患者様において異なる骨粗鬆症の
>発症や薬剤への応答性の評価などの
>将来的な理解に寄与する可能性が
>あります。
 とのこと。
 
 骨粗しょう症は、高齢女性に多く、
患者は1,100万人以上と推定されるそう
です。
 
 この発見が直ちに新薬の開発につながる
ものでは無いようですが、このことを
手がかりとしてさらに解明されることを
期待したい。

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有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に~新材料開発で光エネルギー損失低減に成功~

平成27年12月2日
科学技術振興機構(JST)
理化学研究所
京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○塗布型有機薄膜太陽電池(塗布型OPV)
 の実用化には変換効率の向上が
 課題となっている。
 
○新しい半導体ポリマーの開発により、
 塗布型OPVの光エネルギー損失が
 無機太陽電池並みまで低減に成功した。
 
○塗布型OPVの高効率化の起爆剤
 になると期待できる。
 
 
-----
 JST 戦略的創造研究推進事業
において、理化学研究所 創発物性科学
研究センターの尾坂 格 上級研究員、
瀧宮 和男 グループディレクターと
京都大学 大学院工学研究科の大北 英生
准教授らの共同研究チームは、
新しく開発した半導体ポリマー注1)を
用いることで、有機薄膜太陽電池(OPV)
注2)の光エネルギー損失注3)を
無機太陽電池並みまで低減することに
成功しました。
 
 OPVは半導体ポリマーを
プラスチック基板に塗って薄膜化すること
で作製できるため、コストや環境負荷を
抑えることができます。
 
 また、大面積化が容易であるうえに、
軽量で柔軟という現在普及している
無機太陽電池にはない特長を持つ
次世代太陽電池として注目されています。
 
 OPVの実用化にはエネルギー変換効率
(太陽光エネルギーを電力に変換する効率)
の向上が最重要課題です。
 
 しかし、一般的にOPVは
光エネルギー損失が0.7~1.0eVと
無機太陽電池(0.5eV以下)
に比べて大きいため、吸収できる
太陽光エネルギー(バンドギャップ)に
対して出力できる電圧が無機太陽電池に
比べて小さく、高効率化の妨げに
なっていました。
 
 研究チームは、新しく開発した
半導体ポリマー「PNOz4T」を
用いることで、OPVの光エネルギー損失
を無機太陽電池並みの約0.5eVまで
低減しました。
 
 加えて、エネルギー変換効率も最大で
9%とOPVとしては非常に高い値を
示しました。
 
 これほど光エネルギー損失が小さい
うえに、高いエネルギー変換効率を示す
OPVはこれまでに報告がありません。
 
 また、PNOz4Tの薄膜を分光法
により詳細に解析したところ、薄膜を
改善することで、エネルギー変換効率が
さらに向上する余地があることが
分かりました。
 
 本研究で開発したPNOz4Tの性質を
最大限に引き出すことができれば、
OPVのエネルギー変換効率は
実用化レベルの15%程度まで向上する
可能性があります。
 
 さらに改良を加えることで、
2016年度末での12%達成を
目指します。
 
 本研究成果は、2015年12月2日
(日本時間)に英国のオンライン科学誌
「Nature
 Communications」に
公開されます。
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 有機薄膜太陽電池の話題は、
いろいろ出て来ていましたが、実用化
にはいまいちの所かな?
 
 と思っていましたが、いよいよ実用化
が目前のよう。
 
 エネルギー変換効率、損失とも
無機太陽電池並に近づいて来ている
ようです。
 
 大面積化が容易であるうえに、
軽量で柔軟と言うのは良いですね。
 
 寿命はどうなんでしょう?
 価格は?
 気になりますね~
 
>2016年度末での12%達成を
>目指します。
 とのこと。
 
 期待しましょう。

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2015年12月 5日 (土)

弱い光も利用する フォトンアップコンバージョン

2015年12月2日 サイエンスニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
 実現出来ると良いのですが、
 
 この投稿のことですね。
2015年6月11日
 
 実用化に期待しています。

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より高い超伝導臨界温度を実現する物質設計に新指針

室温超伝導を目指して-
2015/12/01 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)創発物性科学研究
センター強相関量子伝導研究チームの
山本文子客員研究員、強相関物性
研究グループの寺倉千恵子技師、
十倉好紀グループディレクターと、
産業技術総合研究所(産総研)電子光
技術研究部門の竹下直主任研究員の
共同研究グループは、高温超伝導銅酸化物
の高圧力下電気抵抗測定の結果から、
より高い超伝導臨界温度を実現する
物質設計に新たな指針を示しました。
 
 共同研究グループは、現在、大気圧下で
最も高いTc(現時点でマイナス140℃程度)
を示す高温超伝導銅酸化物のTcを
さらに上昇させようと試みました。
 
 超伝導物質に高い圧力をかけながら
その電気抵抗を測定し、圧力による
Tcの変化を調べました。
 
 その結果、大気圧で最も高いTcを示す
化学組成よりも、ホール(正孔)などの
キャリアの少ない組成のほうが、
高圧力下でより高いTcになることが
明らかになりました。
 
 このことは、小さい元素への置き換えや
薄膜化などによって擬似的な圧力が
実現できれば、大気圧下でも、
よりTcの高い超伝導体が得られる
可能性があることを示します。
 
 今回、共同研究グループが見いだした
知見は、今後の新しい超伝導物質開発の
新たな指針となりうるものです。
 
 もし、Tcを室温レベルまで引き上げる
ことができれば、エネルギーロスを
極限まで抑えた“超省エネルギー社会”が
実現できます。
 
 本研究を受けて、今後、精力的な
新超伝導材料開発が加速すると期待
できます。
 
 本研究の一部は、独立行政法人
日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究
(B)「制御された異方的超高圧力下の
物理」(研究代表:竹下直)および
同補助金基盤研究(B)「高圧力磁気測定
の技術開発がもたらす磁性・超伝導材料
研究のブレイクスルー」(研究代表
:美藤正樹)の助成を得て行われました。
 
 成果は、英国のオンライン科学雑誌
『Nature Communications』
(12月1日付け:日本時間12月1日)に
掲載されます。
--------------------------------------
 
 画期的な指針だと思います。
 
 良いヒントになりそうです。
 
>大気圧で最も高いTcを示す
>化学組成よりも、ホール(正孔)
>などのキャリアの少ない組成のほう
>が、高圧力下でより高いTcになる
>ことが明らかになりました。
 
 考えても見なかったこと?
 
 これを機会にいろいろな角度から
見直す必要がありそうですね。
 
 常温超伝導の実現はまだまだ先の
話しになると思いますが、挑戦に期待
しています。

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2015年12月 4日 (金)

肝細胞がんで活性化するレトロウイルス由来のRNA-肝細胞がんの病態解明、診断マーカーへの応用に期待-

2015年10月29日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ヒトとウイルスには、切っても切れない
深い関係があります。
 
 私たちがウイルスの存在を思い知る
のは、まず感染症にかかったとき。
 
 軽い風邪や流行性のインフルエンザなど
は、一過性のウイルス感染が原因です。
 
 そして、慢性的な感染が問題となる
病気の一つが肝臓がん。
 
 肝臓がんの大半は、肝臓の細胞ががん化
する「肝細胞がん」で、主な原因が
肝炎ウイルスへの感染であることが
分かっています。
 
 病原体としてのウイルスは、外界から
私たちの体に入り込み、細胞の中で
増えて、また外に出て行くことで
感染を広げていきます。
 
 ヒトの長い進化の過程でこのような
ウイルス感染が繰り返された結果、
私たちのDNAの中には、ウイルスが
入り込んだ痕跡であるウイルス由来の配列
が多数含まれることになりました。
 
 その中で最も多く見つかるのが、
レトロウイルスと呼ばれるRNAウイルス
の仲間に特徴的な配列です。
 
 レトロウイルスはエイズの原因である
ヒト免疫不全ウイルスを含む怖い
ウイルス群ですが、ヒトゲノムに残る配列
は断片化して機能しておらず、
病気を起こさないかわりに何の役にも
立たない存在と思われていました。
 
 しかし、理研の研究チームが
ヒトゲノムで機能している可能性のある
配列を徹底的に調べたところ、
実はレトロウイルス由来の配列も
転写されて、RNAが作られていることが
分かってきました。
 
 ただし、遺伝子配列から転写された
RNAがタンパク質を作るのに対し、
レトロウイルス由来の配列はタンパク質の
情報を持たないため、その機能が
よく分かりません。
 
 そこで、2つの異なる細胞で発現する
RNAを比較して、どちらでどのRNAが
多いかなどの情報を手がかりに研究を
進めています。
 
 今回、理研の研究チームは、
正常な細胞と病気の細胞の違いを調べる
ために、肝細胞がんにかかった患者の
肝臓組織から正常細胞とがん化した細胞
を取り出して、そこに含まれるRNAを
比較しました。
 
 その結果、がん細胞では正常細胞に
比べて、レトロウイルス由来の配列が
多くRNAに含まれていることが
分かりました。
 
 また患者ごとの症状で比較すると、
がんの悪性度が高いとこれらのRNAの量
も多く発現していました。
 
 肝細胞がんの特徴の一つとして、
レトロウイルス由来の配列が盛んに
転写されていることを示す発見であり、
肝細胞がんを診断するための指標
(マーカー)として応用できるかも
しれません。
 
 一方、レトロウイルス由来の配列が
転写されることが、がん化の原因なのか、
それとも結果なのかはまだ分かりません。
 
 私たちの細胞に残された
「内なるレトロウイルス」が、
現在も活動している「肝炎ウイルス」と
どのように関わっているのか、
解き明かしていきたいと考えています。
 
 
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 レトロウイルス由来の配列は肝細胞がん
を診断するための指標(マーカー)として
応用できるかもしれませんね。
 
>私たちの細胞に残された
>「内なるレトロウイルス」が、
>現在も活動している「肝炎ウイルス」と
>どのように関わっているのか、
>解き明かしていきたいと考えています。
 
 研究はこれからが始まりということ
のようです。
 
 どんな結果が待っているのか期待して
待ちましょう。

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2015年12月 3日 (木)

FOP変異型受容体を介して、アクチビンAがBMPシグナルを活性化する~FOPの異所性骨形成における新たなメカニズムを発見~

平成27年12月1日
京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)
科学技術振興機構(JST)
日本医療研究開発機構(AMED)
大日本住友製薬株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○進行性骨化性線維異形成症
 (Fibrodysplasia
 Ossificans
 Progressiva; FOP)
 患者さんから作製したiPS細胞を
 用いることにより、通常では他の
 シグナルを伝達するアクチビンAが、
 疾患細胞ではBMPシグナルを異常に
 伝達し、異所性骨形成を促進すること
 を明らかにした。
 
○アクチビンA阻害剤がFOP治療薬と
 なる可能性が示された。
 
○疾患iPS細胞から作製した
 間葉系間質細胞を、
 アクチビンA発現細胞と共に
 免疫不全マウスに移植し、
 患者さん由来細胞を用いた
 異所性骨形成モデルの作製に
 世界で初めて成功した。
 
 
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 日野 恭介 共同研究員
(京都大学 CiRA/大日本住友製薬
株式会社 先端創薬研究所)、
池谷 真 准教授(京都大学CiRA)、
戸口田 淳也 教授
(京都大学 CiRA/再生医科学
研究所/医学研究科)らの
研究グループは、FOP患者さんから
作製したiPS細胞
(FOP-iPS細胞)を分化させて
作製したFOP患者さん由来細胞
(FOP細胞)を用いて、
本来別のシグナルを伝える分子である
アクチビンA注1)が、FOP細胞
ではBMP注2)シグナルを異常に
伝達し、骨軟骨形成を促進することを
示しました。
 
 FOPとは、筋肉や腱、靭帯など
本来は骨が出来てはいけない組織の中に
異所性骨とよばれる骨が徐々にできる疾患
です。
 
 原因は、BMP受容体である
ACVR1注3)の一部が突然変異
により変化して、BMPシグナルを
過剰に伝えるためと考えられています。
 
 研究グループはFOP-iPS細胞を
用いて、本来は別のシグナルを伝える
アクチビンAが、FOP細胞では
BMPシグナルを異常に伝達することを
突き止めました。
 
 さらにFOP-iPS細胞から作製した
間葉系間質細胞注4)を、
アクチビンA発現細胞と共に
免疫不全マウスに移植することで、
患者由来細胞を用いた異所性骨形成モデル
の作製に世界で初めて成功しました。
 
 これらの結果はアクチビンA阻害剤が
FOP治療薬の候補となる可能性を
示唆しており、異所性骨形成モデル
を用いて治療候補薬の効果を生体で
検証することが可能となりました。
 
 この研究成果は2015年11月30日
午後3時(米国東部時間)に
「Proceedings of the
 National Academy
 of Sciences
(米国科学アカデミー紀要)」で
公開されます。
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 素晴らしい。
 
>本研究では、FOP-iPS細胞を
>用いて、本来TGF-βシグナルを
>伝える分子であるアクチビンAが
>FOP細胞ではBMPシグナルを伝え、
>骨軟骨形成を促進することを
>明らかにし、このメカニズムが
>FOPにおける異所性骨化形成に
>大きく寄与している可能性を
>示しました。
 
>またこの結果は、アクチビンA阻害剤が
>FOP治療薬の候補となる可能性を
>示唆します。
 
>さらにFOP-iPS細胞から
>作製した間葉系間質細胞を、
>アクチビンA発現細胞と共に
>免疫不全マウスに移植することで、
>FOP患者由来細胞を用いた
>異所性骨形成モデルの作製に
>世界で初めて成功しました。
 
>このモデルを用いることで、
>FOPに対する薬剤の効果を
>生体で検証することが可能となり、
>治療薬のスクリーニングに
>役立つことが期待されます。
 
 FOP大変な難病だと思います。
 
 この結果を受けて一刻でも早く、
治療薬が開発されるよう祈っています。

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ミトコンドリア病に対する新規治療薬の開発 ‐新規化合物MA-5はミトコンドリア病モデルマウスの寿命を延長させる‐

2015年11月26日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院医学系研究科病態液性
制御学分野および医工学研究科分子病態
医工学分野の阿部 高明教授らは、
岡山理科大の林 謙一郎教授、
自治医科大(前神奈川県立こども
医療センター)の小坂 仁教授、
筑波大の中田 和人教授らの
研究グループとともに、難治疾患である
ミトコンドリア病の進行を抑える効果が
ある新規化合物MA-5を開発しました。
 
 ミトコンドリア病は、細胞内の
エネルギー産生工場ともいえる
ミトコンドリアに障害をきたした疾患で、
神経・筋、循環器、代謝系、腎泌尿器系、
血液系、視覚系、内分泌系、消化器系で
エネルギー(ATP)産生低下がおこり、
幼少期から非常に重篤な障害をきたす
希少疾患です。
 
 しかし、現在のところ厳密に効果がある
と確定された治療薬はありません。
 
 本研究において、阿部教授らは
腎臓病患者の血液中にATP産生亢進作用が
あるインドール化合物が含まれていること
を発見しました。
 
 さらに、その化合物の
誘導体ライブラリーをスクリーニングし、
新規化合物MA-5を発見しました。
 
 MA-5はミトコンドリア病患者由来の
培養細胞の細胞死を抑制し、
ミトコンドリア病態マウスモデルの
心臓・腎臓の呼吸を改善、
生存率を上昇させました。
 
 本研究の成果は、現在治療法のない
ミトコンドリア病に対し、
世界初かつ日本発の新しい治療薬の開発
となりうる発見です。
 
 現在、MA-5の安全性試験が
行われており、安全性が確認され次第
ミトコンドリア病患者の治験へ入る
予定です。
 
 今回の研究成果は、2015年11月25日
17時(日本時間26日7時)に
米国腎臓学会学術誌
Journal of the American Society of
Nephrology電子版に掲載されました。
 
 本研究は日本医療研究開発機構
(AMED)の支援を受けて行われました。
 
 
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 素晴らしい。
 
>本研究の成果は、現在治療法のない
>ミトコンドリア病に対し、
>世界初かつ日本発の新しい治療薬の
>開発となりうる発見です。
>現在、MA-5の安全性試験が行われて
>おり、安全性が確認され次第
>ミトコンドリア病患者の治験へ入る
>予定です。
 
 大いに期待したい。

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肝機能を改善へ細胞シート開発 板場助教研究グループ

2015年12月2日 日本海新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 鳥取大大学院医学系研究科
遺伝子医療学部門(汐田剛史教授)の
板場則子助教(37)の研究グループが、
病気の肝臓の表面に移植するだけで、
低下した肝機能が改善する肝疾患治療用の
細胞シートを開発した。
 
 ヒトの骨髄などの中に含まれる細胞を
利用しているため、がん化のリスクが
少なく、安全性が高いのが特徴。
 
 肝臓疾患への画期的な治療につながる
と期待される。
 
 研究結果は科学誌
「サイエンティフィック・リポーツ」の
電子版に掲載。
 
 現在、研究にかかる特許を米国と欧州で
申請している。
 
 今後は、効果の継続期間や慢性疾患に
対する有効性などを検証。
 
 ヒトへの応用には数年かかる見通し
だが、板場助教は「ドナーを待つ患者の
症状緩和や生存期間の延長など
広く肝疾患の治療ツールになる」と
話している。
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 細胞シートっていろいろ出来るの
ですね。
 
 今回のものが肝臓疾患への画期的な
治療につながると良いですね。
 
>ヒトへの応用には数年かかる
>見通しだが、
 
 と言っていますが、上手く行くように
祈ってます。

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2015年12月 2日 (水)

バイリンガルが認知機能に関連、脳卒中後のダメージに差 インド研究

2015年12月02日 あなたの健康百科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 認知機能といえば認知症の重大な要因
の一つだが、2カ国語以上を話す
「バイリンガル」であることが、
その認知機能に大きく影響することが
分かった。
 
 インド・ニザム医学研究所神経学の
スワルナ・アラジ准教授らは、
さまざまな文化を持つ人々が共生する
同国のハイデラバードの脳卒中患者を
調べた結果、単言語を話す
「モノリンガル」に比べ、
バイリンガルで脳卒中の後も認知機能が
正常だった割合が2倍以上に上ったと、
11月19日発行の米医学誌「ストローク」
(電子版)に報告した。
 
 アラジ准教授らは、2カ国語以上を話す
能力そのものよりも、2つ以上の言葉を
切り替える能力によるものではないかと
推測している。
 
"バイリンガルになれ"ではない
 
 今回の研究結果からは、
「モノリンガルよりもバイリンガルで、
脳卒中の後に認知機能が正常な割合が
高かった」ことが示唆されたが、
これは決して「2カ国語以上を話す能力が
認知機能に良い」ということに
つながるわけではない。
 
 研究が行われたハイデラバードには
さまざまな民族が暮らし、第1公用語の
テルグ語に加えてウルドゥー語や
ヒンディー語、英語など多くの言葉が
使われている。
 
 そうした日常的に話す相手によって
言語を切り替える習慣が、認知機能に
好影響を及ぼしている可能性が高い
という。
 
 この点について、アラジ准教授らは
「今回の研究結果は、モノリンガルの
人が他の言語を学ぶべきことを示すもの
ではない。
 
 若い時から知的な刺激のある活動の
習慣を持つことが、脳卒中による
ダメージから認知機能を保護することを
示唆している」と述べている。
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 興味深い研究ですね。
 
>若い時から知的な刺激のある活動の
>習慣を持つことが、脳卒中による
>ダメージから認知機能を保護すること
>を示唆している」と述べている。
 
 そうなのかな?
 
 そうだとすると研究者などは認知症に
なりにくいと言うことになるけど、
そうなのかな?
 
 詳細なメカニズムの探求が
求められます。
 
 認知症の防止は吃緊の課題です。

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ドライマウスに悩む人に光、根本的治療法を発見か―徳島大 低出力パルス超音波による治療

2015年10月30日 あなたの健康百科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 口の中が乾燥するドライマウス
(口腔=こうくう=乾燥症)。
 
 症状の軽重はあれ、この病気に
悩まされている人は、推定で800万人
近くとも3,000万人ともいわれている
(ドライマウス研究会より)。
 
 これまで対症療法しかなかったが、
徳島大学大学院医歯薬学研究部の学生、
佐藤南さん(口腔顎顔面矯正学)らは、
低出力パルス超音波(LIPUS)が
ドライマウスを改善する可能性があること
を突き止め、10月7日発行の英医学誌
「Arthritis Research & Therapy」
(電子版)に報告した。
 
 ドライマウスの根本的な治療法に
なるかもしれないという。
 
 佐藤さんらは、低出力パルス超音波
(LIPUS)の効果に着目。
 
 人間の唾液腺の細胞
(腺房細胞と導管細胞)を培養し、
体の中の炎症を引き起こす「TNFα」を
加えるものと、そうでないものに分けた。
 
 さらに、LIPUSを照射するグループと
そうでないグループに分け、細胞の数や
唾液の量を比較した。
 
 その結果、TNFα加えることで
著しく細胞数と唾液分泌量が減ったが、
LIPUSを照射したグループでは
それが回復していた。
 
 また、LIPUS照射グループでは、
正常な唾液の分泌に必要な
「アクアポリン5(AQP5)」という
物質の発現量が増えていたという。
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>LIPUSは口の中のような軟部組織の
>炎症を抑える効果もあることが
>分かりつつあるという。
 
 何事も炎症をおさえることが
大切なようです。
 
 ドライマウスの根本的な治療法に
繋がると良いですね。

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2015年12月 1日 (火)

コーヒーと前立腺がんに関連性

2015年11月30日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 コーヒーは人の前立腺がんのがん細胞の
働きに影響しているようだ。
 
 コーヒーはがんを防ぐ効果を発揮すると
報告されてきた
 
 研究グループは、慢性的な炎症と
コーヒーとの間の関係に注目している。
 
 炎症が続くと、前立腺がんの原因となる
と見られている。
 
 炎症が続くとき、転写因子と呼ばれて
いる体のシグナルのうち「NF-xB」という
ものの働きが高まっている。
 
 コーヒーは、PC3細胞で、NF-xBの働きを
抑えると分かった。
 
 動物実験とはいえ、コーヒーが
がん細胞を減らしている可能性も
ありそうだ。
 
 コーヒーのがん予防とも関係してくる
のかもしれない。
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 こういう具体的な研究成果が発表される
ことに意義がありますね。
 
 コーヒーは身体に良いという話しが
沢山ありますが、研究論文で発表されて
いるものは多分少ない。
 
 こういう情報などから信頼の出来る
ものを取捨選択して行くと良いかな
と思う。

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