食道がん治療シート発売へ セルシード 治験届提出、19年にも (1/2ページ)
2015.12.5 SankeiBiz
詳細は、リンクを参照して下さい。
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バイオベンチャーのセルシードは4日、
東京女子医科大学と共同で開発を進めて
いた食道がん治療向け「食道再生上皮細胞
シート」の治験届を3日付で
医薬品医療機器総合機構(PMDA)に
提出したと発表した。
2016年から2年間、臨床試験を
行い、17年末のPMDAの承認申請を
経て、早ければ19年にも発売する
見通しだ。
培養した細胞シートを食道内のがん細胞
を切除した場所に張り付け、傷跡を早期に
治癒させる。
食道がんの手術ではここ数年、内視鏡で
食道の表面を切除するケースが増えている。
ただ傷の治りが悪く、食道狭窄に
陥りやすいなどの課題を抱える。
治験では傷の治りやすさ、
狭窄の防止効果などを調べる。
セルシードは治験届提出に先立ち、
東京女子医大、長崎大学で合計20症例の
臨床試験を行った。
橋本せつ子社長は4日、東京都内で
会見し「いずれも経過は良好だった」
と話した。
細胞シートなどの再生医療製品では、
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
の自家培養表皮「ジェイス」が07年10月、
テルモのヒト(自己)骨格筋由来細胞シート
「ハートシート」が今年9月に厚生労働省
から製造販売承認を得ている。
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バイオベンチャー、大変だと思いますが、
頑張ってください。
良い成績が出て、予定通り承認されると
良いですね。
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