C型肝炎に特効薬 3カ月で完治、費用負担少なく
2015/11/1 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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状況が激変したのは2014年。
溝上センター長は「C型肝炎ウイルスが
試験管内で培養できるようになり、
新薬開発が加速した」と話す。
すでに5剤が発売されており、
その最新薬が2015年7月に承認された
「ハーボニー」だ。
これは同年5月に2a、2b型の治療薬
として発売されたソホスブビルに、
レジパスビルという成分を加えたもの。
1b型にも非常に高い効果を示す薬剤だ。
臨床試験では、初めて治療する患者
だけでなく、他治療で効果がなかった
人を含めても96~100%の人で
ウイルスが除去された。
1日1回、1錠を12週間飲むだけでよい。
「長期入院の負担や薬の副作用なしに
ウイルスを消失できる」と
溝上センター長は新薬の普及に期待する。
問題はこの領域の新薬の薬価が
1錠数万円以上と高額なこと。
患者負担が大きくなる不安があるが、
実は国全体で見れば肝がんを発症してから
かかる医療費を抑制できるメリット
がある。
そのため、2015年8月31日から
ハーボニーは医療費の助成対象となった。
助成対象となる治療期間は12週間で、
患者負担は市町村民税(所得割)課税
年額に応じて月1万円または2万円になる。
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Good Newsです。
>3カ月で完治
だそうです。殆ど全ての人が、
せっかく良い薬が開発され、助成対象
にもなっているようですから、
C型肝炎患者は積極的に検査を受けて
完治を目指してほしい。
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