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2015年11月 9日 (月)

天然由来の免疫抑制物質の完全化学合成に成功

2015/11/5 北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・ミクロネシアの海綿から発見された
 免疫抑制物質パラウアミンの
 完全化学合成を達成した。
 
・複雑な構造のため,多くの化学者が
 挫折してきた中で,日本初
(世界で2例目)の化学合成に成功。
 
・臓器移植を受けた患者の生存に不可欠
 である免疫抑制剤の,新たな開発に
 つながる成果である。
 
 
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研究成果の概要
 
 パラウアミン※1は,ミクロネシアの
西カロリン諸島近海に生息する海綿から
発見された天然有機化合物です。
 
 この化合物は,臓器移植患者の
拒絶反応予防に広く用いられている
免疫抑制剤シクロスポリンに匹敵する,
強力な免疫抑制活性を示すことから
世界的な関心を集めてきました。
 
 パラウアミンとその類縁体の
化学合成は,免疫抑制活性の
メカニズムを解明するために必須であり,
新たな医薬品の開発につながる社会的な
意義があります。
 
 パラウアミンの分子構造は,
1つの炭素環と5つの含窒素環が互いに
複雑に組み合わさった複雑なものであり,
数年前まで「最も合成困難な有機化合物」
と見なされていました。
 
 北海道大学の谷野圭持教授は,
徳島大学の難波康祐教授との共同研究
により,日本初(世界で2例目)の
パラウアミンの化学合成に成功し,
本合成品が強力な免疫抑制作用を示す
ことを確認しました。
 
 この研究成果は,11月4日付で
英国の科学誌
「ネイチャー・コミュニケーションズ」
電子版に掲載されます。
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 素晴らしいです。
 
>免疫抑制作用のメカニズムは不明
>とされており,その解明研究には
>パラウアミンと部分的に化学構造が
>異なる類縁体の供給が必要です。
 
>本研究成果は,世界で2番目
>(日本で初めて)となる化学合成
>ですが,パラウアミンと類縁体の双方を
>合成する新手法を提供するものであり,
>薬理学・医学研究への道を拓く重要な
>成果といえます。
 
 今後に期待したい。
 
 免疫抑制作用のメカニズム解明に貢献
出来ると良いですね。

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