一部の進行がんに新治療 IC阻害薬を臨床試験
2015年11月24日 中日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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これまで治療法のなかった一部の
進行したがんで、新しい治療法の臨床試験
が行われている。
人の体が持つ免疫の力を利用した
「免疫チェックポイント(IC)阻害薬」
で、抗がん剤が効かない場合でも、
がんが小さくなるなどの効果が出ている。
皮膚がんの一種の悪性黒色腫では、
すでに保険適用となった。
がん細胞の中には、免疫細胞の攻撃に
ブレーキをかけて増えるタイプがある。
IC阻害薬はこのブレーキを外す効果が
あり、免疫細胞ががん細胞を攻撃しやすく
させる。
IC阻害薬が使えるのは免疫にブレーキ
をかけるタイプのがんの患者に限られる。
うち、実際に目立った効果が認められる
のは「二~三割と高くない」(室部長)。
また、免疫のブレーキを外すため、
過剰な免疫反応を引き起こす。
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なるほど!
「免疫チェックポイント(IC)阻害薬」
最近話題になっていますが、
>実際に目立った効果が認められる
>のは「二~三割と高くない」
ちょっと残念ですね。
万能薬は無いということです。
が、これまで救えなかった人を救うこと
が出来るようになったのは素晴らしいこと。
しかも、治療効果の出る人には画期的な
威力を発揮する。
免疫療法には大いに期待したい。
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