« 黄色ブドウ球菌を標的とする新しい手法 | トップページ | コーヒーと前立腺がんに関連性 »

2015年11月30日 (月)

筋肉を鍛えても「凝り」や「痛み」はなくならない

2015/11/30 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
■「使わない筋肉は緩む」ことなどない
 
 ごく普通の環境で生活している人
にとっては、むしろ逆の現象が起きて
います。
 使わないから緩むどころか、
筋肉は収縮してどんどん硬くなって
いくのです。
 
■強い筋トレはさらに凝りや痛みを増す
だけ
 
 じっとしている間も、自分では
使っているつもりのない筋肉には
一定の負荷がかかり続けているからです。
 その負荷とは、重力であり、
自分のカラダの重さです。
 さらに、カラダが姿勢を崩した状態で
居続けることにより、局所的に負荷が
かかります。
 その結果が肩凝り・腰痛です。
 
 ですから、ジムに通って激しい運動を
するのは逆効果以外のなにものでも
ありません。
 激しい運動は、筋肉に強い負荷を
かけることになり、さらに筋肉を収縮する
結果になってしまうからです。
 筋肉はますます硬くなって、肩凝りや
腰痛の痛みはむしろ拡大することさえ
あるのです。
 
■大切なのは筋肉のバランス
 
 筋肉というのは裏表の引っ張り合いで
働きます。
 つまり、一方の筋肉が縮めば、
もう一方が緩むという関係になって
います。
 
 裏表の関係で曲がった手足は元の位置に
戻るのですが、その使用頻度や強度が高く
なってくると、少しずつ疲労が蓄積され、
完全に元の状態に戻り切らず、縮んだまま
になっていきます。
 
■筋肉の裏と表の関係を知らなければ
凝りは解消しない
 
■「本当にカラダにいい」運動とは?
 
 見栄えを良くしようとして腹筋を
6個に割るとか、大胸筋や上腕二頭筋を
大きくしてたくましいカラダをつくろう
とするのは
(個人の好みなので自由ですが)、
それがカラダにとってはいいことでは
ないことを理解してほしいと思います。
 
■凝りにくい筋肉をつくる近道
――肉体バランスのセルフチェック
 
 凝りや痛みが生じにくいカラダにする
方法はシンプルです。
 前後左右のバランスがとれていれば
いいのです。
 前かがみの姿勢が続いたらときには
カラダをそらすようにする、
右手ばかりを酷使したら左手も動かす、
くつ底の左右の減りが不均等ならば
歩き方を考える
─そうした意識を普段からもつことが
大切です。
---------------------------------------
 
 なるほど、バランスが大事なんですね。
 
>前後左右のバランスがとれていれば
>いいのです。
>前かがみの姿勢が続いたらときには
>カラダをそらすようにする、
>右手ばかりを酷使したら左手も動かす、
>くつ底の左右の減りが不均等ならば
>歩き方を考える
>─そうした意識を普段からもつことが
>大切です。
 
 そうしましょう。

|

« 黄色ブドウ球菌を標的とする新しい手法 | トップページ | コーヒーと前立腺がんに関連性 »

健康に関連するニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 筋肉を鍛えても「凝り」や「痛み」はなくならない:

« 黄色ブドウ球菌を標的とする新しい手法 | トップページ | コーヒーと前立腺がんに関連性 »