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2015年11月24日 (火)

夢のスイッチが見つかった!? 日本の最新研究が明らかにしたレム睡眠の「謎」

2015年11月 CIRCL
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 眠らない生き物などいないことは
誰でも知っている。
 
 では、レム睡眠とノンレム睡眠の
区別があるのはどんな生物種か
ご存じだろうか?
 
 生物界全体で見れば、睡眠に区別がある
人間の方が実はマイノリティなのだ。
 
 レム睡眠が「なんのために」あるのかは
いまだに謎で、昔から多くの研究者が
この問題に取り組んでいる。
 
 そしてこのたび日本の研究チームが
見つけたのは、レム睡眠とノンレム睡眠の
切り替えスイッチだ(※2)。
 
 レム睡眠が起こらないようにすると
「デルタ波」が消えることが分かった。
 
 デルタ波とは0.5~4ヘルツの
ゆっくりした振動の脳波で、
ノンレム睡眠中に多く現れる。
 
 デルタ波が出ているときは特に深く
眠っているときで、乳児に多く
見られるのも特徴だ(※4)。
 
 ノンレム睡眠中は「記憶」を増強
している時間といわれ、デルタ波も
記憶の固定に何らかの関わりがあると
考えられている。
 
 逆にレム睡眠が増えるとデルタ波も
増えていた。
 
 どうやらレム睡眠はデルタ波の調節に
関わっているらしい。
 
 テスト前などで丸暗記した記憶を
確かなものにしたければ、レムとノンレム
を規則正しく繰り返す睡眠活動が何よりも
重要というわけだ。
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 なんと睡眠の研究は始まったばかり
のようです。
 
 殆ど何もわかっていない。
 
 何故、夢を見るのか?
 何故、眠らないと死んでしまうのか?
 何故、レム睡眠とノンレム睡眠が存在
するのか?
 
 わからない事だらけです。
 
 これからの研究に期待しましょう。
 どういう展開が待っているのか
楽しみです。

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