夢のスイッチが見つかった!? 日本の最新研究が明らかにしたレム睡眠の「謎」
2015年11月 CIRCL
詳細は、リンクを参照して下さい。
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眠らない生き物などいないことは
誰でも知っている。
では、レム睡眠とノンレム睡眠の
区別があるのはどんな生物種か
ご存じだろうか?
生物界全体で見れば、睡眠に区別がある
人間の方が実はマイノリティなのだ。
レム睡眠が「なんのために」あるのかは
いまだに謎で、昔から多くの研究者が
この問題に取り組んでいる。
そしてこのたび日本の研究チームが
見つけたのは、レム睡眠とノンレム睡眠の
切り替えスイッチだ(※2)。
レム睡眠が起こらないようにすると
「デルタ波」が消えることが分かった。
デルタ波とは0.5~4ヘルツの
ゆっくりした振動の脳波で、
ノンレム睡眠中に多く現れる。
デルタ波が出ているときは特に深く
眠っているときで、乳児に多く
見られるのも特徴だ(※4)。
ノンレム睡眠中は「記憶」を増強
している時間といわれ、デルタ波も
記憶の固定に何らかの関わりがあると
考えられている。
逆にレム睡眠が増えるとデルタ波も
増えていた。
どうやらレム睡眠はデルタ波の調節に
関わっているらしい。
テスト前などで丸暗記した記憶を
確かなものにしたければ、レムとノンレム
を規則正しく繰り返す睡眠活動が何よりも
重要というわけだ。
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なんと睡眠の研究は始まったばかり
のようです。
殆ど何もわかっていない。
何故、夢を見るのか?
何故、眠らないと死んでしまうのか?
何故、レム睡眠とノンレム睡眠が存在
するのか?
わからない事だらけです。
これからの研究に期待しましょう。
どういう展開が待っているのか
楽しみです。
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