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2015年10月 4日 (日)

革新材料・グラフェンの大量生産に大きな指針―電子レンジとイオン液体で高速、高効率なグラファト剥離に成功―

2015.08.21 東工大ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 1原子分の厚さしかない2次元炭素シート、
グラフェンは導電性、機械的強度、
熱伝導度などの物性を異次元の高さで
併せ持つ、「奇跡の材料」
(“the miracle material”)として
多大な注目を集め続けている。
 
 近年、このグラフェンを用いた
基礎・応用研究を通じて既存の技術を
圧倒的に凌駕する数々の成果が報告
されている。
 
 しかしながら、グラフェンが発見
されてすでに10余年が経つにも関わらず、
グラフェンの恩恵は現段階においては
研究室の外まで広がっていない。
 
 これは高品質グラフェンの大量生産法
が確立されていないためである。
 
 今回、東京大学大学院工学系研究科
化学生命工学専攻の相田卓三教授
(理化学研究所 創発物性科学研究センター
副センター長兼任)、
同大学院工学系研究科の松本道生大学院生、
東京工業大学資源化学研究所の
福島孝典教授らの研究グループは、
新しく合成開発したイオン液体と
マイクロ波の組み合わせを用いることで、
30分という短時間に天然グラファイト
(グラフェンの積層体)を1層、
1層のグラフェンへと破格に高効率
(単層グラフェン選択性:95%)に剥がす
手法を開拓した。
 
 この手法では原料グラファイトに対し
生成物であるグラフェンを93%という
高い効率で回収することが可能で、
さらに得られるグラフェンは構造欠陥を
ほとんど含まず、また、剥離が完全に
進行しないがゆえに生成される複層物の
グラフェンによる実験汚染も少ない
ことを明らかにした。
 
 本研究によって示されたグラファイトの
破格な高効率剥離法は、より複雑・高機能
なナノ構造体に関する科学技術の進歩と
次世代エレクトロニクス分野での応用に
大いに貢献すると期待される。
 
 なお本研究は、
総合科学技術・イノベーション会議の
革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)
により、科学技術振興機構を通して
委託されたものです。
 
プレスリリースは下記をどうぞ、
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 「グラフェンの大量生産へ向けた発展が
期待できる手法」だそうです。
 
>折り曲げ可能なディスプレーや
>ウエアラブルデバイスなどの
>次世代デバイスのコア材料として
>期待されるグラフェンを研究室の中の
>技術に留めず、広く社会に使える技術
>として拡散させる基盤づくりをする
>ことは現在の科学技術における
>主要な命題の一つであり、
>本研究がその命題に対して大きな指針
>を与えることが期待される。
 だそうです。
 
 期待しましょう。

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